2012年中旬、勝手に映画ランキング その2

5月1~8月31日までに観た、映画(DVDも含む)ランキングの第2位は、

「この愛のために撃て」です。

ある日突然妻が誘拐され、犯人の要求に従うことになってしまった主人公。
マッチョでも男前でもない、その辺にいそうなオッサンが、
妻の奪還を目指して孤軍奮闘するが
警察も絡んだ悪の組織に狙われることになってしまう。

はたして無事に妻を取り戻すことができるのか!!

そんな追っかけたり、追い詰めたりが絶妙のテンポとスリルで描かれています。
フレッド・カヴァイエっていう監督の作品なんですが、
デビュー作の「すべて彼女のために」(08)が話題を呼び、
ラッセル・クロウが主演し「スリーデイズ」のタイトルでハリウッドリメイクされました。
だからサスペンス・アクションはお手のモノとでもいいましょうか、
展開の早さと迫力ある追跡シーンはドキドキもので目が離せません。
90分を切る上映時間も好感が持てましたね。

デビュー作の「すべて彼女のために」と比べれば多少見劣りしますが、
(デビュー作には、私のお気に入りのダイアン・クルーガーが出てますし)
今年の中旬だけで見れば、私の中では第2位です。

そして、第3位は「ワイルドスピードMEGA MAX」です。

シリーズ第5弾にもなるらしいのですが、
今までで一番面白かったんじゃないのかな~。
この映画は、細かい理屈にこだわって観てはいけません。
あんなデッカイ金庫なんか引っ張れるのかよ!!
なんて、微塵も思ってはいけません。
引っ張れるのです、引っ張れるから映像になっているのです。

また、大迫力のカーチェイスはもちろん、今回はブラジルのスラム街を舞台に
素の人間が走り回る、超人的な追いかけごっこも楽しめます。
シリーズのオリジナルメンバーである筋肉バカのヴィン・ディーゼルとカブってしまう、
もとプロレスラーのドウェイン・ジョンソンが新しく加わり、
キャスティングのマズさが見え隠れするものの、
そんなものを吹き飛ばすMAXなカーバトルでしっかりカバーしています。

スピード感、臨場感あふれるカメラワーク、練りに練ったカーチェイスの演出。
この3点に集中して、純粋に娯楽映画と割り切って観ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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