2014年上旬、勝手に映画ランキング     その1

またまたこの時期がやって来たと自分勝手に思い込み、

今年1月1日~4月30日までに観て面白かった映画をご紹介。

ということで、しばしの間お付き合いください。

あっさりベスト3の紹介と行きたいところですが、

今回は3位が6本もあります。

しぼりきれないところが私の悪いところでもあり、いいところでもあるのでは…

とヤボな言い訳は置いといて、

まず最初の1本は、ご存知「アナと雪の女王」。

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おてんばな妹と責任感たっぷりの姉。

Wヒロインに素晴らしい主題歌パワーの相乗効果で興行収益170億円突破!!

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その記録通り、ディズニーの底力を感じさせられる映像美。

子どもだけでなく、大人の女性もターゲットにしているようで、

これまでのディズニー映画よりもストーリー展開が早いのも人気の一因ではないでしょうか。

「ありの~ ままの~ 」 当然 良かったですが、

聖子ちゃんの娘、沙也加の歌声も良かったです。

気が付けば彼女も、もう27歳。

これが何かのきっかけになるといいですね。

幼い時に妹を危険な目に合わせてしまったお姉ちゃん。

その時の親の対応が、お姉ちゃんの人生を狂わせてしまう……

両親が「ありのまま」の娘を受け入れられなかったんですねぇ。

また本人にとっても「ありのまま」はコンプレックスであり、

悪循環で引きこもりに……。

王子様とお姫様の恋愛物語りではなく、

姉妹愛という普遍的なテーマにしたことが大ヒットに結びついたのでしょうねぇ。

 

次も同じく3位だった「ハード・ラッシュ」をご紹介。

マーク・ウォールバーグ主演のアクションものです。

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まったく期待せずに観たものだから、余計に面白かったのかも知れませんが、

たくさんの伏線が張り巡らされていて、ラストまで引っ張られる感じでした。

船を使った密輸を掘り下げたところが新鮮だったし、

コカイン、ニセ札、絵画といった3大密輸アイテムが

無理なく揃って登場するところもストーリーが巧みで良かったです。

主人公の“伝説の運び屋”と呼ばれるにふさわしい賢いトリックも、

この映画の魅力でしょう。

個人的には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」にも出てくるトリックが、

懐かしくて感慨深いものがありました。

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また悪役のジョヴァンニ・リビシーが良かったですね。

あの「アバター」でも頑張ってましたが、

脇役でありながらサラッと主役を食っちゃう数少ない俳優さんの一人です。

ある意味、マーク・ウォールバーグの代りはいくらでもいますが、

ジョバンニ・リビシーの代りは年齢的にも限られていると言えるのではないでしょうか。

いずれは、ゲイリー・オールドマンのような俳優さんになるのでは……

なんて勝手に思っています。

「全員、コイツにだまされる」のキャッチコピーの通り、

まだ観ていない方は、騙されたと思って観てください。

きっと面白いハズです。

 

次も同じく3位だった「ヒステリア」。

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きわどいテーマだけにどんな展開になるのかと思いきや、

ちゃんとしたどころか上質なラブコメに仕上がっていて大いに楽しめました。

どこまでが本当か分かりませんが、

19世紀のイギリスで初めて特許を得た医療電気製品開発までの

プロセスが面白おかしく描かれています。

(広告的には実話に基づく、となっていますが)

当時、女性のヒステリーは病気と考えられていて、それ専門のお医者さんがいたらしいです。

今でいう禁煙外来みたいなものでしょうか?

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で、その治療?のたのにお医者さんはとてつもない苦労を強いられていた分けで、

そんなお医者さんや患者さんの救世主となったのが、

この映画のテーマになった医療電気製品ということですが、

それだけではなく、開発までの物語りと平行して、

主人公とヒロインの恋愛が実に上手く描かれているのがこの映画のミソです。

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ヒロイン役をマギー・ギレンホールが演じていますが、

以前「ダークナイト」でクリスチャン・ベールとアーロン・エッカート2人に愛される役を

彼女がやった時、正直 ちがうでしょ~と思ってしまいましたが、

この映画を観て監督が彼女を使う意味が分かったような気がしました。

ユニークなテーマとマギー・ギレンホールの魅力、

男女を問わず楽しめる作品だと思います。

長くなったので続きは次回に。

 

 朗報

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*真偽のほどはまだよく分かりませんが、
2018年に続編がつくられるって情報が
あるようです。


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