2014上旬、勝手に映画ランキング     その3

さて、今回は2位の発表です。

栄えある第2位は「スマイル・アゲイン」です。

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「えっ!!」っていう声が聞こえてきそうですが、

正直 なぜこの映画が気に入ったのか自分で自分を上手く分析できません。

サッカーのスタープレイヤーが、絶頂期に選手生命に終止符を打つ大怪我を負い引退。

選手時代の華やかな生活が忘れられないまま、やがて落ちぶれ、

大切な家族までも失ってしまう……。

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息子との絆を取り戻そうと奮闘するジェラルド・バトラーの姿に、

素朴に心奪われたのか、

今どきではない少しレトロな香り漂うエンディングにハマったのか、

よく分かりませんが全編すんなり気持ち良く観られた感があります。

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豪華な脇役がいい味だしてて、まずはデニス・クエイド。

メグ・ライアンの元ダンナで知られていますが、彼も今年で60歳。

77年の映画デビュー以来、忘れたころにヒット作に出演するというサイクルを繰り返し、

しぶとくハリウッドで生き延びています。

みなさんはご存知ないかも知れませんが、

50年代後半に爆発的人気を博したロック歌手、ジェリー・リー・ルイスの半生を

デニス・クエイド主演で描いた「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」は、

私のお気に入りの一本です。

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マイケル・ダグラスの嫁さんで、映画「シカゴ」でオスカーを受賞した

キャサリン・ゼタ・ジョーンズも出ています。

それに、「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」シリーズで知られる、

ユマ・サーマンも……。

3人ともそれぞれしっかりキャラクターを演じきっていて、

ユーモアのスパイスを効かせていました。

なんだか話が逸れてしまいましたが、

とにかく「スマイル・アゲイン」が第2位です。

疲れていた時に観たから必要以上に良く感じたのか、

他の方の感想を聞いてみたいものです。

 


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2014上旬、勝手に映画ランキング     その2

今回は前回の続きで3位だった残り3本のご紹介。

まずは「インポッシブル」です。

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2004年にバカンスでタイを訪れたスペイン一家が、

スマトラ島沖地震後に発生した津波に遭遇した実話がベースになっています。

東日本大震災を経験した我々とって、

脳裏に焼き付いて消えることのない津波。

映画の中で人々を襲う津波のシーンは、

あの忌々しい津波を彷彿とさせるに充分すぎるほど超リアルです。

監督は「一番大切なことは、観客に深く影響を与える悲劇的な実話に対し、

敬意を表して描くこと」と語っていたそうです。

被災規模の大きさに つい見失いそうになりがちですが、

ナオミ・ワッツの迫真の演技とその家族の絆が、

被災者ひとりひとりにそれぞれドラマがあったことを、

今いちど思い起こさせてくれます。

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次は「君と歩く世界」。

マリオン・コティアールの底知れぬ魅力と、

「闇を生きる男」のマティアス・スーナールツのハリウッド産ではない独特の愁い。

二人の個性が融合した、見事な作品でした。

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それもそのはずで、あの「預言者」を撮った監督だったんですね~。

絶望から這い上がろうとする姿は決して美しくなく、切ないほど痛々しい。

傷つきながら辿り着いた二人の未来とは……。

余韻を残したラストも印象的でした。

明確に描ききらないところが、大人な終わり方で良かったですねぇ。

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最後は「アンコール」。

「72歳の大決心」というキャッチコピー通り、

偏屈ジジイが最後の最後に懺悔のチャンスを

掴み取ることができるのか…という映画。

人生経験をたっぷりと重ねた年配の方々が集まって、

合唱大会に出場するんですが、

それまでの過程で結構イキな懐かしのポップが使われています。

「満足度100%!踊りだしたくなるのに涙が止まらない」

なんてレビューも紹介されています。

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特に最後に使われている曲が良くて、

ビリー・ジョエルの「眠りつく君に」という曲。

資料によると、この曲はビリー・ジョエルの娘が7歳だった時、

「人は死んだらどうなるの?」って聞かれて、

娘に歌う子守唄として作った歌だそうです。

いつの日か、僕らはみんないなくなる

それでも、子守唄は語りつがれる…

けっして絶えることなく…

そして、きみと

僕も

ずっと永遠に   (訳詩:山本安見)

クライマックスで偏屈ジジイの孫が叫ぶシーンがあるんですが、

“ぷるっ”と身震いするくらい感動しちゃいました。

年をとるとめっぽう子どもに弱くなって、なんとかしなければいけません。

勇気を振り絞り一念発起して懺悔するか、

日頃から少しずつ感謝を表現するか…。

少しずつがいいとは分かっていても、

オッサンの領域に達すると、より一層コツコツが難しくなるのであります。

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2014年上旬、勝手に映画ランキング     その1

またまたこの時期がやって来たと自分勝手に思い込み、

今年1月1日~4月30日までに観て面白かった映画をご紹介。

ということで、しばしの間お付き合いください。

あっさりベスト3の紹介と行きたいところですが、

今回は3位が6本もあります。

しぼりきれないところが私の悪いところでもあり、いいところでもあるのでは…

とヤボな言い訳は置いといて、

まず最初の1本は、ご存知「アナと雪の女王」。

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おてんばな妹と責任感たっぷりの姉。

Wヒロインに素晴らしい主題歌パワーの相乗効果で興行収益170億円突破!!

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その記録通り、ディズニーの底力を感じさせられる映像美。

子どもだけでなく、大人の女性もターゲットにしているようで、

これまでのディズニー映画よりもストーリー展開が早いのも人気の一因ではないでしょうか。

「ありの~ ままの~ 」 当然 良かったですが、

聖子ちゃんの娘、沙也加の歌声も良かったです。

気が付けば彼女も、もう27歳。

これが何かのきっかけになるといいですね。

幼い時に妹を危険な目に合わせてしまったお姉ちゃん。

その時の親の対応が、お姉ちゃんの人生を狂わせてしまう……

両親が「ありのまま」の娘を受け入れられなかったんですねぇ。

また本人にとっても「ありのまま」はコンプレックスであり、

悪循環で引きこもりに……。

王子様とお姫様の恋愛物語りではなく、

姉妹愛という普遍的なテーマにしたことが大ヒットに結びついたのでしょうねぇ。

 

次も同じく3位だった「ハード・ラッシュ」をご紹介。

マーク・ウォールバーグ主演のアクションものです。

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まったく期待せずに観たものだから、余計に面白かったのかも知れませんが、

たくさんの伏線が張り巡らされていて、ラストまで引っ張られる感じでした。

船を使った密輸を掘り下げたところが新鮮だったし、

コカイン、ニセ札、絵画といった3大密輸アイテムが

無理なく揃って登場するところもストーリーが巧みで良かったです。

主人公の“伝説の運び屋”と呼ばれるにふさわしい賢いトリックも、

この映画の魅力でしょう。

個人的には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」にも出てくるトリックが、

懐かしくて感慨深いものがありました。

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また悪役のジョヴァンニ・リビシーが良かったですね。

あの「アバター」でも頑張ってましたが、

脇役でありながらサラッと主役を食っちゃう数少ない俳優さんの一人です。

ある意味、マーク・ウォールバーグの代りはいくらでもいますが、

ジョバンニ・リビシーの代りは年齢的にも限られていると言えるのではないでしょうか。

いずれは、ゲイリー・オールドマンのような俳優さんになるのでは……

なんて勝手に思っています。

「全員、コイツにだまされる」のキャッチコピーの通り、

まだ観ていない方は、騙されたと思って観てください。

きっと面白いハズです。

 

次も同じく3位だった「ヒステリア」。

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きわどいテーマだけにどんな展開になるのかと思いきや、

ちゃんとしたどころか上質なラブコメに仕上がっていて大いに楽しめました。

どこまでが本当か分かりませんが、

19世紀のイギリスで初めて特許を得た医療電気製品開発までの

プロセスが面白おかしく描かれています。

(広告的には実話に基づく、となっていますが)

当時、女性のヒステリーは病気と考えられていて、それ専門のお医者さんがいたらしいです。

今でいう禁煙外来みたいなものでしょうか?

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で、その治療?のたのにお医者さんはとてつもない苦労を強いられていた分けで、

そんなお医者さんや患者さんの救世主となったのが、

この映画のテーマになった医療電気製品ということですが、

それだけではなく、開発までの物語りと平行して、

主人公とヒロインの恋愛が実に上手く描かれているのがこの映画のミソです。

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ヒロイン役をマギー・ギレンホールが演じていますが、

以前「ダークナイト」でクリスチャン・ベールとアーロン・エッカート2人に愛される役を

彼女がやった時、正直 ちがうでしょ~と思ってしまいましたが、

この映画を観て監督が彼女を使う意味が分かったような気がしました。

ユニークなテーマとマギー・ギレンホールの魅力、

男女を問わず楽しめる作品だと思います。

長くなったので続きは次回に。

 

 朗報

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*真偽のほどはまだよく分かりませんが、
2018年に続編がつくられるって情報が
あるようです。


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こだわりの…

過ごしやすい季節になりましたね。ふーふーさんです。

暑いのも寒いのも嫌いな僕にとっては今ぐらいがちょうどいいです。(ちょっと昼間は暑いですが…)
エアコンを使用しないので家計も助かるのでありがたいです。
会社の玄関脇のツツジもキレイに咲いています。
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今回からブログの更新が水曜日になりました。これからもバサラのブログ、「バサログ」をよろしくお願いいたします。

さて、皆さんは自分の「こだわり」ってあるでしょうか?

先日、嫁さんに「シャーペンの芯をもらったんだけどいる?」と聞かれたので、「三菱のuniシリーズじゃないといらない」と答えました。そこで自分のこだわりについて話題になりました。

僕は文房具、特に“書く・描く”に関する物にはこだわりがあります。
ノート、シャーペン、芯、消しゴムなどです。デザイン会社の方でなくてもおそらく一番よく使う文房具じゃないかと思います。

中でも、最もこだわりがあるのがシャーペンです。
Pentel SMASH0.5という製品です。0.9も使ってます。
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入社2年くらいしてから、約16年ほどほぼこれを使っています。
あまりに気に入ったので買いだめしていて、現在2代目です。↓

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1代目は10年ぐらい使いました。
↓こんな感じになります…。ボロボロですな。
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金属部分ははげて頭のゴムパーツもありません…。

このシャーペンのいいところは適度な重さと重心バランスの良さ、グリップの握りやすさです。なかなか疲れません。

これ、最強です!

文字も絵も両方スラスラ書けます。まぁ、スラスラ書けてもスラスラとデザイン案が出てくるわけではないですが…。

かなり前に、いつも買っていたお店に置かなくなったのでもう廃盤になっているだろうと勝手に思っていたら、

なんとまだありました!! いいぞPentel!

アマゾンでも買えるみたいで、さらにユーザー評価もいい!
感激っ!!

このシャーペンに三菱uniの芯、コクヨのノート(もちろんどのノートでもOKではないです)です。ノートの紙と芯の相性を何パターンも検証して今の組み合わせにたどり着きました。なので1本線を描いてみて、駄目だったノートをいっぱい人にあげました。とにかく、仕事柄、“書く”以上に“描く”事が多いので、この書き味の滑らかさは譲れません。

ホントは「これじゃ無いと駄目」っていうのは無くしたいのですが、よく使う物であればあるほど、そういうこだわりが出てきてしまします。
ただ、ホントに廃盤になって、どうしても別の製品じゃないといけなくなったら、多分あっさり違うのに乗り換えるんだろうなと思いますが…(笑)。その時にはまた検証しないといけません…。

ちなみに、このシャーペンに巡り会う前は、中学生の時に買った「魔女の宅急便」のシャーペン(笑)でした。現在の物に変わるまで、中学から約12年ほど同じ物を使っていました。物持ちいいですね。
↓現在のお姿…。もうガビガビで印刷もはげて何かわかりません。※元々、頭とペン先は金色でした。これも重量バランスがとても良かったです。
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シャーペンに限らず、1度気に入ってしまうとなかなか手放せなくなるのが困りものです。若い頃はいろいろな物を試しに使いましたが、おっさんになると同じのがいいなと思うようになりました。

 

 


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小さな命

一ヶ月ほど前、家の近くで子猫を拾いました。

朝、いつものようにゴミ収集場所へゴミを捨てに行くと小さな段ボールに入れて捨てられており、衰弱した様子だったので急いで家に持ち帰りました。

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合計4匹。産まれて間もないようで、へその緒が付いたままでした。
この頃の子猫はとても弱く、また頻繁にミルクをあげたり保温しなければならず
家に置いたままにしておくことは出来ないので、会社にいる間は動物病院で預かって貰うことに。

動物病院は夜には閉まるので、その後は朝まで自宅で面倒を見ます。
1・2時間おきににミルクをあげたり、排便の手伝いをしたり…
慣れないこともあって、体力的にも精神的にも大変でしたが
その甲斐あって、すくすくと元気に育ってきました。

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このまま飼っていたいのですが、既に3匹猫を飼っているので里親を捜すことになりました。
猫好きの人が利用するSNSに投稿すると、程なく何人もの方から応募が集まり
その中でも一番信頼のできる方にお譲りすることに。
拾ってから10日あまりの短い間でしたが、すっかり情が移ってしまい
嬉しい反面、寂しい気持ちで送り出しました。

今は里親さんの家で、元気に走り回っているそうです。

 
縁があって助かった命。
この先10年・20年と長生きして、立派な猫生(?)を送ってほしいと願っています。

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映画のチケットはお早めに

こんにちは、まつりです。
みなさまGWはいかがお過ごしでしょうか?
私はイオン倉敷まで行って最近公開した「アナと雪の女王3D」を見に行こうとしたのです・・・が、なんと1時間半まえにはすでに満席で見ることができませんでした・・・。残念でした。
せっかく行ったので近日公開の映画情報とお買い物をしてきました!
映画公開情報は「ガンダムユニコーン」
昔ながらのキャラクターデザインで描かれた味のあるガンダムユニコーン!見たいですね!その前に6話見ないといけませんが。
ユニコーン2
そしてお買いものですが、クッションを買いました!
なぜクッションがほしかったと言うと、私の車のシートは固くて腰が痛くなってしまうんです・・・通勤に1時間近くかかるので本当に痛いです。
クッション2
これで通勤が楽になるはずです!

ちなみに、アナと雪の女王 の英語タイトルが Frozen 「冷凍(凍ってしまった)」って意味です(笑)
そして、カールおじさんと空飛ぶ家 の英語タイトルが UP! 「上昇」という意味です。
日本語の意訳ってすごいですね。子どもに分かりやすいように説明じみたタイトルにしているのでしょうか?

それでは皆様、よい休日を!!


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かみさまとのやくそく

子どもはお母さんを選んで産まれてくる

「かみさまとのやくそく」は、子どもが持つ胎内記憶(お母さんのお腹にいた時の記憶)や前世記憶をテーマにした映画です。

産まれる前の記憶が残っている子どもの話によると、大仏みたいな神様がいて、その回りにはたくさんの赤ちゃん(光の魂のようなもの)がいるらしい。

そして、そこにある大きなテレビに、いろんなお母さんが映っていて「このお母さんがいい」と思ったら滑り台を滑ってお腹の中に入ってくるらしい…

お腹の中にいるときも外の声は聞こえていて、例えば、お父さんとお母さんがケンカしてるときにお腹を蹴るのも聞こえているからだと…(笑)

胎児だから何もわからないと思ったら大間違い!
ちゃんと意識もあるし、認識力もあるとわかれば大人達の接し方も変わりますね!

前世記憶が鮮明な男の子が語った前世は、アウシュビッツで亡くなった子供だったということ。
この子は、前世の影響で小さい時から洋服のボタンがとても苦手だったんだそう。

一番、興味深かったのは、前世と今世の間の「中間世記憶」を話していた3人の子供達です。

中間世は、「とても暗い反省部屋」にいたんだと、3人共が口を揃えて言います。

「反省部屋」は、自死したり殺し殺されたり、後悔がたくさんある魂が行く所だそうです。
そこでじっくり反省した後、迷惑をかけた人たちを喜ばせるために、来世に転生するらしい。
それで人を喜ばせることができたら、その時初めて「自分のやりたいことができる」んだそうです!

ラストシーンは、ママ達のインナーチャイルドを癒すワークショップです。

赤ちゃんや子どもの存在を大事に扱う前に、ママ達が、自分を大事に扱う必要がある!
みんな、日々の暮らしに追われてイライラ・バタバタしたり、子育てが上手くできないんだと自分を責めたりなど…

でも、子ども達は、ママ達が笑顔でいてくれることを一番望んでいます。
そして、どの子どもも、ママを助けるために生まれてきたんだと言います。

私もお母さんを喜ばすためにこの世に誕生したのでしょう!

これからも、自分の両親や身近にいる仲間を喜ばせていける人であろうと考えさせられた映画でした。

みなさんは誰を喜ばせますか…


 

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(私的)春の風物詩。

ヤツが、ヤツが来た!
「免許更新のお知らせ」葉書が。
えーと、今回の講習の種類は?
「違反運転者講習」
・・・・・・・・・・・・。

今回も爽やかなブルーです。
いい加減ゴールドになっても良い頃なんだけどなぁ。
(そういえば時間帯一方通行の標識をうっかり見落とした事があったっけ・・・)
家に着くまで気を抜かないように、とは常々思っているのですが。う〜む(^_^;)
ゴールド免許になるまでには3年後の更新+5年間の無事故無違反か・・・フゥ
よーし、今日“も”安全運転で頑張るぞ!

というわけで、
2時間の違反講習をありがたく拝聴しに免許センターへ。
休日の免許センターは相変わらず人が多いですが、
最近は手続きが簡略化されてずいぶんとスムーズになりましたね。
受付でズラッと人が並ぶ事もなく、
免許証を受取るまでの待ち時間もなくなりました。ありがたい事です。
しかし、不満がひとつ。
ここでは免許証の写真をその場で撮るようになっているのですが、
流れ作業のように機械でパシャパシャと撮っていくので
焦り気味の引きつった顔になるんですよね。
なにぶん3年間使う免許証なので、
もう少し丁寧に撮ってはいただけないものでしょうかね?

出来上がった免許証を見て若干ヘコみつつ講習終了。
人には見せられませーん\(^o^)/

さて、このヘコみ気分をどうしたものか・・・。

そうだ、花見行こう!
時折小雨がパラつくけど、気にするな!
「思い立ったが吉日。それ以降はすべて凶日」ってどこかの誰かも言ってた!

岡山市内の桜はすでに散ってしまっているので
どうせ行くなら、という事で北上して「鶴山公園(津山城跡)」へお花見決行。

津山城は日本三大平山城のひとつで、
現在は鶴山公園として「日本さくら名所百選」にも選定された、桜の名所です。
といっても来たのは今回が初めてですが。
※画像は光量不足で暗すぎたため色補正しています

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入口付近には、津山藩藩主「森忠政公」が鎮座されております。
織田信長に従って京都本能寺で討死した、かの有名な森蘭丸の実弟なんだとか。
全然知らなかったよ地元なのに。でも、あまり似てないみたい?
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観光ガイドなどでよく見るショット。
中央にあるのは津山城築城400年を記念して復元された「備中櫓」です。
思わず「おお!」と声が出た。曇り空が本当に残念。
この備中櫓を仰ぎながら城郭を天守台に向かって上へ上へと登って行きます。
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天守閣は取り壊されて城跡だけですが、
昔ながらの石段を登っていくと、予想以上に大きな城だったことが分かります。
さて時代を感じさせる風情を楽しみながら歩いていくと、
満開の桜の木々が出迎えてくれました。ちょっと散りはじめですが。
桜祭りも開催されていて様々なイベントが行われており、
本丸、二の丸周辺は観光客でごった返していました。
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さすがに肌寒く地べたに座っている人はあまりいませんでしたが、
いたるところで酒宴が開かれていて、ほろ酔いで上機嫌の客の笑顔が微笑ましい。
ここは国の史跡にもかかわらず「バーベキューOK」というから驚き!
しかもコンロの貸し出しサービスもあるそうです。
全国的にも有名な桜の名所でバーベキューしながらお花見・・・いいかもしれない。
景色も最高ですよ。
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普通、桜と言えば見上げて愛でるものだと思うのですが、
見下ろす桜の絶景が楽しめるのは、鶴山公園ならでは。
桜色一色に染まった眼下の光景は、雲海さながらで圧巻です。
ホントに綺麗だ〜!

今年のお花見は無理かなぁと思っていたのですが、何とか間に合いました。
しかも、素晴らしい桜が見られて大満足。津山まで足を伸ばして良かった!

最後に、鶴山公園のプチ情報をひとつ。
本丸にある、石垣の中にハート型の石があって、
“恋成就の石”としてカップルの間でひそかな人気なんだそうですよ。
大切な人と一緒に探しにいってみてはいかがでしょうか。
見つけると良いことがあるかも!?


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オーストラリアのロックンロール魂

今回はじめてブログを担当させていただく“じっぷ”です。

みなさんよろしくお願いします。

初ブログですが趣味全開で音楽を紹介させてもらいます!

 

今回紹介させていただくバンドは「Airbourne」というバンドです。

2008年に「Runnin’Wild」でワールドワイドデビューしました。

 

熱い漢達のロックンロール!ストレートな楽曲!

これぞハードロック!

見事なまでにAC/DCを彷彿させるサウンドです。

 

その中でもオススメの曲はやはり「Runnin’Wild」です。

シンプルなリフでアップテンポ

拳を握って振り上げたくなります!

度々入ってくるコーラスがとてもカッコイイですね。

このスタイルのまま突っ走しって欲しいです。

 

私はバンドをやっているのですが

アルバムの曲をライブでコピー曲にしちゃうほど

はまっていました。笑

一度ライブに行ってみたいですね!

 

70~90年代のロックが好きな方

間違いありません。

是非聞いてください!

Airbourne Portraits in Melbourne

↓公式HPで試聴できます。※外国のWEBサイトです。

http://www.airbournerock.com

 

ちなみに私は平成生まれです。

ハードロック全盛期には生まれていません。笑


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「我慢」とは、現状に抗する力である。

 

随分前にBOOK-OFFで買ったまま忘れられていた本が、出てきた。

以前紹介した、橋本治氏が上梓した「乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない」という本。

出版の日付をチェックしたら、2005年11月22日だった。

「結構前の本だな~」と思いつつ、せっかくだから読んでみた。

そして、お約束のように読み始めてしばらくで、またツボにハマってしまいました。

 

橋本氏曰く

20世紀は、「わかる」が当然の時代だった。

自分はわからなくても、どこかに「正解」はある……人はそのように思っていた。

既にその「正解」はどこかにあるのだから、恥ずかしいのだとしたら、

その「正解」を知らないでいることが恥ずかしいのであり、

「正解」が存在することを知らないでいることが恥ずかしいのである。

だから、人は競って大学へ行ったし、子ども達を競わせて大学に行かせた。

ビジネスの理論書を必死になって読み漁ったし、誰よりも早く「先端の理論」を

知りたがった。

それをすることと、現実に生きる自分達が知らないままでいる「正解」を

手に入れることは、

イコールだと思っていたのである。~(略)~

この話しは「なんでも解決してくれる万能の正解」はそもそも幻想である、

と締めています。

そしてここから先、タイトルにある市場原理に対する彼なりの見解が始まります。

 

まず、「バブル経済」について。

1990年代の末に登場した「勝ち組」を、私は勝手に「日本経済の外から来た」と

言っています。

別にそれは、「外資系の企業」だというわけではありません。

「回復しない日本社会の景気や経済の中からではなく、その外から来た」と

言っているのです。

「外」とはどこでしょう? 「外」とは、「新天地」であり「辺境」である「フロンティア」の

ことです。

「フロンティア」を足場にしなければ、「勝ち組」は登場出来ないし、

「フロンティア」を見つけなければ、いかなる企業も「勝ち組」にはなれないのです。

どうしてかと言えば、バブル経済に至った日本経済が、もう満杯状態に

なっていたからです。

満杯になっていたものが一線を超えた……その無理が「バブルの破綻」を生みます。

だから、「バブルがはじけた」で元に戻ろうとしても、「元」は満杯のままです。

どうしようもないのです。~(略)~

 

次に「欲望」と経済については。

あなたは「消費者」として世界経済に参加していて、「欲望」は「必要」からはずれています。

「いるかいらないのか分からないが、自分はそれを“ほしい”と思う」というのが、

今の世界の「欲望」です。

あなたは本当に、「必要」ですべてを選んでいますか?

「欲望は世界経済によって動かされている……そうあってしかるべし」と思っているから、

販売促進を願う企業は、「消費者のニーズを先取りしろ」と言うのです。

あなたが会社員だとして、あなたの上司が「消費者ニーズを先取りしろ」と言った時、

あなたは「間違っている」と言えますか? 言わないでしょう?

消費者の「欲望」は、企業の方が先取りする……これをしなければ、もう企業は

生き残れないし、

「自分達のニーズに合わないものを作られたって困る」と、「消費者」の立場に立って

思うでしょう?

そのような形で、あなたは「世界経済」に参加してしまっているのです。

「組み込まれている」というか、「その存在を先取りされ、カウントされている」というか。

だから、「これはいやだ、なんとかしたい」と思っても、なんともならないのです。

「なんとかしたい」と思うその意志=欲望の主体は、「あなた」ではなく、

「世界経済」にあるからです。~(略)~

 

いかがでしょう、相変わらずのユニークなご意見です。

そして、最終的に日本経済を立て直すヒントに触れています。

昭和30年代までは、「“我慢”という現状に抗する力」をまだ持ち合わせていました。

我ながら「うまいこと言うなァ」と思います。

もちろん、私のオリジナルですが、これが重要だと言うのは、

こうした質の「我慢」がありさえすれば、「いるかいらないかのか分からないが、

自分はそれを“ほしい”と思う」というくだらない

「欲望」の侵蝕を食い止めることが出来るということです。

「いるのかいらないのか分からないが、自分はそれを“ほしい”と思う」というのは、

「欲望」なんかではなくて、実は「誘惑に弱い」ということです。

「我慢」というのは、この「誘惑に弱い」に対する、最大の特効薬なのです。

だから、「なぜ我慢はこの世から消えて、SMプレイの場にしかなくなってしまったのか?」

と考えるのは、重要なことなのです。

 

では、なぜ我慢というものは、この世から消えてしまったのか?

我田引水を承知で言えば、「我慢とは、現状に抗する力である」という考え方が、

我慢が当たり前に存在していた時代には存在しなかったからです。~(略)~

ということで、最後は「我慢しましょう」ってことになる訳ですが、

そんなんじゃァあまりにも寂し過ぎます。

今は間違いなく厳しい時代かもしれませんが、

世の中の終わりはたぶんまだまだ先のことでしょうから、

せめてこれから先、子孫達に感謝されるような社会。

その“きっかけ”だけでもつくれたらたらいいな~、

と思うのであります。

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