2012年下旬、勝手に映画ランキング その1

9月1日~12月31日までに観た映画(ほとんどがDVD)の中で、
私の偏った好みで選んだいい映画を発表。
今回は第5位からの発表です。

まず第5位は、「スーパー・チューズデー」

ジョージ・クルーニーが監督・脚本・主演をこなした作品。
民主党の大統領予備選を競い合っている2強の陰謀と画策を描いたものですが、
キャスティングが素晴らしかったですね。
私からすれば、ジヨージ・クルーニーはいたって普通(普通に観えるのが
スゴイんでしょうが)。
ライアン・ゴズリングが頑張ってましたね~。

しかし、そんな彼よりも抜きん出ててたのが、
やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンです。
ライアン・ゴズリングの上司役なんですが、
彼が出ることによって映像が引き締まりリアル感が増すんですね。
何をやってもピタッとハマる、クオリティーの高い役者さんです。
さらに、私のお気に入りのエヴァン・レイチェル・ウッドが重要な役で出てます。
「レスラー」で復活した、マリサ・トメイもしっり脇を固めてました。
題材がシリアスなだけに、役者さんの技量が決め手になる映画。
内容も良かったですが、まずはキャスティングに拍手ですね。

つづいて第4位は、「ファミリー・ツリー」です。

これもジョージ・クルーニーが主演している映画ですが、
こっちはジョージ・クルーニーの新境地を切り拓いた作品になっています。
カメハメハ大王絡みでハワイに広大な土地を持つ、弁護士と妻それに2人の娘。
ハタから見れば幸せの条件が十分に揃っているにも関わらず、
実際の家族はバラバラの危機に…。
そんな時、妻がボートの事故でこん睡状態になってしまう。
これをきっかけに、亀裂から崩壊へと悪化が決定的になってしまうが…。

家族の絆をなんとか取り戻すため苦悩する父親役を、
今までにはないキャラクターでジョージ・クルーニーが好演しています。
この映画での彼の演技は、これからの役者人生に大きなプラスを
もたらすのではないでしょうか。

娘役2人も良かったですね~。
次女役の子は、アビゲイル・ブレスリンを彷彿とさせる容姿で、
演技もナチュラルでそれこそアビゲイル級の演技をしてました。
長女役はシャイリーン・ウッドリーっていう若手の注目株。
こちらも若い頃のローラ・リニーってこんな感じじゃなかったのかな?って思わせる容姿で、
この映画を機に次々とオファーが殺到しているそうです。
全編を通して、シリアスな問題でありながらどこか滑稽な空気が流れていて、
肩に力を入れることなく「家族とは…」を考えさせられる映画でした。

次は第3位の発表ですが、
3位以降は次回に…。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 パーマリンク

コメントは停止中です。