久々の…

みなさんお元気でしょうか?ふーふーさんです。

すこしずつ暖かい日が増えて、だんだん春が近づいて来ましたね。
いい季節になってきますが、やっかいなヤツがいます…

花粉です。

もう、すでにかなりやられています。くしゃみ・鼻水・鼻づまり・涙に目のかゆみ…。
毎年キツイです。同じ花粉症の方、頑張って乗り切りましょう~。

 

 

さてさて、先日とあるイベントに参加してきました。
「ANAカード会員限定 ヒコーキ写真セミナーとANA整備工場見学会」というものです。

以前のブログでも飛行機好きということは書きましたが、最近は飛行機に関する活動は休止していました。
ところが先日、ANAから一通のお手紙が…。

「ANAカード会員限定 ヒコーキ写真セミナーとANA整備工場見学会当選のご案内」

tousen

あっ!

かなり前だったので、すっかり応募していたのを忘れていました。

当たっちゃった…。

実を言うと、飛行機の機体工場見学はいつでもやっているのですが、基本的に平日です。土日に行こうと思ったら今回のようなイベントに参加するしかありません(たぶん)。しかも、かなり競争率が高いので“ダメもと”で応募していました。
だから、とてもラッキーです!

「ええなぁ、あんただけ…」的な嫁さんをよそに、急いで羽田までの飛行機を予約してカメラを押し入れからズリズリ引きずり出してきました。

 

当日は生憎の天気…。(まぁ、見学は格納庫内なんで天気はどうでもいいですが、寒かった。)見学の講義を受け、ヘルメットを被り、いざ羽田空港内にあるANAの格納庫へ!!!!!

※以下、機体工場内の写真についてはANAに許可を得て掲載しています。

扉をぬけると…

 

おぉぉぉぉぉぉ~飛行機だぁぁぁぁ~。

DSC_4324_fix

そりゃそうだ…。

 

垂直尾翼でけぇぇぇぇ~。

DSC_4328_fix

憧れの機体工場見学、飛行機ファンなのでもっとスゲースゲーってなるかと思っていたけど、実際中に入ると逆に感慨深いものでした。
ただ、そんな想いもどこへやら…見学時間にも限りがあるし、こんな機会は滅多に無いと思い、案内のおねーさんの説明も上の空、ケチケチ根性でここぞとばかりに写真にビデオに撮りまくりでした…。
※実際、写真ばかり撮っていて肉眼で目の前の機体をちゃんと見ていないのが悔やまれます…。

DSC_4356_fix

この日はたまたま、アメリカのボーイング社からフェリーされてきたばかりの新品のB787がありました。滅多に新品は見られません。これまたラッキー!!

新品でピッカピカ!!

新品でピッカピカ!!

ロールスロイス製エンジン! でけーっ! 

お値段1つ20億円!!!!

DSC_4436_fix

 

それにしてもこれは楽しい!!

なんでしょうか? 久々に趣味に走った出来事だったので、地に足が付いていないフワフワした感じでものすごいテンションが上がりまくりでした…。

みなさんはワクワクドキドキな体験してますか? 歳をとるとなかなかそんな機会も少なくなって、平凡な毎日を過ごしてしまいます。 これから暖かくなってお出かけするには絶好の季節になります。たまには好きなことして思いっきり楽しみましょう!

そんなことを考えさせられたイベントでした。

※ヒコーキ写真セミナーについては長くなるので割愛します。

 

反省会…

また行ける機会があったら、今度は写真撮りまくらないでじっくり機体を見たいです…。

 


カテゴリー: ふーふーさん, 日記 | 久々の… はコメントを受け付けていません

春宵あかりに行ってきました。

先週春宵あかりに行ってきました!

とてもきれいで幻想的な空間。美観地区でやるだけあって周りの町並みとちがう

時間の流れを感じがしました。

傘の色を使った“あかり”の演出や、窓に映り込む“かげ”の演出。

まさに「和」という言葉にふさわしいイベントでした。写真をいくつか撮ったものの

写真では表現しきれない独特な雰囲気がありました。

あかり

来場者は家族連れが目立ちましたね!

自分も家族や恋人ができたら是非来て見たいものです。

いつになるか分かったものではありませんが・・・。

img00

3月23日までやっているそうなので、今度は誰かを誘って行こうと思います!

皆様もぜひ時間のある時に行ってみてはいかがでしょうか?


カテゴリー: まつり, 日記 | 春宵あかりに行ってきました。 はコメントを受け付けていません

叔父さんになりました。

先月末、姉のベビーが生まれたとの知らせを受けたので

土日に実家の広島に帰り、初対面してきました。

baby

産まれてまだ数週間とのこともあって、とても小さく

「可愛い!」というよりも、

こんなに小さくても動いているのが不思議だ…というのが第一印象でした

(本当にとても可愛いのですが)。

 

出産祝いは男の子なので、蝶ネクタイの付いた

少し小生意気なよだれかけセットを

そして、両親にはiPad miniを

(ようやく)プレゼントしました。

iPadmini

昨年のブログの記事にも書いたように

使ってくれるのかとっても不安なiPadでしたが…

カメラの使い方、撮った写真の見方、メールの使い方など

一通り伝えると以外にもすらすらと使い始め

台所からベビーのいる寝室までFacetimeで遊んだり

一緒に写真を撮ったりと、楽しそうに使ってくれたので一安心。

あとは、しばらく実家休養する姉にレクチャーしてもらうようお願いし

岡山に戻りました。

 

次にベビーに会うのはゴールデンウィーク。

どんなに大きく元気になっているのか楽しみなのはもちろんのこと

両親がどれだけiPadを使いこなしているかも、楽しみにしています。


カテゴリー: やぎ部, 日記 | 叔父さんになりました。 はコメントを受け付けていません

初心にかえる!

先日、YELL 〜夢を実現した者×夢を応援した者〜 と題したおかんのライブ&てんつくマンとおかんのトークライブに行ってきました。

イベント紹介はこちら

t02200311_0326046112825612764

 

おかんとてんつくマンをご存知ない方もいると思いますので簡単にご紹介します。

まず、ロックグループ「おかん」
当時 中学生だった現在メンバーのDAI、YOU、本東地を中心に結成。
コピーバンドを経て、当時 バンドの一番のファンだった友人の突然の死をきっかけに、オリジナル楽曲を製作しライブを行うようになる。メンバーチェンジの末、2004年9月にドラムの成を迎えて活動中。

人それぞれの人生には、決して捨てることのできない大きな意味があり、生きているからこそ実感できる 嬉しさ、喜び、悲しさ、怒りに満ち溢れた、そんな瞬間の気持ちを歌詞に詰め込み、リアリティー溢れる鼓動を大切に活動。

おかんの詳細はこちら

profile_photo_2013

 

次に天国を創るニューヒーロー「てんつくマン」
元吉本興業のお笑い芸人で山崎邦正(現・月亭方正)の相方。
その後、映画を創りたいということで吉本興業退社。映画製作の道に入る。
現在、映画監督・路上詩人、NPOを立ち上げ環境保護活動も行う。

てんつくマンの詳細はこちら

d0166615_12254351

 

今回は、「夢は叶う!」というテーマで、おかんとてんつくマンの実体験に基づたトークライブでした。

おかんは、「いつまでもいつか叶う夢と思っていたらいつになっても辿りつけない」「自分たちが30歳になった年に夢を叶える!」とステージ上で宣言!
周りの反応は否定的なものが多く『絶対に無理だから諦めたほうがいい』と口を揃えて言われ続けたそうです。しかし、諦めずに夢を叶える道を探し続け、ついに無名のバンドによる大阪城ホールでの単独公演が実現!
彼らの想いに賛同した全国の仲間が集まり約7,000人を動員する前代未聞のライブとなったそうです。

現在は、新たな舞台として中国・台湾・マカオ・香港の4カ所をまたぐアジアツアーを実施。
言葉や文化、あらゆる壁を取り除くライブで、みんなが肩を組み合って大合唱する未来を願って、次なる大きな1歩を踏み出しました。

 

 

てんつくマンは、普通の映画はどこかの企業がお金を出してつくりますがその方法を選ばず、「映画は観て楽しむもの」 ではなく、「映画に参加した」「参加した映画が出来た」「その映画をワクワクして観た」という、10万人、100万人で創るという世界初の参加型映画に挑戦しました。

どうやって参加してもらったかというと、映画を創る前にまず映画のキャラクターグッズを創り、それを売り歩き、買ってくれた人が全員スポンサーという形です。

日本を一周しながらグッズを売り、始めは順調でしたが、途中からグッズの不良品によってお金を集めるどころか、借金が増えそのうちスタッフもバラバラになるという状況に!

しかし、そこで諦めずに多くの人や奇跡的な出会いによって、気がつくと路上に座って筆と墨で言葉を書き、路上詩人と呼ばれるようになってました。

そんな時でも映画を創ることは諦めず、毎日毎日、地道にしていたら出版社から「本を出しませんか?」と声がかかり、百貨店からも「個展をしませんか?」とイベントなどの依頼が入りなんと気が付くと、借金はゼロになりとうとう製作費も集まったそうです!!

『人と人が出逢い、大きな力となって、天国を創ってゆく。出逢いは宝物』ということを伝えたくてドキュメンタリー映画に!

てんつくマンは、映画が創りたいのではなくて、映画を創ることによって、世の中を変えたい!

そして諦めることなく、動き続けたら、絶対に今を天国にすることが出来る!!
この映画をきっかけにさらに、自分達なりの天国(笑顔)をどんどん増やしていきたいという思いで創ったそうです。

 

どちらも、周りから否定されても夢を諦めずコツコツと進む中で叶えた夢!

 

否定された時は、自分の想いが強いかどうか試され時!
人には可能性が無限にある!!
自分で自分の枠を作らずにワクワクする方へ進む!!!
その言葉が印象的でした。

 

私も30歳を過ぎて経験もなく広告業界に飛び込みました(笑)
そのキッカケは、東京に住んでいて岡山に帰省した時に何気なく見た空き地。交通の便もよく、周りの環境も特に悪くない空き地がいくつもありました。

空き地になるには様々な理由があったと思います。

しかし、その空き地を見たときに、なんともったいない!もっと有効活用できるのに〜!!
これは、情報発信の仕方でその土地が活用できるのではないか?
それによって、地域活性化にも繋がるのでないか!と思ったからです。
その手段として、広告という仕事を選びました。
いつか、でっかい仕事してやる!
岡山を日本全国にPRして経済活性化に繋げる!!と意気込んでいました。

 

そして、月日は流れ、日々の慌ただしさでいつの間にかそんな想いが忘れさられていました(笑)

 

しかし、今回、おかんとてんつくマンのトークを聞いて、初心にかえりました!
どんな形であれ、情報を発信し続ける!それが、今後に繋がることを信じて、仕事をしていこう!!

 

BASARAでの仕事は、多岐に渡ります。

 

手かげている仕事が、いつ、何がヒットするか分かりませんが、でっかくなるとういワクワクを抱えながら取り組んでいきたいと思います。

 


カテゴリー: クローバー | 初心にかえる! はコメントを受け付けていません

世界が変わる、極彩色

皆さま、プロジェクションマッピングってご存知でしょうか?
例えば東京駅丸の内駅舎のプロジェクションマッピングなんか有名ですね。
それから日本国内で一気にブームが広がり
各地でプロジェクションマッピングショーが開催されていますが、
みなさんも見に行かれましたでしょうか?

私もそんな波に載せられて行ってきました
「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」。

このイベントは大阪城の西の丸庭園を会場に行われたイベントで、
天守閣の3Dマッピングと共に、西の丸庭園一帯を大規模な
イルミネーションで飾られていました。
「秀吉なら、これくらいドデカく輝かせるだろう」と、
本当にとてつもないことをやってくれているのは、
実は大阪観光局とハウステンボスという、行政と民間企業との
異色のコラボレーションだそうです。

(しかし、デジカメを忘れて来るという大失態をおかし、
携帯での撮影となってしまいました。うわあぁぁ)

<回廊エリア入口周辺>
3D_1
鮮やかなライトアップとその後方にたたずむ大阪城のギャップが楽しめます。

<”光のビッグブルー”エリア>
3D_2
青い海の真ん中に鎮座する「光のキューブ」は
日本初となるライトアップエンターテインメント。
正方形の中にビッシリとLEDが敷き詰められていて、
3Dで表現されたネオンサインといったところでしょうか。

<ジュエルイルミネーション>
3D_3
音楽と光によるコラボレーション。
クラシック音楽に合わせて壮麗な光のショーを繰り広げます。
動体視力が追いつかず、クラクラしました(笑)

メインの天守閣のプロジェクションマッピングは約10分間。
迫力ある画像がめまぐるしく変化いくのでなかなか楽しめました。
難を言うと、3D感が若干弱かった…かな。
この日は朝から雨で夕方には雨は上がりましたが、
薄曇りで靄がかかっているせいか陰影が若干ぼけた感じに。
晴れた日ならもっと鮮明に見えるんでしょうね。ちょっと残念。
プロジェクションマッピングの動画撮影はさすがに携帯では無理がありましたので断念。
公式HPダイジェスト板をご覧ください。

[ハウステンボス×大阪観光局]
大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション

もっと見たいと言う方は、youtubeに高画質動画が多数アップされていますのでそちらをご覧くいただければと思います。

今回は大阪城でしたが、姫路城や岡山城ならほぼ単色だし、
もっと映像が映えそうな気がする。ぜひとも開催してほしい。

世界各国の様々なイベント等で目にする事が多くなった
プロジェクションマッピングですが、
私がおおっ!と思った映像の中からいくつかあげてみます。

<Louis Vuitton Presents Retracing the Trunk>

ルイ・ヴィトンのトランクの歴史を振り返るマッピング映像。
独特の世界感は圧巻。

<The Waterfall on Audi R8>

チームラボとアウディジャパンによるコラボレーション。
滝のように降りてきた水が車体を伝って、地面に波紋を広げる様子が幻想的です。

<Lux Eucharistica – Kölner Dom Juni 2013>

「ケルン大聖堂」内部で行われたプロジェクションマッピング。
凝視していると吸い込まれそうな感覚に陥ります。

<Performance:Shiro-A at TEDxTokyo>

テクノサウンドと映像とパフォーマンスの見事な融合。
世界中で活躍する「白A」の斬新かつ刺激的なエンタテイメントです。

<run by vjsuave>

MTVがブラジルのサンパウロ市街地で手掛けたプロジェクションマッピング。
様々な建物や地面に映像を投影するという手法によって、
男の子のが街中を飛び回ります。疾走感が気持ちいいです。

この他にもPVとかライブの演出など面白い映像がたくさんあるのですが、
きりがないのでこの位にしておきます(笑)

プロジェクションマッピングのベースにある考え方や手法そのものは
実は古くから様々な場所で行われていたもので、
1969年頃に作られた、ディズニーランドのホーンテッドマンションの像が元祖といわれています。
みなさん生まれてますでしょうか?
当時は「プロジェクションマッピング」という言葉もなく、
アナログの映写機を用いて(8mmフィルム?)を使って顔を像に投影したものだったそうです。
いやぁ、さすがは夢の国ディズニーランド。
“魅せる”ためのクリエイティブはすでに先端を走ってたんですね。

プロジェクションマッピングといえばトリックアートのような視覚的インパクトですが、
日頃見慣れた建物や身近な空間を、3DPMで「バーチャル」にデザイン・演出する事で、
特別な「非日常」を創りだすことが出来ます。
そして、その時その場に居なければ体験できないという「限定感」と同時に
多くの人と感動を共有する「高揚感」が最大の魅力なのではないかと思います。
屋外の大型企画も見応えありますが、
ケルン大聖堂のように室内マッピングでバーチャル空間を実体験できたり、
オーディエンスも参加できるようなプロジェクションマッピングができるといいですね。

ちなみに個人レベルでもプロジェクションマッピングが楽しめるようになってきていますよ!
iPadからプロジェクションマッピングを実現できるアプリ『DynaMapper』。
以下の動画で実際の利用シーンを見ることができます。

<DynaMapper  for ipad>

これならちょっとしたパーティーや結婚式の演出なんかにも使えそうじゃないですか?
今の所、画像の簡単な切り替えや最大16枚の絵を繰り返した
アニメーションを表示できるくらいのようですが
今後に期待ですね。


カテゴリー: 日記, 黒服A | 世界が変わる、極彩色 はコメントを受け付けていません

ウェブ・デザイン栄枯盛衰

今回は少し硬派なウェブ・デザイン系のお話を。

長い蓄積がある印刷・出版の世界に比べると、ウェブの歴史はせいぜい20年。
しかも技術の爆発的な進化によってその内容もどんどん書き換えられています。
ここ数年、僕らウェブクリエイターの間で何かと話題になったのは「Flashの退潮」です。

凝った仕掛けが施されたサイトや、ゲーム性のあるコンテンツの多くは、ごく最近までAdobe社が提供しているFlashアプリとその関連技術で作られていました。
一時期のウェブ業界ではFlashの技術者が肩で風を切って闊歩していた時代があったのです。

basara_HP
↑実はバサラのトップページも、かつてはFlashで作られてました

でもFlash嫌いのカリスマ、Appleのスティーブ・ジョブスが意図的に”殺しに”きたおかげで、この技術は急激に下火になり、あるいは数年後には無くなっちゃうだろうとさえ言われています。
なにしろFlashを使ってしまうと、ウェブの半分を牛耳るApple製デバイスにはまるっきり表示されないのですからね。

なぜジョブスはそれほどFlashを目の敵にしたのか?
Flashの多彩な機能は、その分コンピュータの計算能力を大量に消費します。
「アレを使ったページを眺めているだけで、iPhoneのバッテリーはどんどん空っぽになってしまう!」
ジョブスはそう叫んでFlashを攻撃したそうです。


そしてジョブスがFlashに代わる技術として推奨したのが、“次世代のウェブ言語”と呼ばれるHTML5というヤツなんですが、、、

でもここだけの話、HTML5を使ってみたウェブ技術者の多くは
「これじゃFlashの代わりにはならないよ…」
と天を仰ぎました。
実際に出来上がるウェブ・ページのクオリティにしても、開発にかかる手間隙にしても、 HTML5はFlashには及ばなかったのです。

でも過去を振り返ってため息をついていても未来はやってこないですしね。
実はFlashを葬られたAdobe自身が、今度はHTML5を使ってFlashばりのサイトを作り上げるための新しい仕組み、 「Adobe Edge」シリーズを立ち上げ、捲土重来を図っています。

adobe_edge_animate
Adobe Edge Animate

正直まだまだFlashには及ばない点も多いですが、かつてのような多彩さに溢れたウェブ表現の再興を信じて、 僕らウェブ技術者は今日も新しい技術の習得に追われまくっています!(←結局一番言いたかったのはコレだったりして(笑))


カテゴリー: チクワ, 日記 | ウェブ・デザイン栄枯盛衰 はコメントを受け付けていません

2013年下旬、勝手に映画ランキング   その6

ランキングには入らなかったものの、おしい作品を2本ご紹介。

まずは「ザ・マスター」。

ダニエル・デイ・ルイスがアカデミー主演男優賞を獲得した、

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を撮ったポール・トーマス・アンダーソン監督が

あの作品以来5年ぶりに手掛けた、前回同様のとっても濃い~い映画です。

ダブル主演とも言える、ホアキン・フェニックス(リバー・フェニックスの弟)と

フィリップ・シーモア・ホフマンが尋常じゃない怪演を見せています。

この二人の役者エネルギーがスゴ過ぎるので、

好き嫌いがはっきり分かれると同時に、

観る側の技量が試される映画といってもいいでしょう。

留置場でホアキン・フェニックスが暴れるシーンは必見です。

master

 

次に紹介するのが「人生、ブラボー!」。

小遣い欲しさに、過去に「スターバック」という偽名で693回精子提供を行っていた男。

ある日突然、遺伝子上の子どもたち533人に父親だと告げられ、

その中の142人に身元開示の裁判を起こされてしまう。

42歳になっても親父のスネをかじり、

マリファナ栽培で金儲けを企んだり、マフィアから借金したりと、

いい歳こいていっこうに大人になれない男。

あげくに、やっと結婚の約束を交わしたフィアンセは只今 妊娠中。

そんなグダグダな男が533人の父親であることを知って、どうなっちゃうのか……。

この映画、2011年にカナダでつくられたものなのですが、

ドリームワークスによるハリウッドリメイクが決定しているそうです。

でも、上手くいくでしょうかね~。

主人公のキャラクターがとても大切で、ダメ男なんだけど憎めない。

そんな微妙な味をカナダの役者さんは見事に演じていましたから……。

jinsei-2 jinsei-1

 

ほとんどDVDですが、昨年はトータルで185本の映画を観ました。

年間を通じてのベストな映画は「きっと、うまくいく」でした。

レンタルも開始されているので、ぜひ観てください。

kittoumakuiku

*2月2日、ショックなニュースが飛び込んで来ました。

フィリップ・シーモア・ホフマンが薬物の過剰摂取で死去しました。

ホフマンといえば「カポーティ」が有名ですが、個人的には メリル・ストリープと打々発止

した「ダウト」が強烈に印象に残っています。

それにしても、まだまだ観たかった俳優さんだったのに残念です。

Hoffman

ご冥福をお祈りします。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2013年下旬、勝手に映画ランキング   その6 はコメントを受け付けていません

2013年下旬、勝手に映画ランキング   その5

いよいよ第1位の発表です。

第1位は「タイピスト」です。

1950年代のフランスが舞台。

田舎で雑貨店を営む父親の反対を押切り上京した、ローズ。

当時は女性の社会進出が活発になりだした頃で、

中でも「秘書」は女性が憧れる職業№1。

かくしてローズも秘書を目指して面接にトライすることに。

ラッキーも重なり、憧れの秘書という職場をゲットできるが、

ドジで不器用な本性がバレてしまい1週間でクビになってしまう。

上京してまだ1週間しか経っていないのにノコノコと田舎に舞い戻る訳にはいかず、

なんとか引き続き雇ってもらえないかと雇い主にすがるローズ。

そこで、クビを撤回してもらう条件として突きつけられたのが、

タイプ世界大会(タイプライターの早打ち大会)の予選を突破し、優勝することだった。

ローズの唯一の特技はタイプを打つことだが、それには大きな問題が……。

彼女の場合 両手の人差し指だけを使って打っていたのだった。

そこから「ロッキー」ばりの特訓がはじまる。

はたして、ローズはタイプ世界大会に進出することができるのか……。

50年代のフランスのファッションやカルチャーが色鮮やかに描かれていて、

ストーリー展開も小気味よく、スタイリッシュで心地よい映画でした。

タイプライターのあのリズミカルな音も、随所に効いてましたね~。

登場した時は何とも思わなかったヒロインが、

映画が進むとドンドン可愛く見えてくる……。

天真爛漫さを残しつつ成長するヒロインの姿が、

時間の経過と共に高感度をアップさせたのでしょう。

お洒落でユーモアがあってノスタルジック、それにスポ根に恋愛。

文句なしのハッピー・ムービー。

観賞後に笑顔になれる映画、お勧めします。

typist-1 typist-2

typist-3 typist-4

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2013年下旬、勝手に映画ランキング   その5 はコメントを受け付けていません

2013年下旬、勝手に映画ランキング   その4

第2位は「ゼロ・ダーク・サーティ」です。

今から約3年前、2001年のアメリカ同時多発テロの首謀者オサマ・ビンラディンが、

パキスタンの隠れ家を特殊部隊に襲撃され殺害されました。

この映画はその襲撃に至るまでを、

まるで現場映像をそのまま映し出しているんじゃないかと思わせるようなリアルなタッチ

で、とことん冷徹に描いています。

監督はあの「ハート・ロッカー」で「アバター」旋風だったジェームス・キャメロンに

一撃を食らわせた、元嫁さんのキャスリン・ビグロー。

緊張感溢れる映像は前作以上にハンパなく、

“世界は、真実を目撃する”のキャッチコピーがピッタリ ハマってました。

あきらめることなくビンラディンの動向を追い続け、

ついには隠れ家を突き止めたCIAの女性アナリストを

ジャシカ・チャスティンが演じていましたが、

彼女がとても良かったですね~。

この映画を観ていいな~と思ったので「欲望のバージニア」も観たのですが、

こちらは残念な結果に……また次回に期待しましょう。

話が逸れてしまいましたが、

こんなデリケートな事件をよくぞ映画にしたものだと感心させられました。

そして、もし映画にするのならこの表現方法がベストだということも……。

優れた監督と脚本家だけがなせるワザですね~。

それにしても、この映画を今つくれるスゴさーー。

アメリカって、いつもはグズグズなのに時々こんなことをやらかします。

特殊部隊が隠れ家を襲撃する際の容赦ない発砲。

やられる前にやれ!!を徹底する姿に、首謀者を射止めた誇りはまったく無く、

強烈な虚しさがクライマックスを覆い尽くします。

暴力、特に銃器による復讐は、新しい道をつくり出さない……。

そんなメッセージが聞こえる気がしました。

zdt1 zdt2

zdt3

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2013年下旬、勝手に映画ランキング   その4 はコメントを受け付けていません

2013年下旬、勝手に映画ランキング   その3

今回は3位の発表です。

第3位は「永遠の0」です。

ご存知、百田尚樹の大ベストセラーを映画化した作品です。

500ページを超える原作を上手く取捨選択して、144分に纏めていました。

また今作では、「ALWAYS」シリーズで見せた山崎監督とROBOTのコラボが生み出す、

ハイクオリティーなVFX技術がいたる所で炸裂。

特にリアルな戦闘シーンは、映像に臨場感と緊張感を与えていました。

周りが自分のことをどう思おうと、妻と娘の元へ戻り 命を懸けて二人を守り抜く……。

家族への愛、その信念を貫いていた宮部久蔵が終戦直前に“なぜ 特攻を志願したのか”。

物語は、当時の宮部久蔵を知る人たちの証言を聞いて回ることで、

少しずつ真実が明らかになってゆきます。

ベテラン俳優さんが、映画全体の説得力を高めるいいお芝居をしていました。

景浦の現在を演じた田中泯(68歳)と大戦中を演じた新井浩文(34歳)が良かったですし、

もう時効ですが、若い頃モゲモゲの歌であんぐりとさせられた風吹ジュンも、

やわらかくていい味を出すようになりましたね。

そして何より、夏八木 勲。

宮部久蔵が戦死したことにより、未亡人となった松乃と再婚した弁護士役で出ていました

が、彼にとってこの映画が遺作となってしまいました。

まさに遺作にふさわしい、見事な演技を見せてくれています。

本も映画も面白かったのですが、

実は原作の時点から少し気に入らないところがあります。

作家が男だからでしょう、未亡人である松乃の再婚へのくだりが

「許し」への材料が揃い過ぎてリアリティーが欠けてましたね。

また、夜な夜な宮部 久蔵が身体を鍛えるシーンも、

人に見つかるくらい声を出しながらするか~?って思ってしまいました。

まぁ総合的に見ると、合格点なのでいいのですが……。

最後に原作を読んでいない人がラストシーンを観て、どう感じたか知りたいですね。

たぶん山崎監督が300万部を超える小説へのリスペクトを込めて、

あのラストシーンを選んだのだと思いますが……、

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のデ・ニーロを

彷彿とさせる終わり方でしたね。

eienno-4 eienno-2

eienno-6 eienno-8

eienno-5

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2013年下旬、勝手に映画ランキング   その3 はコメントを受け付けていません