2012年下旬、勝手に映画ランキング その4

いよいよ第1位の発表です。
勝手に選んだランキング、第1位は「ドライブ」です。

昼はカースタントマン、夜は強盗たちの逃走を請け負うドライバー。
過去の素性が闇に包まれた影のある男を、ライアン・ゴズリングが見事に演じています。
同じアパートに住むワケあり女性に恋をしても、
高倉健バリに決してガツガツせず、その身を犠牲にして守るだけ。
ライアン・ゴズリングの演技はもちろん、
ストーリー、映像、音楽、アクション、どれもが超クール。
ライアン・ゴズリングのファン、3割り増し間違いなしの映画です。

初めて彼が印象に残った映画は、2002年の「完全犯罪クラブ」という映画でしたね。
金持ちのボンボン役のライアン・ゴズリングがオタクなクラスメートと、
遊び半分、ゲーム感覚で完全犯罪を行い、
その犯罪の解明にサンドラ・ブロックが挑むというものでした。
その時の彼の演技力が「真実の行方」でデビューしたエドワード・ノートンと重なり、
たちまち私の中で要チェック俳優となりました。
続いて出演した「きみに読む物語」で純愛モノを無難にこなし、
男前路線もイケることを証明。
「ラースと、その彼女」では人形を彼女だと家族に紹介する、
孤独なモテない男を誇張することなくしみじみ披露。
一組の夫婦の出逢いから別れまでを超リアルに描いた「ブルーバレンタイン」では、
その演技力が認められ多くの賞を獲得することに。
「ブルーバレンタイン」の時は、自ら髪の毛を抜いて取り組んだらしいですからね。
さらに「スーパー・チューズディ」では、コトの成り行きにより野心に火がついてしまう、
運命に翻弄される選挙の広報官を周りの大御所俳優と対等に演じています。

ライアン・ゴズリング。
彼は、いま最も注目すべき俳優の一人と言えるでしょう。
ただ「ドライブ」では、もう一人忘れてはならない人が……。
憂いのある表情が最高だった、キャリー・マリガンです。
彼女の存在が、映画のクオリティーをグ~ンと高めたことは間違いないでしょう。
「17歳の肖像」で注目されましたが、つづく「ウォール・ストリート」でガッカリだったので、
消去の対象だったのですが、「ドライブ」で再び保存状態に……。

「ドライブ」、よかったですね~。
久々にカッコイイって思える映画でした。
まだご覧になっていない方は、ぜひ観てください。
では では、これにて失礼を。


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岡山市!大盛況!?自治体PRサイト!

岡山にお住まいの方なら、ご存知だと思いますが、
1月29日に岡山市のWebサイトで事件が起きました!

高谷市長が、突然岡山市を桃太郎市に改名すると言い出しました。
そして、できたサイトがこれ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「こんなダサいサイト、今時ねえよ!!」と世間を騒がせました。
個人的には、自分が初めて作ったHPに似てて、懐かしく感じましたが…
ピコピコ動くやつが、たくさん出てくる所とか(笑)

実はこれ、本番前のサプライズで、下の「伝説の岡山市」が本物です。

岡山県の近隣でも自治体のPRサイトがあります。

瀬戸内海の向こうの香川県は「うどん県」。

おとなり広島県は「おしい!広島県」。

この2つは、私も知ってるくらいですから、かなり有名でしょう。

では、こちらはご存知ですか?

「(株)おいでませ山口」!!

実は、これまで隠していましたが、私は山口県出身なのであります。
昨年の11月10日に開設したみたいなんですが、正直知りませんでした。

岡山市のWebサイトは、Yahoo!トピックスでも取り上げられ、プロモーションとしては成功と言えるのではないでしょうか?
(スタートだけで終わらないよう、この後が大切です。)

Webサイトをつくる上で、これだけは言えることは、ただ単にWebサイトをつくるだけでは、訪問者が少なく、無駄になってしまいかねません。
バサラでは、WebサイトのPRも含めて、ご提案させていただきます。

 


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2012下旬、勝手に映画ランキング その3

第2位は「50/50 フィフティ・フィフティ」です。

酒もタバコもやらない草食系好男子が、検査でガンを告知される。
ネットで調べてみたところ、5年後に生存している確率はなんと「50/50」。
周りが彼を気遣い神経質になっていく中、親友だけはいつもと変わらず
ノー天気に接してくれる。

親友の理論によると、「ガンはモテる」からとナンパに誘い出す始末。
そんな中、ガン告知のショックをやわらげるために、
新米のカウンセリングを受けることとなる……。
自分の身に起きてることとはいえ、自覚症状が無い彼はなかなか深刻になれずにいたが、
化学療法など徐々に進行する病状に、次第に動揺が隠せなくなってくる……。

ざっと、こんなストーリーですが、
主人公をジョセフ・ゴードン・レビットが、彼独特の空気感で演じています。
この映画の脚本は、自らガン克服の経験を持つ脚本家が手掛けているので、
患者やそれを見守る人たちの心の揺れが非常に繊細に描かれています。
とは言っても、決して悲壮感漂う闘病日記みたいな映画ではなく、
ユーモアとペーソスの出し入れが絶妙な、サラッとした感覚の映画となっています。
ジョセフ・ゴードン・レビットだから出せた味わいかもしれません。
「(500)日のサマー」、「インセプション」、「メタルヘッド」など、
出演する映画によってカメレオンのように演じ分ける、
ジョセフ・ゴードン・レビットの真骨頂と言えるかもしれません。
まだ日本では公開されていない「リンカーン」にも出演しているので、
今度はどんな演技を披露しているのか楽しみです。

ただこの映画では、もう一人特筆に値する俳優さんが……、
コメディアンのセス・ローゲンがスゴく良かったですね~。
心から主人公を思いやる親友役を見事に演じていた というよりは、
設定が彼にピタッとハマったって感じですが、
この映画における彼の貢献度が大きいことは間違いないですね。

新米のカウンセラーには、「マイレージ・マイライフ」の
アナ・ケンドリックが抜擢されていますが、
アナ・ケンドリックって、若い頃のマリッサ・トメイに似てると思っているのは
私ダケでしょうか。

次はNo.1の発表ですが、またもや次回と言うことで……。

 

 


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2012年下旬、勝手に映画ランキング その2

昨年9月1日~12月31日までに観た映画ランキング第3位は、
「灼熱の魂」です。

第85回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされ、
以前2012年中旬に観た映画№1として紹介した「未来を生きる君たちへ」に
惜しくも敗れた作品です。

しかし、どちらもいい映画なので、
アカデミー賞を度外視すれば、どっちが優れているかの判断は
個人の好みによるところが大きいと言えるでしょう。
ただ間違いないのは、映画を観終わった後の衝撃度は
「灼熱の魂」の方が圧倒的だということ。
私がここ10年で観た映画の中でもNo.1クラスの、驚愕のラストでしたから。

1970年代の中東レバノンが舞台。
ちなみにレバノンはイスラム教とキリスト教、
さらに色んな宗派がモザイクのように混在する国として知られています。
そんな複雑な宗教事情が絡み合い、民族紛争に翻弄された1人の女性が主人公です。
物語は、その女性が死亡し、彼女の子どもである
双子の姉弟に遺言と謎めいた2通の手紙を残したところから始まります。
遺言には姉弟に知らされていなかった兄と父が存在し、
それぞれに手紙を渡すように書かれています。
物心が付く前にカナダに移住して暮らしていた姉弟は、
母親が中東でどんな人生を歩んできたのかまったく知りません。

遺言の証人になかば強制されるように背中を押され、
姉弟は遺言に従い、中東での母親の足跡を辿ることに……。
そこから想像を超える壮絶なストーリーが展開されていきます。

この映画のジャンルはヒューマンミステリーとかで紹介されていますが、
私としてはちょっと違うような気がします。
ミステリーという語感が軽すぎて、なんだか納得いきませんね。
確かに謎解きの部分はありますが、
それよりもっと深い中東の悲哀がリアルに描かれていて、
この映画を観る前と後で、中東のニュースが流れた時の印象が変わりましたから。
まだの方は、ぜひとも観ていただきたい映画です。

それでは、2012年下旬映画ランキング2位の発表は、
次回ということで……。

 

 

 


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(こっそり教えたい)Illustratorのお勧めショートカット

ずいぶん前の記事で、Macのショートカットについて書きましたが
今回はIllustratorのショートカットをお伝えします。
基本的なものはいろいろなところで紹介されているので
痒いところに手が届く、少しだけマニアックなものを選りすぐってみました。
※弊社でメインで使用しているバージョンCS3でテストをしながら書いていますので
他のバージョンでは作動しない場合があります。

●塗りと線
・shift+X=塗りと線のカラーを逆に
・X=塗りと線の選択を切り替える
・/=塗り(又は線)のカラーを無しにする
・D=デフォルトのカラー(塗り:白、線:黒・1pt)
・>=グラデーション

●テキスト
〈文字サイズの変更〉
・⌘+shift+>(<)=大きく(小さく)
〈文字ツメ〉
・option+→(←)=広げる(詰める)
〈行送り〉
・option+↑(↓)=広げる(詰める)

それぞれの大きさ(広さ)の数値の変動は
「環境設定」→「テキスト」でカスタマイズできます。

↑文字サイズと行送りは0.5ptごと、文字ツメは10/1000emに設定しています。
文字パレットで、各項目のプルダウンメニューから選択するよりは早い!筈なのですが、
個人的に未だに慣れないので使ったり使わなかったりです。

〈その他〉
・テキストツールから選択ツールへの切り替え=Esc
テキストを打った後に選択ツールへそのままショートカット(V)で切り替えようとすると、
「V」とタイプされてしまいます…
テキストを打った後に他のツールにショートカットで切り替える場合も、
一度Escを打つことで同じようなミスを回避できます。

・文字情報(サイズ・行間・文字間など)をデフォルトの数値にする=
文字パレットの各項目のアイコン(下図の赤丸)を⌘を押したままクリック

個人的に、文字の縦横比を100%に戻したり、文字間を0にしたいときによく使います。

●効果(フィルタ)
・⌘+shift+E=前回の効果(フィルタ)を適用
・⌘+shift+option+E=前回の効果(フィルタ)を使用
「前回の効果を使用」の場合は、一旦ダイアログボックスが表示されるので、
改めて数値を変更したいときに使えます。

●不透明度
初期設定ではショートカットがありませんが
下のように10%ごとに割り振ることができます。

↑「1」なら10%、「2」なら20%…と覚えやすいように設定しています。
不透明度を例えば50%、60%、70%…と数値を変えながら試したい時でも、
5、6、7…とキーを押すだけで切り替わって便利です。

…と、紹介したショートカットはごく一部ですが、
全てのショートカットは、「編集」→「キーボードショートカット」で細かくカスタマイズできます。

よく使うものをより使いやすく(覚えやすく)したり、逆に使わないものを削除したり…
デザイナーの方なら毎日のように使うものだからこそ、
Illustratorを自分に合った「道具」にしてみませんか?
いつもの作業が、少しだけ楽になったり早くなったりするかもしれません。


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2012年下旬、勝手に映画ランキング その1

9月1日~12月31日までに観た映画(ほとんどがDVD)の中で、
私の偏った好みで選んだいい映画を発表。
今回は第5位からの発表です。

まず第5位は、「スーパー・チューズデー」

ジョージ・クルーニーが監督・脚本・主演をこなした作品。
民主党の大統領予備選を競い合っている2強の陰謀と画策を描いたものですが、
キャスティングが素晴らしかったですね。
私からすれば、ジヨージ・クルーニーはいたって普通(普通に観えるのが
スゴイんでしょうが)。
ライアン・ゴズリングが頑張ってましたね~。

しかし、そんな彼よりも抜きん出ててたのが、
やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンです。
ライアン・ゴズリングの上司役なんですが、
彼が出ることによって映像が引き締まりリアル感が増すんですね。
何をやってもピタッとハマる、クオリティーの高い役者さんです。
さらに、私のお気に入りのエヴァン・レイチェル・ウッドが重要な役で出てます。
「レスラー」で復活した、マリサ・トメイもしっり脇を固めてました。
題材がシリアスなだけに、役者さんの技量が決め手になる映画。
内容も良かったですが、まずはキャスティングに拍手ですね。

つづいて第4位は、「ファミリー・ツリー」です。

これもジョージ・クルーニーが主演している映画ですが、
こっちはジョージ・クルーニーの新境地を切り拓いた作品になっています。
カメハメハ大王絡みでハワイに広大な土地を持つ、弁護士と妻それに2人の娘。
ハタから見れば幸せの条件が十分に揃っているにも関わらず、
実際の家族はバラバラの危機に…。
そんな時、妻がボートの事故でこん睡状態になってしまう。
これをきっかけに、亀裂から崩壊へと悪化が決定的になってしまうが…。

家族の絆をなんとか取り戻すため苦悩する父親役を、
今までにはないキャラクターでジョージ・クルーニーが好演しています。
この映画での彼の演技は、これからの役者人生に大きなプラスを
もたらすのではないでしょうか。

娘役2人も良かったですね~。
次女役の子は、アビゲイル・ブレスリンを彷彿とさせる容姿で、
演技もナチュラルでそれこそアビゲイル級の演技をしてました。
長女役はシャイリーン・ウッドリーっていう若手の注目株。
こちらも若い頃のローラ・リニーってこんな感じじゃなかったのかな?って思わせる容姿で、
この映画を機に次々とオファーが殺到しているそうです。
全編を通して、シリアスな問題でありながらどこか滑稽な空気が流れていて、
肩に力を入れることなく「家族とは…」を考えさせられる映画でした。

次は第3位の発表ですが、
3位以降は次回に…。

 


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思わぬ訪問

ここ数日、寒い日々が続いていますが、
皆さん体調をくずされたりしていませんか?
風邪をひいてしまい、
まさにペンネーム通りになってしまった「ヘックション大魔王」です。

実は私、先週日曜日にある事件に遭遇してしまいました。
洗濯物を部屋に干す時、
寒かったのでエアコンをつけたのですが、何故か冷たい風が入ってきます。
不思議に思い、窓を確認してみると、
なんと穴があいているではありませんか!!
しかも鍵のところだけに!
そして鍵もあいている………こ、これはもしや、世に言う
空き巣被害????????

申し遅れましたが、
ヘックション大魔王は一軒家で二人暮らしをしております。
人間は、受け入れがたい事実に遭遇すると、
あり得ない理由をつくってでも受け入れたくないものなんですね。
私は「あ、そうか。同居人が家に帰って来た時、
鍵がなくて窓ガラスを破って入ったんだね。」という事にしました。
が、そんな訳はなくて、結局警察に連絡することにしました。

パトさんが1台きて、ちょいちょいっと事情を話すぐらいの事かと想像していたのですが、
車は3台、5人も我が家にいらっしゃいました。
指紋をとったり、足跡を探したりで、
テレビで見た事があるようなことを本当にしていました!
まさに、
「事件はブラウン管でおこっているのではない!我が家でおこっているんだ!!!!」
でした。

そして本日、この一週間買い集めた防犯グッズを設置しました。

買いすぎ感はありますが、念には念を!ですよね。

因みに、どなたが我が家に訪問されたのかは結局わかりませんでしたが、
金銭的被害もありませんでした。
そもそも我が家に金銭がないって話ですが…。
警察の方に「訪問者もこの家何も収穫ねぇ〜!」
と思ったでしょうねっとお話したら、返ってきた言葉が
「同じ人は二度とこの家には入らないでしょうね」ですって。
そりゃあ、安心できる一言ですけど、
何だか微妙ではありませんか…!??

どうぞ、一軒家にお住まいの方、空き巣被害に気をつけてくださいね。


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大陶器市に行ってきました

「岡山全国大陶器市」有名産地の陶器約20万点を一堂に集め、格安で販売。

岡山吉備津彦神社の境内で毎年開催されているそうなのですが今回初めて知りました。
なんとか焼きとか、どこそこの窯元とか、値段の相場とか、
焼物の事なんてほとんど分からないんですけど、
食器類は見るだけでも楽しいし、
最近はまっている「へうげもの」とういう漫画の影響もあり、
ウキウキしながら岡山吉備津彦神社までひとっ走り。
※「へうげもの」については一番下をご参照の事。

空はあいにくの雨でしたが、結構な人出で車の出入りもひっきりなし。
会場内のテントの下には日用雑器から百万円単位の骨董品まで所狭しと並べられています。
(ここでカメラのバッテリー切れ。会場の写真が一枚も撮れませんでした…)
あ、このお椀いいな〜! お、こっちのカップもステキ! あー目移りする〜。
興奮気味であっちをウロウロこっちをウロウロ。おまえちょっと落ち着け。
というのも、その昔店先で手に取った商品を落として割ってしまって
お買い上げした事数回。
「クラッシャー(壊し屋)」という不名誉なあだ名を
友人に付けられてしまった私にとって、
ワレモノのある場所は危険地帯なのです。
興奮しつつ手元・足もとに神経を集中させつつで、もう大変(笑)
雨で下がぬかるんでいたのでつま先でゆっくり歩かないといけない状態でしたが
それが逆に幸いだったかも。
商品を持つたび緊張しているもんだから、買い物が終わる頃にはヘトヘトです。

さて今回購入したのはこの2点。

左のカップは織部焼です。
名はありませんが一見濃緑色のようで明るいところで見ると
虹が差す微妙な色合いが気に入って普段使いに購入。
同じコーヒーやお茶を飲むにしても、自分の気に入った器で飲むと気分が違う。
この「気分が違う」っていうのがけっこう癒しだったりするんですよね。
右は中尾哲彰という作家さんのビアマグ。
値下げしているとはいえ自分にとっては高価な買い物なのでかなり迷いましたが、
2時間近く悩んだ挙句 結局購入。
写真が悪くて分かりづらいですが、青色のグラデーションの中に
金属の結晶が無数に輝いていて、すごくキレイなんです。
「銀河釉」という中尾哲彰氏独自に作り出した釉薬で、
海外で高い評価を受けているみたいですね。

粘土質の違いや釉薬の違いだけでこれだけ面白いものができるなんて本当にすごい。
陶芸って古くさいもののように思えますが、
新しいモノを取り入れて変化し続けているんですね。
奥が深いなー和食器って。

「岡山大陶器市」は20日まで開催らしいので、次の休みが晴れだったらもう1回行ってみよう。


『へうげもの(ひょうげもの)』モーニングKC/山田芳裕

これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で
日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である
(モーニングKCより)

物語の主人公は戦国時代から安土桃山時代にかけてその名を広く知られた茶人 千利休 ではなく、
その弟子である武人 古田 織部(ふるた おりべ 正式には古田織部正重然)。
茶人として、また織部焼きのプロデューサーとして有名になった人物です。
武将としてはぱっとしなかったものの、千利休の師事を得た事で「数寄者」として才能を開花。
(数寄者〔すきしゃ、すきもの〕:芸道に執心な人物の俗称)
甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc 己の物欲に正直に生きた彼は、
茶道のみならず、建築や造園、料理にも影響を与えた元祖オタク…いや、天才的文化人。
戦国時代に花開いた「美」や「数寄」を介した新しい視点で、
忠義と数寄との間で葛藤する古田織部と、当時の天下の動勢や武将たちの生き様を描く作品です。

絵については好きずきありますが、よく見ればデタラメのになぜか成立している大胆な構成。
読者の想像を超えるセリフは、わざとらしすぎて逆に気持ちがいい。
「はんっ」や「ミキュン」など一見意味の分からないオノマトペ(擬態語)の使い方も斬新。
何より登場人物がみんな濃い。人間臭く、 泥臭く、あったかいキャラ達が織り成す人間模様が実に面白い。
ぜひとも一度読んでいただきたい。


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ゆく年、くる年

去年の年末からバサラは大忙しで、だいぶ間が空いてしまいましたが、
あけましておめでとうございます。
新年早々おせち風オードブルを食べておなかを下し、
ふとんの中で唸っていたしゃていです。

皆さん、今年はいくつおもちを食べられたのでしょうか。
自分はお雑煮が苦手なので毎年きなこもちをお正月に食べるのですが、
今年はほぼ寝正月だったので、あまり食べた記憶がありません。爆
毎年、おもちを喉に詰まらせて…ちーん…なんて事件をよく耳にしますが、
今年は全国で2、30件ぐらいあったそうですね。コワいコワい。
皆さんも気をつけて下さいね。

そしてお正月といえば、福袋!今年こそは何かいいものがあるといいなあと思いつつ、
もう何年も福袋買えてません。案の定、今年もお目当てのところは全部売り切れでした…。
最近はニュースで福袋を並んで買っている人たちを見るだけでおなかいっぱいになれます。
というわけで、欲しかった服やら小物やらは普通のセール品で買いました。
残り物には福があるというように自分的には良い買い物ができて満足です。

と、自分の正月を振り返ってみると普段の休みとそんなに大差ない。笑
今年は初詣に行っていないので、去年の初詣に撮った写真を載せておきます。爆

皆さんにとってよい1年になりますように。


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総選挙!

先日行われた『第46回衆議院議員総選挙』。
皆さんは投票所へ足を運ばれたでしょうか。
政治には疎い私も
一国民として行かせていただきましたよ〜。
TVでも池上彰さんやくりぃむしちゅ〜上田さんも司会をしていたり、
ある種お祭りのような感じでした。

ふたを開けてみれば…
自民党が過半数を超す議席を獲得し圧勝でした。
「日本を取り戻す」というスローガンのもと、
見事政権も取り戻したという訳ですね。
注目の第三極が、思っていたより伸びなかったような。

来月には早速、日米首脳会談が行われるとか。
…領土問題で緊張している今、特に外交面では新政権に期待大ですね。
さらに景気回復、デフレ脱却、そして、東日本大震災の被災者の救済と復興事業。
一日も早く、解決してもらいたい問題が山積みです。

さて、今回の総選挙、投票率は60%台に達しなかったそう…
59.32%という数字は戦後最悪らしいですね。
有権者の政治に対する関心の低さもさることながら、
政党が乱立し、結局どこに投票するか
決めきれなかったことが原因かもしれませんね。

若者の選挙離れも叫ばれている昨今…
労働層ばかりに負担をかける政策は見直してもらって、これからの世代が住みよい国に、
他の国の人が憧れるような国になっていったら良いですよね。

…と少し夢見がちに語ってしまいましたが(笑)
本当にそんな時代が来ると良いなぁと思います。
そのためには、私をはじめ、国民一人一人がもっと政治に関心を持たないとダメですね。

26日にも安倍新内閣が発足するそう。
どんな人選をするのか…今後の安倍内閣に期待です!


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