子どもはお母さんを選んで産まれてくる
「かみさまとのやくそく」は、子どもが持つ胎内記憶(お母さんのお腹にいた時の記憶)や前世記憶をテーマにした映画です。
産まれる前の記憶が残っている子どもの話によると、大仏みたいな神様がいて、その回りにはたくさんの赤ちゃん(光の魂のようなもの)がいるらしい。
そして、そこにある大きなテレビに、いろんなお母さんが映っていて「このお母さんがいい」と思ったら滑り台を滑ってお腹の中に入ってくるらしい…
お腹の中にいるときも外の声は聞こえていて、例えば、お父さんとお母さんがケンカしてるときにお腹を蹴るのも聞こえているからだと…(笑)
胎児だから何もわからないと思ったら大間違い!
ちゃんと意識もあるし、認識力もあるとわかれば大人達の接し方も変わりますね!
前世記憶が鮮明な男の子が語った前世は、アウシュビッツで亡くなった子供だったということ。
この子は、前世の影響で小さい時から洋服のボタンがとても苦手だったんだそう。
一番、興味深かったのは、前世と今世の間の「中間世記憶」を話していた3人の子供達です。
中間世は、「とても暗い反省部屋」にいたんだと、3人共が口を揃えて言います。
「反省部屋」は、自死したり殺し殺されたり、後悔がたくさんある魂が行く所だそうです。
そこでじっくり反省した後、迷惑をかけた人たちを喜ばせるために、来世に転生するらしい。
それで人を喜ばせることができたら、その時初めて「自分のやりたいことができる」んだそうです!
ラストシーンは、ママ達のインナーチャイルドを癒すワークショップです。
赤ちゃんや子どもの存在を大事に扱う前に、ママ達が、自分を大事に扱う必要がある!
みんな、日々の暮らしに追われてイライラ・バタバタしたり、子育てが上手くできないんだと自分を責めたりなど…
でも、子ども達は、ママ達が笑顔でいてくれることを一番望んでいます。
そして、どの子どもも、ママを助けるために生まれてきたんだと言います。
私もお母さんを喜ばすためにこの世に誕生したのでしょう!
これからも、自分の両親や身近にいる仲間を喜ばせていける人であろうと考えさせられた映画でした。
みなさんは誰を喜ばせますか…