その未来は どうなの? を読んで

数年前に廃刊になった、「広告批評」っていう雑誌ご存知ですか?

A5サイズの小さな本で、毎月1日に発行されていた月刊誌。

広告に引っかかる情報をセンス良く汲み上げ、

特に特集記事は旬の情報をスルドイ視点で分かりやすくまとめてました。

広告づくりに携わる者として、毎月読むのがとても楽しみでした。

広告に関する知識をいっぱい吸収させていただいた訳ですが、

中でも私が一番お気に入りだったのは、残念ながら広告とは一切関係無い、

「ああでもなく こうでもなく」というコラムでした。

毎月冒頭、橋本治さんが執筆されていたのですが、

橋本氏独特の視線で世相をのらりくらりと峰打ちする文章は、毎回私のツボにハマってしまいました。

橋本治といえば「桃尻娘」という小説を書いた人として有名ですが、

私は橋本氏の小説を一冊も読んだことがありません。

私は橋本氏の評論やエッセイなどの切り口が好きなのです。

ということで、橋本氏の名前が目に留まったので「その未来は どうなの?」を読んでみました。

 

期待通り、あいかわらず峰打ちブリを発揮していました。

男と女について、橋本氏はこう書いています。抜粋してご紹介。

「女は変われたのに男は変われていない」という嘲りが、女から男へ向けられました。

でも「譲歩をする必然」を受け入れる頭脳はあっても「変わる必然」のない男には変わりようがないのです。

たとえば「女は美人になったんだから男だってイケメンになればいい」と言われても、

男性優位社会の中のイケメンは、

男性優位社会を構成するブサイク男達の嫉妬の対象になってしまうので、それほどいい思いができません。

男性優位社会というのは、ブ男でも損をしないように出来上がっているので、

「イケメン」はたいした特権にならないのです。

また、民主主義の欠点についても書いています。

「民主主義はズルをする」になってしまいます。

「なんでも話し合って決める以上、話し合いのための議論を磨く」ということも必要でありましょうが、

そのトレーニングが「嘘の立場で相手を負かす」になっています。

つまり「話し合いで決める」ということは、

いつだって「相手を打ち負かすための嘘」が混入可能だということです。

力による戦いに「嘘」や「ズル」がないわけではありません。

相手の虚を衝く「奇襲作戦」や「騙し討ち」がありますが、

卑怯なことをした者は「卑怯者」のレッテルが貼られます。

当人だけでなく「末代までの卑怯者」というとんでもないレッテルにもなります。

「卑怯者」という人間として最低のレッテルが貼られるというモラルが力による戦いの世界に存在するのは、

それが「命懸けの戦い」だからです。

だから力による戦いの世界では、

「言葉だけの人間」が軽んじられあまり信用されませんでした。

でも今や「力による戦い」は封じられて、戦いは言葉によるものです。

ディベートによって戦いの技を磨く議論の世界に「モラル」があるのかと言えば疑問です。

話し合いによる民主主義は、話し合いによるものだからこそ、

ズルが生まれやすいのです。

どうです。ユニークで的を射る見解だと思うのですが、いかがでしょう。

この他にもTVや出版、地球温暖化や3・11についても触れているので、

気になった方は、暇つぶし感覚で読んでみてください。


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デザイナーに必要なもの

 

「デザイナーって何が必要?」

友人から聞かれたことです。
知り合いにデザイナーに転職したいという人がいるらしく、
「デザイナーやってるのがいるから聞いてみるわ」という話しをしたらしい。

そういう時期でもありますし、さらっとですが
「デザイナーに必要なもの」を考えてみました。

・ソフトスキル
・デザイン力
・発想力
まずこれは大前提。

これらのことを実際に具現化するために
・文章読解能力
いわゆる「国語能力」は必要でしょう。

そしてやはり
・絵が描けること
PCの作業がメインになってきた最近では
絵が描けないという人もけっこういるようです。
しかし、ソフトやパソコンやマウスというのは
あくまでもツール。要するに紙とペン。
時代が紙からデジタルに変わっただけの事で、
PCを取り上げて「さぁ、紙と鉛筆だけでデザインして下さい」と
言われても出来るのがプロといえるのではないかと私は思っています。
なので、グラフィック系のデザインをするならこれらは必須項目。

細かく上げればまだまだありますが
実践的な事は概ねこんなものでしょうか。

あとの+αは
・旺盛な好奇心
・想像力
・客観性と自覚性
・明確なコミュニケーション
・ビジネス的な洞察力
・世界的な視野
などなど…
もちろん全てを兼ね備えた人なんていませんし、
本人の資質によって違ってきますが。

物を創る仕事では、少しの情報からでも
どれだけたくさんアイディアを出せるかという事が大事になってきます。
よく「引き出し」という言い方をしますが、
アイデアというのは、0から生み出されるわけではなく、
既存のアイデアの組み合わせで生まれるものです。
既存のアイデアをどれだけ持っているか、
具体的な例を数多く知っていることが大きなポイント。
あらゆる情報を吸収して「デザイン力」「発想力」に
繋げいくために重要な要素なのではないかと思います。
ここで「個性」は必要じゃないのか?という意見があるかもしれません。
私個人の意見としては必要であるが重要ではない、と思っています。

それよりも重要なのは伝えるべき情報の個性を引き出す力。
デザインを見る側 (クライアントではなくユーザー)がどのように感じるのか、
見たことで幸せになったり、あるいは何かの行動を起こすきっかけになるか、
ということを考えられる力なんじゃないかと思っています。
デザイナーの個性というものはデザインで具現化する際の味付けみたいなものかな。
(仕事の内容によってはそれが重要だったりしますが)

 

さて、いろいろと講釈をのべてみましたが
デザイナーに必要なものというより理想論という感じになってしまいましたね。
果たして自分はちゃんとした「理想」のデザイナーになれているでしょうか。
それは本人以外が知っている(笑)

 


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新しい季節

新年度が始まって約1週間たちました。
ちらほらと新社会人の初々しい姿も見かけます。新卒採用の3年以内の離職率が話題になっている昨今ですが、新社会人のみなさんお仕事頑張って下さい。

さて、少しずつ暖かくなってきて、だんだん過ごしやすくなってきましたね。
待ちに待ったプロ野球も開幕し、我らが阪神タイガースも大型補強で開幕ダーッシュ!!!

 
…とはならず、トホホなスタートに気分はすでにお通夜状態。開幕戦以外は「つまらないね〜」とぼやく毎日です。

阪神ファンにとって阪神タイガースは生活の一部ですから、頑張ってもらわないといけません!
このままの状態が続けば精神的に落ち込み、いいアイデアも浮かばなくなってしまうかもしれません…(人のせいにするな!!)。

 
そんな事(?)はさておき、皆さんお花見はしましたか?
今年もバサラでは先日お昼休みにお花見をしました。当初は土曜日にする予定だったのですが、春の嵐の予報に金曜日に前倒し。ぽかぽかと暖かい絶好のお花見日和でした。

いつもお花見してる近所のお宮の桜もちょうど満開で、絶好のタイミングだったな〜と思いました。

それにしても日本人って桜好きですね〜。何故なんでしょう? こんなに、花が咲くか咲かないかで一喜一憂するのって桜ぐらいですよね。けして「宴会ができるから」ではないでしょう。
春の訪れを感じさせるからなのか、日本人の遺伝子に組み込まれた何かなのか…。
自宅の近所にも沢山桜があってこの季節になると「まだか?まだか?」と毎日気になってしまいます。

まだまだ、先日の春の嵐に負けずに残っている桜もあるので、もう少しの間、楽しみたいと思います。
ちなみに僕は、桜が散って道路に積もったところを車で走り抜けるのが大好きだったりします。花びらヒラヒラ〜、とてもキレイです。

…と、春はいいよね的なこと書いておきながら、そんな僕は花粉症…実は春って苦手です(笑)。
毎日激しい鼻水、鼻づまり、くしゃみに涙に目のかゆみ…もう、うんざりです。

いつまでこの戦いは続くことやら…(泣)。
同じ花粉症の皆さん、もう少しの間頑張りましょう〜!!


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頂き物

ここ数日、すっかり春めいてきまして、東京では花見客が出始めたようですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんな中、私ことヘックション大魔王は、少し時代遅れになりますが、
先日社員さんたちから頂いたホワイトデーのプレゼントを紹介したいと思います。
仕事仲間のホワイトデーといえど、みなさん趣向を凝らして頂き、
大変うれしい一日となりました。

まず、「そんな手があったか〜」と意外性十分で感心しまくりだったのは
社長からもらったコレ!↓

シャネルの香水付き石鹸です。
自分ではなかなか買えないし、人気の香水入りだなんて、とってもオッシャレ〜!!
当分は勿体ないので、部屋に飾ることにします!

続いては、グッズつながりで、

ケーキ型のアロマキャンドル。
これまたロマンチック!
やはり使ってしまうとケーキが崩れてしまうので、当分は部屋の飾りに。
かわいいです!!

そして、チョコといえば「GODIVA」。

人気ブランドでおさえつつ、見た目もかわいいだなんて
さすがY君らしいチョイスですね!
ものの数分で食べきってしまいました(笑)

最後はコレ↓

時間なくて、つまらないものなんです、なんて言われながら頂きましたが、
「米粉入りクッキー」なんて初めてで、とっても美味しかったですよ〜!
普段食べるクッキーとは違う「新食感」の味わいでした。
その名の通りに和みました(笑)

それぞれのアイデアと想いが伝わってきて、
本当に朝からうれしい一日となりました。
恒例行事ですが、こういうイベントってやっぱりいいものですね。

男性陣の皆様、ありがとうございました。


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めちゃめちゃ自慢話

亡きスティーブ・ショブズと10年以上に渡り一緒に仕事をしていた
ケン・シーガルって人が上梓した、「Think Simple」を読んでみた。

彼は伝説のキャンペーンと言われている、「Think Different」の制作に参加。
さらに、「iMac」をジョブズを説得して命名。
したがって、アップルの「i」シリーズは彼がゴッド・ファーザーなのである。
この本の序文で彼は、言っています。

人生は能力と幸運の組み合わせでできている。
私はクリエイティブ・ディレクターという職業において、
自分は一番能力があるなどと言う気はさらさらないが、
一番幸運だとははっきり言える。

なぜなら、ネクスト社とアップル社のステイーブ・ジョブズと10年以上も一緒に
仕事ができたのだから。
楽な仕事ではなかった。健康にもいいとは言えないだろう。
それでも常にエキサイティングだったし、
そのとき学んだ多くのことで、私は一生、彼に感謝するだろう。

変人と呼ばれたスティーブ・ジョブズを、リスペクトしていますね~。
ちょっとやそっとでは他人を認めることがなかったジョブズと
10年以上も一緒にいた訳だから、崇拝もするでしょうが……。
そんな彼がジョブズとの仕事を通して辿り着いたクリエイティブの哲学が、
「シンプル」なのだそうです。
以後、ジョブズとのさまざまなエピソードと共に、
組織づくり、会議、環境、発想、デザイン、プロモーション、
全てにおいてアップルは「シンプル」を第一に取り組んできたと語ります。
大いなる自慢話を交えて……。

単純な話、成功者が書いた自慢話満載の本なのですが、
会議に関するアップル流の考えは共感できましたね~。
引用すると……

<すばらしい会議の実践法>
①出席者は最小限にする
②30分以上続くときは退席する
③会議で使った時間を埋め合わせるべく、その日に何か生産的なことをする

まったく、その通りだと思います。
彼曰く。かかわる人間が多くなればなるほどブリーフィングは複雑になり、
スピードアップするために必要な手間も増え、
メンバーの仕事をチェックして有益なフィードバックを与えるのにも時間がかかる、
有能な人間が揃っていれば少人数は成功に至るもっとも効率的な道なのだ。
プロジェクトに多くの人間を参加させた方がよい結果が出るということは、
基本的にスタート時のメンバーでは自信が持てないという意味だ。
保険をかけるという理由づけも、やはり同じ意味だ……
まだまだ続くのですが、この辺で省略。
会議に役立たない者が出席していた場合、ジョブズは容赦なく退席させたそうです。
怖いですね~。

ついでに、プレゼンに関するジョブズの怖いエピソードも2つご紹介。

3つの文章で言えるところを20枚のスライドを見せられると
スティーブはもうガマンできなかった、
彼にとって時間はそういう使い方を許さないほど貴重だった。
巧みなプレゼンよりも率直な話と加工されていない中身を好んだ。
実際のところ巧みなプレゼンを聞くと彼は、
少しの事実しかないのに膨らませているのではないかと疑った。
アイデアそのものを考えるよりも、
アイデアを見栄え良く飾ることに貴重な時間を使っているのではないかと思ったのだ。

シンプルはせっかちだ、いきなり本題に入って大事なことに集中したがる。
それはプレゼンターが説得力のある話をすべく
準備に費やした時間を侮辱しているわけではなく、
プレゼンターが話そうとしていることが往々にして過分だからだ。
多くの人は言葉数を増やせば、自分の賢さを示せると誤解しているが、
実際はその反対であることが多い。
簡潔なコミュニケーションをとるノウハウを知っている人は、
有能な人間という印象を与えるし、時間を大切にしている幹部から高く評価されるのだ。

あ~怖。
ジョブズに関する話なら皆さんも良くご存じだと思いますが、
商品開発や経営に関して彼が力説していた考えを3つご紹介。

◯テクノロジー産業で本当に意味のある変化とは、
 既存のモノに10倍の改良を加えることだ。

◯アップルがどれほど大きくなっても数字に夢中になることはなかった。
 集めたデータを熱心に見るが、最終的な決断では頭と心をよりどころにした、
 それが健全な人間のあるべき姿であり、そうすることで
 物事をシンプルにしておくことができる。

◯一般の人には想像すらできないモノを思いつくことが、アップルの仕事。

ジョブズと共に仕事をしてきたプライドから、
随所にウザい程の自慢エピソードが書かれていますが、
考えさせられたり、頷ける話も多くありました。
この本を通じて、アップルのクリエイティブに関する考え方に触れることができる、
それは間違いないです。
最後にこの本のテーマである「シンプル」について……ジョブズのセリフ。

シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。
物事をシンプルにするためには、
懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。
だが、それだけの価値がある。
なぜならば、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせれるからだ。



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災いは忘れた頃にやってくる

データ保存中に、保存先の外付けHDDが突然デスクトップから消失

「!?」

一瞬何が起こったか分かりませんでしたが(こういう時って思考停止しますよね)
画面を見ると「接続が切れました」というメッセージが。
HDDに触ってみると振動は感じるのでどうやらそれ自体は動いてる様子。
OA機器は何が原因なのか見た目じゃ全く分からない。
USBを差替えたり何度も再起動してみるものの
マウントされないアクセスランプ点かない…
考えたくない…けど…まさか……クラッシュ!?
そう考えた瞬間背中に寒気とイヤ〜な脂汗が。
「確かに起動時にちょっとカチカチ鳴ってたときはあったけど
 ディスク検証かけても何も出なかったじゃん!
 クラッシュ前兆によくあるフリーズも無かったしさあ!
 様子見のつもりだったけど甘かったって事!?
 ここ2年分のデータ入ってんのにどうすんの~~~~!?」
と内心大騒ぎしながらも表面では平静を保ちつつ同僚にヘルプを要請。
何やらかんやら試したところ、ケーブル交換でHDDは無事復活。
今回の騒動の原因はどうやらケーブルの接触不良だった模様。
不幸中の幸いと言いますか、問題がケーブルで本当に良かった!
訳あってサーバにあまり大量のデータを入れられず、
仕方なく外付けHDDに保存してたんですが…ちょっと油断してましたね。
久しぶりに肝が冷えました。
もちろんその後速攻で外付けをもう1台買いに走って、
バックアップをとりましたよ。ええ。

最近は本当にHDD安くなりましたね。
私がパソコン使い始めたのはMac「Performa」全盛時代。
その頃は外付けHDDなんて贅沢品で、しかも1万円以上出してたったの1GB。
それが今や同等の価格で1〜2TBですよ!
ハードディスクもどんどん高速化&大容量化して値段も安くなって、
更にはバックアップ技術も発達して、書き込みも速い。
デジタルの技術の進化は本当にすごいものです。

しかしながらデジタルデータ自体はそこに保存されている限り
(理論上は)半永久的に劣化しませんが、
記録する媒体が物理的な“物”である以上、「寿命」は必ず存在するもの。
逆に、物である記録媒体は復旧できても、消失したデータは二度と戻ってこない。
データ復旧サービスがあるとはいえ、それも完全ではないわけで。

もっと便利で安心なデータフォーマットが考案されて
いつかこのデジタル時代の憂いが晴れる日が来る事を願わずにはいられません。

データ消失といえば
スマホユーザーの友人がLINEのデータが消えたとかで大騒ぎしていて、
調べてみるとLINEのアカウントは1機種1アカウントで
複数端末から同時利用できない仕組みなんだとか。
新しいもの好きの友人は、なんとiphoneも持っていて
「そっちでも使おうとしたら履歴が全削除された!」だそうです。
LINE上からトーク履歴のバックアップ保存できるようなのでそちらを利用しましょう。
かくいう私は頑固にガラケーですけどね(笑)

皆さん、大事なデータはこまめにバックアップを取りましょうね!


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カフェ巡り

こんにちは。しゃていです。
だんだんと陽が長くなってきて、いよいよ春到来ですね。

暖かくなってきたので、最近の休日はカフェに
行くことが増えてきました。
カフェのご飯が美味しくて好きなので、
外食がクセになりそうで怖いです。笑

大半は友人としゃべっていることが多いのですが、
自分は職業柄か置いてあるリーフレットやポスター、
内装、外装、メニュー表のデザインに自然と目がいって、
会話を止めてしまうこともしばしば。
カフェにおいてあるフリーペーパーにもついつい手が伸びてしまいます。
ショップカードも記念にいいかな〜と思って必ずもらうけど、
どれがどこだったかすぐ分からなくなります…爆

この間行った問屋町にあるカフェで撮った写真をご紹介。
ONSAYAさんとmaimaiさんです。

つい最近できたばかりのONSAYAさん
奉還町のお店も大好きです。
カフェオレ&抹茶マフィン↓

カタツムリの看板が目印のmaimaiさん。
和風パスタが美味しかった!↓

行っていないところはまだまだたくさんあるので
少しずつですが、行ってみたいと思います。

↓サイトご紹介
http://onsaya.com/open
http://www.themarket.co.jp/maimai


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湯郷温泉

こんにちは、とっとこです。
少し前に湯郷温泉に羽を伸ばしに行ってきました!
湯郷温泉と言えば、湯原、奥津と並ぶ岡山を代表する名湯の一つ。
せっかく近くに素晴らしい温泉があるんだし、一度はゆっくり行きたいなぁ〜
ということで、1泊2日で満喫してきました!

宿泊したお宿はこちら、「ポピースプリングス リゾート&スパ」です。

 

ヨーロッパのリゾートを思わせる造りで思わずうっとりしちゃいます。
部屋もとってもキレイで、オーガニックのシャンプーやリーフ型の石鹸など、
アメニティグッズもさり気なく女性のツボをおさえてます。
夕食まで時間があるのでしばらく外をブラブラすることに。
しばらく歩いていると…観光センターで見たことがあるイラストを発見!

せっかくなので一緒に写ってみました。
観光PRにも一役買っていたとは…(笑)
(ちなみに昨年、私が描かせていていただいたイラストです)

ホテルに帰って早速温泉へ。
ポピースプリングス本館のお風呂はジャクジー付きのプールのようなお風呂でした。
残念ながらジャグジーは故障中でしたが(笑)
人が少ない時間帯だったのでゆっくり入れました。

お次は隣接する「湯郷グランドホテル」のお風呂。
ポピースプリングスの姉妹館なのでこちらのお風呂も無料で入れちゃいます。
こちらは打って変わって和風の露天風呂。
開放的すぎない、山奥の秘湯のような雰囲気が気に入りました。
お風呂の中央に大きな石積みがあるのですが、これがなんだか良いんですよね。

そして、体が温まった後はお楽しみの食事。
洋食のコースでしたが、かなりボリュームもあって美味しかったです。
調子に乗ってワインをガバガバ飲んだのでお腹がはち切れそうになりましたが。(笑)
個人的には朝食バイキングが一番のオススメです。
こちらは和洋揃っていてメニューがとっても豊富!
美味しいものをちょっとずつたくさん食べたい欲張りな女性心、わかってますよね〜。
いろんな料理に誘惑され、またもやお腹がパンパンに!(笑)

今回宿泊した「ポピースプリングス リゾート&スパ」
とても癒されましたし、女性にはほんとオススメのホテルです。
そろそろなでしこリーグも開幕することですし、
湯郷にお越しの際はぜひ、温泉でゆっくり一泊してみてはどうでしょう。

ポピースプリングス リゾート&スパ http://www.poppy.co.jp/
岡山湯郷Belle  http://www.yunogo-belle.com/


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2012年下旬、勝手に映画ランキング その5

今回は、2012年9月1日~12月31日までに観た映画でベスト5にはいらなかったものの、
オシイナ~と思った映画をご紹介します。

まずは「哀しき獣」
衝撃の問題作「チェイサー」でデビューしたナ・ホンジ監督の第2作目です。
ちなみに、「惨いシーンはイヤ!!」と言われる方は絶対観ない方がいい映画です。
借金返済のため地下組織のボスから殺人を請負い、中国から韓国へ渡る主人公。
しかし罠にハメられ警察と地下組織、両方から追われる身となってしまう……。
そこからお約束通り、壮絶なバイオレンスが繰り広げられます。
「チェイサー」の時は心に闇を持つ一人の殺人鬼がテーマでしたが、
今回は組織が絡んでいるので殺戮シーンは大幅に増量。
その分おお雑把で繊細さに欠けてる感もありますが、
映画全体を覆う独特の緊張感は今作も味わうことができます。
この手の映画を楽しむには、しばし理屈はコッチに置いといて、
映像から溢れるエネルギーをただ受信する、
という感じで観ると良いのではないでしょうか…。

次に紹介したいのが「サラの鍵」です。
ナチス占領下のパリ。ユダヤ人の強制連行から幼い弟を守るため、
納戸の扉に鍵をかけ弟を隠した姉。 すぐに戻ってこられると信じて……。
第2次世界大戦中の出来事と現代が交錯しながら、
あるユダヤ一家に何が起きたのか真相が徐々に解明されてゆきます。
ストーリー展開がとても巧みで次の展開がどうなるのか
映画に引き込まれてしまいました。
それに、子役がスバラシイ!!
サラ役をやった少女の傑出した演技は、必見に値します。
やっと辿り着いた納戸の扉を開けるシーン。
その時の彼女の表情が今でも頭にこびり付いています。
また一人、天才子役現る!!って感じです。

もう一つ紹介したいのが「預言者」です。
第62回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品。
「ゴッド・ファーザー」で有名なシチリア島のお隣、コルシカ島が舞台。
コルシカ・マフィアが牛耳る刑務所で、アラブ系の青年に壮絶なサバイバルが襲いかかる。
人種、さらには人としてのプライドをズタズタにされながらも
青年は必死で生き抜いてゆく。
そんな青年がやがて頭角を現し、周りから一目置かれる存在になり……。
怯えていた青年がのし上がって行く姿を、ハードな映像で描いています。
まさに、フィルム・ノワールという形容がピッタリの作品です。

最後に紹介したいのが「マシンガン・プリーチャー」
極悪だった男が信仰に目覚め、
ついには内戦に苦しむスーダンの子どもたちを救うという話。
「銃を持った牧師」と呼ばれている、サム・チルダースという実在するアメリカ人を、
「300 スリーハンドレット」のジェラルド・バトラーが演じています。
目標を達成するまでのやり方が、かなり強引でクレージー。
家族をほったらかし、私財を投げ出してスーダンの子どもたちのために
孤児院を建てようとします。
さらに、銃をブっ放し誘拐された子どもたちを救助。どこまで本当かな~。
ともかく実話だけに、エンドロールにはご本人の映像が流れますが、
もちろんジェラルド・バトラーには遠く及ばない、ゴッツイだけのオッサンです。
ただ、こんな人がいたんだ~と知るだけでも少し得したような気がします。
「300 スリーハンドレット」以降パっとしなかったジェラルド・バトラーですが、
この映画は頑張ってたと思います。

以上、気になる方は、観てください。

 

 

 

 


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侮れない

もうすぐバレンタインですね。3連休中、娘と遊びすぎて腰痛が悪化したふーふーさんです。

今回のブログネタは、いろんなブログや情報系のサイトで記事を見かけた方もいるかもしれませんが、ちょっと気になったものがあったので、取り上げてみました。

それは、

月刊「なかよし」3月号の付録です。

「なかよし」…そう少女漫画である。

「ふーふーさん」…そう38歳のおっさんである。

け、けして毎号買っているわけではないですよ!!
記事を読んで気になったので嫁さんに買って来てもらいまいた。(テヘッ)

さて、そんなことは置いといて、その付録とは、
「こんなの初めて! スーパーまんが家セット」というものです。
キャッチコピーで「プロ級のまんがが描けちゃう~♪」と書かれています。

付録の内容は原稿用紙(モドキですが)、スクリーントーン(こどもだましですが)、イラストステンシルシート、修正ペン、それから別冊で「カンペキまんが描き方ブック」などです。

むむっ、こ、これは子ども向けの域を超えている!

特にこの別冊「カンペキまんが描き方ブック」がすごい!
48Pにもおよぶまんがの描き方や編集部への持ち込みの仕方まで(笑)。

初めてまんがを描こうってお子さん達にはとても参考になるんじゃないでしょうか。
内容は少女漫画に偏ってますが、基本的なまんがの描き方をかなり細かく説明しています。
(おっさんには、印刷が赤1色刷りなのと1Pの情報量が多いので読みにくいことがキツいですが…)

これは仕事に少し役立ちそうだなと思いました。(ホントか!?)

で、せっかく買ったのでちょっと試してみました。(笑)

イラストステンシルっての使ってキャラクターを描いてみましたが、結果は…

むむ、こ、これは…!?

まぁ、低学年向けの雑誌ですからね。あまりつっこまないようにしましょう。

ともあれ、これをキッカケとして将来スゴイ漫画家が誕生するかもしれませんね。
先ほど紹介した別冊「カンペキまんが描き方ブック」も小学生向けにしては中途半端じゃなくてちゃんと本格的な内容。単に絵が好きなだけではダメなんだってことがよくわかる冊子です。
どういう意図でこの企画を編集部の人が始めたかはわかりませんが、出版社自ら未来の作家を育成するキッカケを作る(という作戦だと勝手に思ってる)というのは、いいアイデアだなぁと思いました。

これでまんが本体とセットでさらに「似顔絵プロフ帳」というバインダーまで付いて580円って安いですね! 恐るべし最近の少女漫画! 侮れません!

ちなみにさっきうまく描けなかったので「なぞるだけプロ原稿」(写真左)ってのを見ながら描いてみました。
初めて見る作家さんの絵を模写するのはとっても難しいです…(汗)

 

 


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