さて、今回は2位の発表です。
栄えある第2位は「スマイル・アゲイン」です。
「えっ!!」っていう声が聞こえてきそうですが、
正直 なぜこの映画が気に入ったのか自分で自分を上手く分析できません。
サッカーのスタープレイヤーが、絶頂期に選手生命に終止符を打つ大怪我を負い引退。
選手時代の華やかな生活が忘れられないまま、やがて落ちぶれ、
大切な家族までも失ってしまう……。
息子との絆を取り戻そうと奮闘するジェラルド・バトラーの姿に、
素朴に心奪われたのか、
今どきではない少しレトロな香り漂うエンディングにハマったのか、
よく分かりませんが全編すんなり気持ち良く観られた感があります。
豪華な脇役がいい味だしてて、まずはデニス・クエイド。
メグ・ライアンの元ダンナで知られていますが、彼も今年で60歳。
77年の映画デビュー以来、忘れたころにヒット作に出演するというサイクルを繰り返し、
しぶとくハリウッドで生き延びています。
みなさんはご存知ないかも知れませんが、
50年代後半に爆発的人気を博したロック歌手、ジェリー・リー・ルイスの半生を
デニス・クエイド主演で描いた「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」は、
私のお気に入りの一本です。
マイケル・ダグラスの嫁さんで、映画「シカゴ」でオスカーを受賞した
キャサリン・ゼタ・ジョーンズも出ています。
それに、「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」シリーズで知られる、
ユマ・サーマンも……。
3人ともそれぞれしっかりキャラクターを演じきっていて、
ユーモアのスパイスを効かせていました。
なんだか話が逸れてしまいましたが、
とにかく「スマイル・アゲイン」が第2位です。
疲れていた時に観たから必要以上に良く感じたのか、
他の方の感想を聞いてみたいものです。