もうすぐ!!ナイトライダーがやってくる!?

突然ですが、ナイトライダーって知ってますか?

アメリカの特撮ドラマで、日本では1987年1月から1990年2月まで放映されていました。
主人公が、人工知能KITT(キット)を搭載したドリームカー「ナイト2000」と共に事件を解決していくカーアクションドラマです。

ナイトライダーオープニング。

ナイトライダー戦闘シーン。

本日10月2日から開催されるCEATEC JAPAN2012!!

家電メーカーが新技術をお披露目するイベントです。
そんな、家電メーカーのためのイベントに、今回は自動車メーカーが多数参加
しているそうです。

車は、1960から70年代に点火装置が電子制御の物に代わってきました。
それから、約50年経つ現代では、車内部のほとんどをコンピュータによって制御
しています。

Apple社の元会長 故スティーブ・ジョブズは、iCarを創ることを夢見ていたという話もあるくらい、車とコンピュータ(家電)の境目はなくなりつつあります。

10月1日のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト:TV東京)で、そんなコンピュータと融合しつつある車が紹介されていました。


WBS(ワールド・ビジネス・サテライト:TV東京)のサイトです。
10月1日放送のCEATEC JAPAN2012を紹介した動画が掲載されています。

特に上リンク先動画の5分頃から紹介されている日産の車がすごいんです!!

何がすごいって、運転席に誰も乗ってなくても、車外からスマホで動かせるんです。

そして、極め付きが自動車庫入れ機能!
スマホのボタンをタップするだけで、自動的に車庫へ入ってくれるんです。

バックが苦手な私としては、早く実用化されてくれると嬉しいですね♪

こちらは、東京モーターショー2011での自動車庫入れの様子。

まだまだ、ナイトライダーのキットみたいに、会話したり自分の意志で走ることは
できませんが…。
でも逆に、車がキットみたいになっても困り者かもしれませんね。
通勤中に車とケンカして、走ってくれず出勤できなくなったりして(笑)

因みに、ナイトライダーは2008年に続編「ナイトライダーネクスト」が製作された
そうです。

パワーアップしたナイトライダー「ナイト3000」!
やばいです。

ナイトライダーネクストのPV。


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2012年中旬、勝手に映画ランキング その3

まずは「アジョシ」
「レオン」と「オールド・ボーイ」を足して2で割ったような、ウォンビン主演の作品。
これぞ、細マッチョと呼ぶにふさわしいウォンビンの肉体美をご堪能いただけます。

そして次は「ピザボーイ」
あの抱腹絶倒の「ゾンビランド」の監督と
ジェシー・アイゼンボーグが再びタッグを組んだ作品。
ぶっ飛び度は「ゾンビランド」にはかなわないけど、
コメディーとしてそこそこ楽しめました。
インド人ではないかと思われる相方が、とってもいい味だしてました。

そして掘り出し物の「グレート・ディベーター」
2007年に撮られたデンゼル・ワシントンが監督・主演した作品。
あまり期待をせずに観たんだけど、これがアタリでした。
デンゼル・ワシントンと同じくオスカー俳優である
フォレスト・ウィッテカーも共演していて、
重量級のガチンコ演技バトルは圧巻です。

さらにフォレスト・ウィッテカーの息子役が、
親子と思えるくらい似てて、あわてて名前をチェック!
すると、なんとデンゼル・ウィッテカーって名前。
マジでフォレステ・ウィッテカーの子どもかと思いきや、
フォレスト・ウィッテカー、デンゼル・ワシントン両名とも何の関係もないとのこと、
ややこしい。

そんな彼がこの映画のカギも握ってて、熱い演技してました。
デンゼル・ワシントンといえば、誰もが知る大物俳優。
今では、ちょっと頑張ればオスカーにノミネートされるのが当たり前になっているだけに、
彼が若い時、唯一飛んだり跳ねたりアクションしてた「リコシェ」って映画が
印象に残ってます。(たぶん題名合ってると思いますが……)
ちなみに、デンゼル・ワシントンはバスケットボールはセミプロ級の腕前だそうです。

話がそれてしまいましたが、次は「ラビット・ホール」
交通事故で1人息子を失った、夫婦の喪失感を繊細に描いています。
1つの現実に対して、夫婦でこれほどまでに捉え方、向き合い方が違うものなのか……。
「ダーク・ナイト」で顔が半分溶けちゃったアーロン・エッカートと
ニコール・キッドマンが、悲劇と葛藤しながら前向きに生きようとする夫婦を
見事に演じています。
映画全体の空気感がジメジメしてないから、余計にリアルに感じる。
監督の腕前がキラリと光る作品です。

以上が2012年中旬、おしい映画ラインナップですが、
ついでにもう1つ触れて置きたい作品「ウィンターズ・ボーン」

前評判が高かっただけに期待して観たのですが、
私的にはあまりオモシロイとは思えませんでした。
ところが、出演者の中にシェリル・リーの名前が!!
シェリル・リーといえば、「ツイン・ピークス」で
世界一美しい死体と称えられたあのお方。
残念ながらローラー・ポーマー役で一世を風靡したあの頃の面影はなく、
しっかりオバチャンになっていました。
あれから20年以上も経ってるから当然といえば当然ですが……。

ちなみに、最近の映画で美しいと思えた死体は、
(美しい死体というのも変な話しですが…)
「悪魔を見た」の小川でコロンと発見されたのが、キレイでした。

このままだと、変な終わり方になってしまいそうなので、お口直しに。
「永遠の僕たち」っていう作品で、あのデニス・ホッパーの息子が主演をやってます。
デニス・ホッパーといえば、「イージー・ライダー」と
「ブルー・ベルベット」が私のお気に入り。
「スピード」で知っている人の方が多いかもしれませんが……。
デニス・ホッパーがあんなクレイジー俳優になる前は、
ジェームス・ディーンの弟と呼ばれていたことだけあって、
息子さんも神経質そうなキレイな男の子でした。
ただハリウッドでこのままキレイだけで終わるハズはありません、
親父のDNAがいつ炸裂するか、これからの彼にご期待ください。

 


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笑わせ、考えさせてくれる科学

“イグノーベル賞”という賞をご存知ですか?

イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize) とは…
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞で、その名は、「ノーベル賞」と反語的な意味合いの接頭辞を加えたもじりであると共に、「卑劣な、あさましい」を意味する ” ignoble ” と掛けている(Wikipedia引用)
…という、なかなか変わった賞で、“科学モノ”と“変わりモノ”に弱い私は、毎年この発表を楽しみにしています。

そしてつい先日の20日、今年の授賞式が米ハーバード大学で開かれました。
化学賞、心理学賞、平和賞など、各部門で賞の名にふさわしい素晴らしい(面白い)発表が並ぶ中、特に異彩を放っていたのが、日本人2人が音響学賞を受賞した、おしゃべり妨害装置「スピーチジャマー」でした。

スピーチジャマーとは、特定の方向からだけの音を拾うマイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出すスピーカーを組み合わせており、話しかける人に向けるとその人の声を拾い、0.2〜0.3秒遅れて発話者に送り返すことで微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱し、話つづけられなくなるというもの。

動画の途中で、実際に使用している様子が紹介されています。

自分の声が遅れて届くというシンプルな仕掛けなのに、饒舌なリポーターの方でさえ黙らせてしまう威力。
体験してみないと分かりづらいですが、黙らせたり、黙らされたりしてみたいですね。

ちなみに、このイグノーベル賞の日本人の受賞は6年連続とのこと。
過去には、
「火災など緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気中のわさびの濃度発見と、これを利用したわさび警報装置の開発」や
「鉄道網など都市のインフラ整備を行う際、真正粘菌を用いて、輸送効率に優れた最適なネットワークを設計する研究」、
「ウシの排泄物からバニラの香り成分『バニリン』を抽出した研究」
など、タイトルを聞くだけで面白そうな研究(もちろん、中身は真面目なものですが)が数々続きます。

変わったもの好きな国民性ゆえかもしれませんが…こうしたかたちで高く評価されるのは、日本人としては嬉しいことですね。

これからも、“笑わせて、そして考えさせてくれる”素晴らしい研究を楽しみにしています。

イグノーベル賞受賞者の一覧(Wikipedia)

イグノーベル賞HP(英文ですが、楽しい授賞式の様子がご覧になれます)


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2012年中旬、勝手に映画ランキング その2

5月1~8月31日までに観た、映画(DVDも含む)ランキングの第2位は、

「この愛のために撃て」です。

ある日突然妻が誘拐され、犯人の要求に従うことになってしまった主人公。
マッチョでも男前でもない、その辺にいそうなオッサンが、
妻の奪還を目指して孤軍奮闘するが
警察も絡んだ悪の組織に狙われることになってしまう。

はたして無事に妻を取り戻すことができるのか!!

そんな追っかけたり、追い詰めたりが絶妙のテンポとスリルで描かれています。
フレッド・カヴァイエっていう監督の作品なんですが、
デビュー作の「すべて彼女のために」(08)が話題を呼び、
ラッセル・クロウが主演し「スリーデイズ」のタイトルでハリウッドリメイクされました。
だからサスペンス・アクションはお手のモノとでもいいましょうか、
展開の早さと迫力ある追跡シーンはドキドキもので目が離せません。
90分を切る上映時間も好感が持てましたね。

デビュー作の「すべて彼女のために」と比べれば多少見劣りしますが、
(デビュー作には、私のお気に入りのダイアン・クルーガーが出てますし)
今年の中旬だけで見れば、私の中では第2位です。

そして、第3位は「ワイルドスピードMEGA MAX」です。

シリーズ第5弾にもなるらしいのですが、
今までで一番面白かったんじゃないのかな~。
この映画は、細かい理屈にこだわって観てはいけません。
あんなデッカイ金庫なんか引っ張れるのかよ!!
なんて、微塵も思ってはいけません。
引っ張れるのです、引っ張れるから映像になっているのです。

また、大迫力のカーチェイスはもちろん、今回はブラジルのスラム街を舞台に
素の人間が走り回る、超人的な追いかけごっこも楽しめます。
シリーズのオリジナルメンバーである筋肉バカのヴィン・ディーゼルとカブってしまう、
もとプロレスラーのドウェイン・ジョンソンが新しく加わり、
キャスティングのマズさが見え隠れするものの、
そんなものを吹き飛ばすMAXなカーバトルでしっかりカバーしています。

スピード感、臨場感あふれるカメラワーク、練りに練ったカーチェイスの演出。
この3点に集中して、純粋に娯楽映画と割り切って観ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2012年中旬、勝手に映画ランキング

5月1日~8月31日までに観た映画(DVD含む)の中で、
私の偏った好みで選んだベストスリーを発表。

栄えあるNo.1は未来を生きる君たちへ」です。

デンマーク出身のスサンネ・ビアという監督が撮った、
2011年アカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞した作品。
暴力の連鎖の虚しさ、切なさがテーマで、
原題の「復讐」を邦題では「未来を生きる君たちへ」のタイトルに変更。
映画を観終わった後、久々に許せると思った邦題でした。

お話は「国境なき医師団」のデンマーク人医師である主人公が、
アフリカの紛争地で遭遇する理不尽な暴力と祖国に残した彼の息子が被るイジメ、
これらの暴力が時空を超えて連鎖し、登場人物それぞれの葛藤を静かに、
そして緊張感を持って描くというもの。
アフリカでの衝撃的な体験で心にキズを負った主人公が祖国に戻り、
その贖罪とばかりに子どもたちの前で毅然と暴力と向き合うシーンは、
父親目線で観ててとても痛々しかったです。

ここまで聞くと、どんだけ暗い映画なのって思いますよね。
それがラストに近づくと徐々にメッセージが伝わってくるんです。
具体的には何も言っていません、何も語ってないけど、
「混沌としたこのままの世の中じゃいけないよね」
「子どもたちに同じ苦悩を体験させたくないよね」
「だから未来を変えようよ」
「その答えはまだ見つかってないけど、希望はある…きっと」
なんて声が聞こえてくるんです。

優れたストーリー展開、テンポ、役者の演技、カメラワークが成せるワザなのか…
でも、やっぱいい映画って監督の感性が一番のキメ手ですね。
観終わった後にジワ~とメッセージが浸透してくる。
スザンネ・ビア監督の次回作は見逃せませんね~
と言いつつもう撮ってたりして……。

それでは第2位は、

と言いたいとこですが、2位以降は次回へ……

 


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希望の地図

あの忌まわしい3.11から1年と半年が経過。
重松清の「希望の地図」読みました。
冒頭、ノンフィクションなのかフィクションなのか不思議な感じに囚われ、
いつものように快調に読み進むことができませんでしたが、
疑問が晴れてからは、「こんな挑戦もアリかな」と納得して読むことができました。

あの震災で大きな被害を被った地域が舞台だけに、
ひとつひとつの描写にいつも以上に想像力を働かせ、
リアルな状況を思い浮かべようとじっくり読み進めました。
しかし、被災地を体験していない私は、
どうしても報道や新聞で見た映像や写真の範囲以内でしか、
状況を思い浮かべることができません。
そこには、気温があり、風があり、音があり、匂いがあるはずなのに、
情けないことにそれらを甦らせる術がないことを、
この本を読むことによって再認識させられました。

震災復興といえば、私共が日頃からデザイン制作に携わらせていただいている、
お得意様の取り組みに触れなければならないでしょう。

その会社は、震災発生から直ちに全社をあげて復興支援活動を開始されました。
まずは自己満足な支援にならないよう、「いま被災地では何が必要なのか」、
「どのルートで、どこに行けばいいのか」を慎重かつ迅速にリサーチ。
その上で、被災された方々が日々のお風呂に困っているとの情報を入手すると、
シャワーコンテナを造り、キャラバン隊を組織して各地で移動シャワーを提供。
また、岡山・東京をはじめ各地から有志を募り、現地の営業所と一体となって
炊き出しを行うなど、まさに役員、社員が一体となって現地に赴き、
マンパワーでの支援活動を何度も繰り返されています。

実際に活動に参加された方に現地の様子を伺ったところ、
「とてもヒドイ」、「想像を絶する状況だ」と教えてくれました。
このようなお得意様の真摯な取り組みは、
たくさんの被災者の心身を癒したことでしょう。

それに比べ、私共は僅かな義援金を寄付しただけで、人的支援が行えていません。
お得意様の支援活動に取り組む熱意やスケールの大きさを思うと、
自分たちの不甲斐なさを否応なしに思い知らされるコトとなりましたが、
そんなフラストレーションを緩和してくれたのもお得意様でした。

「来週から行ってきます」、「無事、昨日帰ってきました」、
身近な存在の方たちが前向きに支援活動に取り組む姿に、
なんとなく自分たちもかろうじて繋がることができてるのかな?と、
勘違いもはなはだしいのですが、少し救われたような気がしました。

この本で印象に残ったフレーズを少しだけ紹介。

「ぼくらは世界に対して無力さを感じることに負けてはいけない」

これは、コロンバイン高校銃乱射事件で生き残った一人が語った言葉。

そして、もう一つ

「そもそも希望とは与えられるものなのか、自分の外で光り輝いているものなのか。
さらにいえば、希望とは未来にあるものなのか?
そうではない、希望はいまの自分の中にある、きみの胸の奥には、
希望をたくわえる器が生まれたときから備わっているんだと僕は思う、
順風満帆の未来を照らす希望は「夢」「期待」「理想」と置き換えられる、
それももちろん大切なのだが、逆境に陥ったときに
初めてその存在に気づく、いまを乗り切るための希望についてーー」

これについての、詳しい内容はナイショです。

この本は言っています。
「夢」はなんの脈絡もなく想い描くもので、
「希望」は逆境に陥って苦しみの中から生まれるものだと。

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


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仏像ガール…ではないですが。

歴史的背景とか製造方法などについてはあまり詳しくないので
「仏像好き」と言うにはおこがましいのですが…
久しぶりに仏像の本を買ってウキウキしています(笑)

carta_2012盛夏号

 

「歴史群像 8月号別冊 CARTA 2012年盛夏号 」
発行:学研パブリッシング 価格:680円

 

 

 

完全保存版と銘打つだけあって、写真が美しいです。
写真は仏像写真の老舗、飛鳥園。
仏像めぐりのイロハから、仏像の歴史、印相や持物図解や仏像分類、
仏像の制作行程などなど、コアなファンから初心者まで楽しめます。
さらに、哲学者・日本史家 和辻哲郎著『古寺巡礼』の特典文庫付きと、
中身の充実したとても素晴らしい一冊です。
仏像のグラビア(?)を眺めてニヤニヤしている様は
ちょっと人様には見せられませんね(笑)
あー京都行きたい!

自分は職業柄、仏像を見る時は主に美術的興味(造形美)として見ていますが、
絵画においてもそうであるように、芸術を語るにはまず歴史から。
歴史を知れば、また違った景色が見えてくる。
そう思って色々読んではみるものの、
学生の頃の苦手教科は?と聞かれてトップ3に「歴史」を上げる自分にとっては
そうすんなりとは頭の中に入ってきてくれません。これはなかなかの苦行です(笑)
しかし わたし的に思うに、
仏像含め、これら宗教美術の本当の美しさを知るために何より重要な事は
「それを創った人々の祈り」を知る事じゃないかと思います。
入信すべしという事ではなく、宗教を信仰する人の心を汲み取るという事です。
近頃は空前の「仏像ブーム」だそうで、
以前、奈良は興福寺の国宝「阿修羅像」が東京・京都を巡回した際には
なんと来場者数159万人を動員したとか。
それらをきっかけに興味を持つ人が増えるのは喜ばしいんですが、中には礼節を欠く人も…
敷居を踏む人や仏像に触ろうとする人、無断で写真を撮る人…
土足で上がろうとする人もいるそうです。非常に残念な事ですよね。
本当に仏像を楽しむなら、まずは祈りを捧げる人の視線になってみる事です。
仏像は基本的に座った状態で目が合うように置かれています。
壁の絵なども同様に仏像の前に座ることでその構成の意図が分かるように作られたもの。
静かに手を合わせて挨拶をする。
しばらくの間 顔を眺めてみる。
たったそれだけでも仏像への感じ方が違ってくるはず。
仏像は美術品としてのみならず、祈りの対象だからこそ美しいのだと思うのです。

なんてちょっと通ぶってますけど、小さい頃は仏像が恐くて苦手だったんですよね。
何が恐かったかというと、世界的名画モナリザなどでも知られるあの微笑
「アルカイックスマイル」というやつです。
アルカイックスマイルというと「慈悲的で優しい笑顔」
と言われていますが、意味を調べてみると
『唇の両端がやや上向きになり、微笑を浮かべたようにみえる顔』(by.Wikipedia)
……………………………目は笑ってないんですよ。
それは見方を変えれば「狡猾な」ようにも見えるし「胡散臭く」もあり「怪しい」笑みでもあるわけです。
要するに「何考えてんだかわかんない」というのが子供心に恐かったんでしょうね。
とういうかですね、今でもちょっと苦手です(笑)
憤怒の顔をした仏像の目はその通り感情が見てとれるので別に何と言う事はないんですが、
アルカイックスマイルの、人間の感情を超越した微笑は
じっと見ていると、心の奥底まで見通されているような感覚に陥るんです。
きっと仏像の前に座って見上げるとき、
人それぞれ、その時々の心や感情に合わせていかようにも見えるように
非常に緻密に計算され、工夫されたデザインなんではないでしょうか。
人は本来、未知なるもの、自分の知らない世界に対して畏怖を感じるものです。
それと同時に神秘的なものへの憧れも併せ持っています。
だからこそ私は仏像の目に畏れを感じながらも惹かれるのでしょう。

 

 


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アウトドア

こんにちは。しゃていです。
毎回ブログが私事なのですが、この間のお盆休みに
友人たちと蒜山にキャンプに行ってきました。
蒜山はキャンプ場の近くに釣り堀や道の駅や牧場などのレジャー施設が
密集しているので、自然をたっぷり満喫できました。(^^)

最初釣り堀で釣った魚(たぶんヤマメとか)を塩焼きでいただきました。
ハラワタを取り除いたりとか塩の味付けは釣り堀のスタッフさんがやってくれるので、
生魚が苦手な人(自分)でも安心安全。焼きたてはすごく美味しかったです。

テントもスタッフの人があらかじめ組み立ててくれているので
至れり尽くせりだなあとか思っていましたが、このあと突然の夕立と雷が…。

このとき外でバーベキューの準備をしていたので
みんなびしょ濡れになりながら、急遽ウッドハウス(?)に避難。
バーベキュー用の炭が湿気ってしまって火をおこすのに2時間かかりました…。
でもちゃんとバーベキューできたのでよかったです。

↓ジャージー牛、思ってたより小さくて可愛かったです。
みんなでかわいいなあとか言いつつ、
このあとジャージー牛のソーセージを食べました。(ちょっとかわいそう)
チーズと一緒に食べるとさらに美味しかったです。

↓ハーブ園の近くにあったひまわり畑。
このあとまたもや夕立&カミナリ襲来。

もっといっぱい写真を撮りたかったんですが、ことごとく雨に邪魔され、
さらには迷子になるなどいろいろありましたが、すごく楽しかったです。
今回のようなちょっとした旅も刺激を受けるので、
いろんな経験が大切だなあと思いました。


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サッカー女子U-20W杯 開幕!

こんにちは、とっとこです。

メダル総数38個!
…という過去最高の快挙を成し遂げ、
先週、大盛況のまま閉幕したロンドン五輪。
連日連夜のメダルラッシュに日本国中が湧きましたね〜!!
今回はサッカーをはじめ、バレーや卓球、バドミントンなど
これまでメダルから遠ざかっていた球技種目の活躍がすごかったですね!
ほとんどの試合が日本時間の深夜に行われたのですが、
日本選手の熱いプレーに釘付けになり、興奮で寝てられなかったですね。(笑)

チームジャパンの皆様、
たくさんの感動…そして元気をありがとうございました!

そして、そして!
休む間もなく始まった、サッカー女子U-20W杯!
先日、第1戦目が行われ、日本はメキシコ相手に4-1の快勝で白星スタート!!

我らが湯郷Belleのカミソリウルフこと、横山久美選手!
鮮やかなミドルシュートを決め、さっそく魅せてくれました〜!!
シュート後のパフォーマンスには一部メディアで
「オレだ!オレだ!弾」ならぬ、「私よ!私よ!弾」と書かれていましたね。(笑)
しっかり世界にアピールできたのではないでしょうか!

宮間、福元両選手が大活躍したロンドン五輪では
決勝でアメリカに敗れたものの、銀メダルを獲得!
オリンピックのメダル獲得は今回が初で
女子サッカーの歴史の中でも素晴らしい快挙なのですが…
アメリカに敗れた直後、悔しさのあまりピッチに泣き崩れる宮間選手の姿を見て
改めてオリンピックにかける思いと目標の高さを感じさせられました。

横山選手も、普段見ることのない先輩の姿に驚き、刺激を受けたそうです。
“なでしこ”から“ヤングなでしこ”へと引き継がれた強い精神、
今大会でも発揮されることに違いないと思います!

明日のニュージーランド戦は19:20からキックオフ。
今回は自国開催なので、寝不足にならずに済みそうです…。

がんばれ、“ヤングなでしこ”!!

湯郷Belle選手イラストはこちら
湯郷Belle公認ブログはこちら


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カタルシス

この世知辛い世の中を生き抜くには、気晴らしが必要です。
それは、読書とて同じ。
小説にビジネス書に自己啓発モノ。
感動や知識や人生のヒントなど、
いつも何かを得ようとして本を読んでいると疲れます。

まぁ私の経験から言って、感動はまだしも、
今すぐ使えるノウハウや知識を慌てて求めても、
その答えの核心が記載されている本に巡り合うことは、
皆無といっていいほど超マレです。
だから、読書の基本はあくまでも気晴らしです。
そこで、気晴らし中の気晴らしと呼べる本をご紹介。

それは「人生を変える 修造思考 !」です

そう、ご察知の通り著者はあの超ポジティブキャラの松岡修造。
その気晴らしパワーは、冒頭から全開です。

映画は物語に入り込んだほうが楽しめるので、
自宅でDVD鑑賞するときには一時停止ボタンは使いません。

初めて入ったレストランでは、
店内を一周して美味しそうな料理をさがす「ひとり店内ツアー」をしています。

一生懸命考えてもアイデアが出ないときこそ、
アイデアが出る寸前だと捉えさらに考えつづけます。

どうです、些細なことでクヨクヨしていることがバカらしくなる、
素晴らしい進言でしょう。
松岡修造は充実したトイレタイムにするためのアドバイスとして、

足の薬指と小指に力を入れてすっきり排便。
トイレでは出した後に便器に感謝する。

と言っています。
さらに、トイレは一人だけになれる唯一の空間なので、
読書に集中することも勧めています。
その場合、ヒジを太ももに乗せず、腕を上げて本を読むように、
読書フォームにもこだわりを持っています。

さて、ココであなたに質問です。
眠れない夜、あなたはどう乗りきりますか?
松岡修造の答えは以下の通りです。

眠れないときは頑張っている自分を誇りに思う。

眠れない人は、眠れない理由を考えるよう言っています。
緊張や不安は自分自身が本気で頑張ろうと思っているときにやって来るものだから、
眠れなくなるほど頑張ろうとしている自分がいることを、誇りに思えばいい。
無理に緊張や不安を取り除こうとは思わずに、
そのままワクワクすることだけ考えていると、
眠れない時間が楽しくなって、気が付くとスヤスヤと眠ってしまっている。のだそうだ。

このように修造思考は、残念だけど元気になれる独自思考の連続です。
でもその中で唯一私の思考とダブるモノが……
それは、

退屈な映画も最後まで観る。
そして、どこが退屈なのかを探し出すと面白くなる。

という考え。
私の場合は面白くなるというより、
その映画を選んだ自分への戒めとして最後まで観るようにしています。

まだまだ修造思考については語り尽くせませんが、
気晴らしにはもってこいの一冊だと思います。
トンチンカンなことを、力説する修造の真顔が思い浮かび、
日頃の激務で凝り固まった心身を弛緩させてくれます。

題名のサブには「人生が変わる」とありますが……
私の読後感は、修造思考を受け入れても人生は変わりませんが、
修造ネタは確実に増えると思いました。


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