【整理整頓の機会】

心機一転、新たな人生をスタートする際には、必ずと言っていいほどそれまでの生活に係わる物事の整理整頓が発生します。
そこでよく問題となるのが、古いアルバムやプリント写真の処遇。家族の歴史・ルーツの証しである写真をキレイに整理してまとめ、親から子へ、子から孫へ継承することはとても意義深いものです。
私たち「おくってフォトブック」が、みなさんのこれまでの思い出をまとめるお手伝いをすることで、ご家族の現在・過去・未来をしっかりサポートすることができたら幸いです。
「おくってフォトブック」では、アルバムや写真をどのようにまとめたいのかご要望をしっかり伺い、制作を進めますが、最終工程である印刷・製本の前に必ず掲載する写真やレイアウト(写真の配置)を確認していたたくのでご安心ください。
「おくってフォトブック」の“グっと!アルバム”はご自身やご両親、ご先祖様が歩んできた歴史や道のりを振り返えるだけでなく、自らを見つめ直しより深く自分を知ることができるツールです。さらに幼いご家族や親族の方々にとっては、ただ眺めるだけの写真集ではなく、あなたの言葉や説明を添えることで、ずっと語り継ぐことができる家族の歴史の教科書にもなります。
これまで沢山のお客様から送っていただいた古いアルバムや写真を通して、大正・昭和・平成・令和、それぞれの時代の幸せなシーンを目撃させていただいています。
「おくってフォトブック」の“グっと!アルバム”は、自分よりも喜んでくれる人や自分よりも心配してくれる人が集まった、手に取る度に元気になれるフォトブック。この機会に貴重な写真を整理して、幸福感を次の世代に残しましょう。


カテゴリー: おくってフォトブック | 【整理整頓の機会】 はコメントを受け付けていません

【懐かしさは嘘をつかない】

「おくってフォトブック」をご利用いただくお客様は、みなさん新しくまとめるフォトブックのプロデューサーであり監督です。私たちはお客様の考えや想いを聞いて、ご希望に合った仕上がりを目指してお手伝いさせていただきます。したがって、「おくってフォトブック」の“グっと!アルバム”がどんな内容、作品に仕上がるかは、お客様次第です。とは言いつつも、私たちもプロとして恥ずかしくない技術とクオリティーでお応えしますが、最終的なコンセプトはお客様の胸に秘められており、お客様の想いがそのままカタチになると言っても過言ではありません。

そこで大切なのが、なぜ写真を整理してまとめようと思ったのかその理由ときっかけです。新しく再編集する“グっとアルバム”の仕上がりは、最初のこの段階が大きなポイントとなります。お客様の“こんな風にしたい”のこんな風を詳しくお聞きすることが重要です。

目的が明確なお客様は写真を送っていただく際に、ご要望を記入したお手紙やメモを同封していただいています。

〇変な写りの悪いものは、ばっさりカットしてください。

〇仕上がりは、あまりブ厚くない方が良いです。

〇120枚付箋を貼って選んでいます。

〇最初の写真は結婚式の写真を使用してください。

〇七五三の写真は大きく扱ってください。

〇念願の新居を建てた頃の写真です。

〇子どもたちの成長を残したいと思いました。

〇アルバムの返却は不要です。お焚き上げお願いします。

このようなリクエストをお客様からいただき、もっと詳しいご要望が必要だと判断した場合には、こちらからお客様に質問させていただき、満足していただけるフォトブックの制作とデータにまとめることを目指しています。

納品後にお客様から、『亡き父を中心に紡いできた幸せな家族の情景を1冊に収めることができて感動しました。工程のやり取りも大変丁寧に対応していただきました。心より感謝申し上げます。』 『デジタル化も考えましたがデスクに座って画面を開くより、部屋の片隅にアルバムがある方が見る機会は多いかと思いました。大変満足しています。ありがとうございました。』このようなお言葉をいただくと、心の底から充実感で満たされます。

 


カテゴリー: おくってフォトブック | 【懐かしさは嘘をつかない】 はコメントを受け付けていません

【デジタル写真データとプリント写真の違い】

ここでいきなり問題です。「おくってフォトブック」に送っていただくデジタル写真データとプリント写真の一番大きな違いはなんでしょう?
答えは、プリント写真が貼られたアルバムやポケットアルバムの場合、写真の流れを眺めていると、写真を整理、まとめた方の想いが目に見えて伝わってきますが、デジタル写真データの場合はランダムで送られてくることがあり、写真に写っているシーンやシチュエーションの関連性を想像するのが難しいことがあります。

そこで大切になってくるのがお客様の要望をしっかり確認することです。「なぜフォトブックにまとめようと思ったのか」「誰が主人公なのか」「絶対に残したい写真はどれか」など、できればエピソードも含めて確認させていただくことで、1枚1枚の写真の意味を理解し、お客様の想いに寄り添ったフォトブックに仕上げることができます。要するにお客様の要望をしっかり聞くことが、最終的にフォトブックの出来栄えを大きく左右します。

写真には過去の思い出を想起させる力があるので、たとえ写りの悪い写真でも、その瞬間を共有した人が見れば、瞬時にそのシーンがよみがえります。これはデジタル写真データもプリント写真も同じで、写真は写りの良し悪しだけでなく、何を捉えているかが大切。写りが悪くても、思い出として貴重な写真があるので、お客様の想いをしっかり確認し、思い出のシーンに取りこぼしがないよう常に心がけることが大切です。

デジタル写真データを送っていただくお客様の傾向としては、デジタルだけに当然のことながら近年の出来事をまとめたいとご依頼をいただくことが多いです。中でもサプライズプレゼントにご利用される方が多く。
私たちも、フォトブックを受け取った方の驚きと喜びの顔を想像しながら制作させてもらっています。

納品後にお客様から「サプライズ成功しました。」「とっても喜んでました。」などと報告をいただくと、私たちまで思わずガッツポーズをしてしまいます。デジタル写真データでも古いプリント写真でも、写真を大事にすることは、写っている人を大事にすることに繋がるような気がします。

写真整理サービス おくってフォトブック


カテゴリー: 日記 | 【デジタル写真データとプリント写真の違い】 はコメントを受け付けていません

【家族の歴史の鼓動がはじまる】

ネットで写真整理サービスをいろいろ比較して、前回ご自身のアルバム4冊の写真整理をご依頼いただいた女性から、「今度は家族の写真を整理したい。」と、ご家族のアルバム18冊とポケットアルバム15ケース(1箱5冊入)を送っていただきました。写真枚数をチェックすると、トータル7,779枚。お客様のご希望は、写りの良い写真を残してダイジェストなフォトブックにして、できれば4・5冊にまとめたいとのことです。そこで通常メニューではご紹介していない、特別仕様をご案内し、なるべく多くの写真が残せるようご提案、ご了承をいただき4冊のフォトブックに再編集することとなりました。

懐かしいアルバムを開くと、止まっていた思い出の鼓動が動きはじめます。大量の写真は、ご親族が一堂に会した結婚式からはじまり、沢山の友人が二人の門出を祝うとてもフレンドリーな雰囲気の披露宴パーティー、その後新婚旅行に安産祈願、ご出産、お宮参りへと、一歩一歩順調に幸せを育む家族の姿が写し出されています。素敵なお写真を拝見しながら、昭和の成長感、平成の充実感、令和の幸福感が新しいフォトブックから伝わるよう配慮しながらレイアウトを監修し、そして思い出の写真をご覧になったお子さんが懐かしい写真を見て、あの時の母の手のやわらかさ、あたたかさがよみがえることを想像しながら仕上げ作業を行いました。

古い写真やアルバムを大事にしている方に共通して言えることは、みなさんこれまでの人生に肯定的であり、ご先祖様を尊敬し誇りに思っておられること。きっと写真を見ることで、いま自分がここにいる過程や奇跡を振り返り、感慨深い思いに包まれるのではないでしょうか。写真を通して過去を見つめることは、より深く今の自分自身を知る事につながるのかも知れません。

大事な写真やアルバムの整理、誰かがまとめなければ次の世代にしっかりと残すことができません。面倒な作業ですが、とても大切な事です。
私たちがお手伝いしますので、ご一緒に整理しませんか。

写真整理サービス おくってフォトブック


カテゴリー: おくってフォトブック | 【家族の歴史の鼓動がはじまる】 はコメントを受け付けていません

【写真整理はリスペクト】

「おくってフォトブック」にご依頼いただいたお客様はもちろんですが、たとえ「おくってフォトブック」にご依頼いただかなくても、写真整理に真剣に取り組む方々は、そのアルバムや写真に写っている方へのリスペクトを感じます。写真整理に関しては、いつか、いつの日かと思っているけれど、なかなかきっかけとなるいつかは来ないものです。私たちのサービス「おくってフォトブック」を見つけていただいた時が、そのいつかだと思っていただき、ご依頼いただければ幸いです。

今回はご自身のアルバム整理をご依頼いただいた、ある女性のケースをご紹介したいと思います。ご自身の誕生からご結婚まで、9冊のアルバムを送っていただきました。お客様曰く「どんなフォトブックになるのか仕上がりを確認して、良かったら後日家族のアルバム整理もお願いしようと思っています」とのことなので、自然とモチベーションが高まります。

9冊のアルバムを1冊のダイジェストなフォトブックに整理してまとめたいとのご要望だったので、なるべく多くの写真を納められるように特別仕様のフォトブックをご提案。お見積りをご確認いただき、お値段もご了承くださり、作業に取り掛かることになりました。

ご両親にたっぷりの愛情を注がれ、スクスクと成長する姿を拝見し、いつものように微笑ましくなります。幼稚園、小学校、中学校、高校と、成長の階段を上るごとに女性の活発な一面が現れはじめ、大学生でついにアグレッシブの芽がパッと一気に開花。夏は登山で冬はスキー。特にスキーの腕前は一級品で、パラレルターンっていうんですかね、エッジで雪を華麗に吹き飛ばしながら滑降するカッコイイ写真が何枚もあります。まるでシュッシュッっていう音が聞こ
えてきそうです。ゼッケンを着けているので、何かの大会なのかも知れません。スキーに関しては、いい写真がたくさんあるので、スタイリッシュなページにまとまりそうです。

写真のレイアウトを監修する際には、見開き、もしくはページごとにイベントや事柄が区切られるよう気を配っています。その時、その時の時間の流れをなるべく壊さないよう配慮しています。
このお客様の場合、家庭を築かれても独身時代と同様に家族みんなでスキーを楽しまれているようで、ぜひともご家族のアルバム写真整理もお手伝いさせていただけるよう、満足していただけるフォトブックに仕上げたいと思います。

 


カテゴリー: おくってフォトブック | 【写真整理はリスペクト】 はコメントを受け付けていません

【ご両親の写真整理】

娘さんから「両親の写真整理をお願いしたい。」とご連絡をいただき、アルバム25冊を送っていただきました。アルバム25冊の内訳は、ご両親の出会いから結婚、出産、ファミリーとしての軌跡が10冊。
あとの15冊は、お父さんの国内外の旅行の写真でした。
そして今回のご依頼は、ご両親の出会いから結婚、出産、ファミリーとしての軌跡を1冊。お父さんの旅行記を1冊。10冊を→1冊。15冊を→1冊にまとめたいというもの。ただ写真枚数があまりにも大量のため、今回は通常メニューには無い特別仕様をご提案、お見積りをご確認いただき、ハードタイプ60ページ、それぞれ写真300枚を掲載するフォトブックを制作することとなりました。

昭和33(1958)年の結婚式からはじまり、新婚旅行、昭和34(1959)年にご出産(ご依頼のお客様誕生)、お宮参り、七五三、保育園入園から小学校入学へと続くご家族の軌跡を見ていると、こちらまで感慨深いものがあります。
お父さんの旅行記アルバムが圧巻で、まるでガイドブックのように訪れた旅先の名所の解説や感想が手書きで添えられています。国内旅行はまさに北は北海道から南は沖縄まで、主だった観光スポットを網羅。海外旅行もヨーロッパからアジア、アフリカ、オセアニアなど、いったい何か国訪れたのだろうと驚かされるほど、15冊のアルバムが旅の写真でびっしり。世界の名所で微笑むお父さんの姿を拝見して、羨ましくて、思わずため息が出てしまいました(笑)。

さらにお父さんはピアノもお上手なようで、パーティーや会合でピアノを演奏する姿がチラホラ散見されます。幸せな家族があって、いろんな所に旅行に行って、ピアノも得意。今度は妬みにも似たため息が出てしまいました(笑)。

10冊のアルバムを1冊のフォトブックにまとめることと、15冊のアルバムを1冊のフォトブックにまとめること。それだけでなく、手書きのメッセージも残したいというご要望にお応えしました。今回のご依頼はとても難易度が高いものでしたが、お客様にご満足いただける超ダイジェストなフォトブックを制作することができました。ご両親との思い出が濃縮されたフォトブックになりましたが、これで全て完了ではありません。お子さんやご親族とフォトブックを見る時、あなたの言葉を添えることで完璧なフォトブックに仕上がります。ぜひフォトブックを媒介とした、思い出の共有を行ってください。

原本のアルバムはお客様の希望でお焚き上げすることとなり、神社でのお焚き上げの日まで、私たちがお預かりしています。思い出が詰まった大切なお写真を責任持って供養させていただきます。


カテゴリー: おくってフォトブック | 【ご両親の写真整理】 はコメントを受け付けていません

2021年下旬、勝手に映画ランキング      その4

昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する『勝手に映画ランキング』。

今回はいよいよ1位の発表です。

第1位はコレ

「少年の君」です。

いや~、素晴らしい映画でした。

令和の「ロミオとジュリエット」・「タイタニック」と言っても過言ではない、

超純愛ものです。

オッサンが言うと気持ち悪いでしょうが、

そこは我慢していただき、今どきの超ド級純愛ムービーなのです。

プロローグでは、そんな展開になることをまったく感じさせないところがイキです。

そして、主演の女の子のキャスティングが最高。

あの娘でないと、ここまでのリアリティーに達することはできなかったでしょう。

いじめ・受験戦争・貧困など、社会の渦の中で偶然出会った二人が、

唯一の生きる糧である“希望”にすがり、葛藤し闘った物語。

間違いなく、傑作です。きっと心に沁みることでしょう。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2021年下旬、勝手に映画ランキング      その4 はコメントを受け付けていません

2021年下旬、勝手に映画ランキング      その3

昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する『勝手に映画ランキング』。

今回は第2位の発表です。

2位はコレ。

「シャイニー・シュリンプス」です。

皮肉たっぷりのユーモア満載で、

ラストには爽快になれる、とてもいい映画でした。

前回のオリンピック水泳でガッツで銀メダルを獲った、誇り高き男が主人公。

メダリストではあるものの、ここ最近の成績は振るわず低迷ぎみ。

そんな矢先に、インタビュアーにツッコんだ質問をされ、

ぷっちんキレてしまい差別発言を連発。

その醜態がニュースでフランス全土に放送されてしまい、罰則処分となる。

罰則の内容は、“シャイニー・シュリンプス”というゲイの水球チームのコーチに就任し、

3ヶ月後に開催されるLGBTQのスポーツの祭典に出場させること。

水泳の現役選手にとどまるために、あまんじて罰則を受け入れる誇り高き男。

ここから誇り高き男の葛藤がはじまる……

鑑賞後にハッピーな気分になれること請け合いです。

ただ、しばらくボニー・タイラーの“ヒーロー”が頭に残りますけどね。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2021年下旬、勝手に映画ランキング      その3 はコメントを受け付けていません

2021年下旬、勝手に映画ランキング      その2

2022年も今日で2月9日ですが、

昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する

『勝手に映画ランキング』を続けます。

3位の発表。

「明日に向かって笑え!」です。

2019年のアルゼンチンの映画です。

これと言って何の取り柄もない田舎町。

このままでは町の人々の将来は真っ暗闇と悟った有志たちが、

その昔栄えていた農業施設を復活させようと出資金を集めはじめます。

やがて住民たちの思いが一つになり、復活計画に必要な資金が集まります。

集めた現金をタンスに置いたままにするのは物騒。

そこで銀行の貸金庫に預けようとしますが、支店長の勧めで預金することに……

ところが翌日、金融危機で預金は凍結。

後日、銀行と悪徳弁護士にまんまと騙されていたことが判明。

住民の期待を裏切り、ペテン師のレッテルを貼られた有志たちが、

金を取り戻すべく奇想天外な策を練ります。

危なっかしい有志たちの活躍をユーモアたっぷりに描きながら、

鑑賞後にはスッキリできる、なかなかの秀作でした。

ご覧になってない方は、ぜひご覧ください。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2021年下旬、勝手に映画ランキング      その2 はコメントを受け付けていません

2021年下旬、勝手に映画ランキング      その1

2022年がスタートして1ヶ月が経ち、

2月だというのに昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する『勝手に映画ランキング』。

KYなんて気にせず、やっちゃいます。

まずは3位の発表ですが、その前に……

ランクインは逃したものの、おしい作品をご紹介。

いや~ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを卒業してしまいましたね~

みなさん「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」ご覧になられましたか?

ダニエル・クレイグの魅力満載で、なかなか面白い作品でしたね。

2006年のシリーズ第21作目から

6代目ジェームス・ボンドとして頑張ってきた、ダニエル・クレイグ。

当時38歳だった彼も今年で52歳。

新型コロナの影響で映画公開が1年延期となってしまいましたが、

それにも関わらず興行成績はいいようで、有終の美といえるのではないでしょうか。

ジェームス・ボンドといえば、初代のショーン・コネリーだという人が多いでしょうが、

私の場合は3代目ボンドのロジャー・ムーアですね。

ダンディーなショーン・コネリーやシブイのダニエル・クレイグとひと味違って、

ちょっとゆるいニヤけたおじさんキャラでした。

なぜロジャー・ムーアに愛着があるのかというと、

私が初めて007シリーズを映画館で見たのが「007/私を愛したスパイ」だからです。

銀歯の大男、殺し屋ジョーズやちょっと個性的なボンド・ガール、バーバラ・バックが出てて、

いつものように世界規模な事件なんだけど、シリアスよりも娯楽を追求した作品になってました。

そうそうボンド・ガールのバーバラ・バックが、

その後ビートルズのリンゴ・スターと結婚したことも印象に残る原因かも知れませんね。

ロジャー・ムーアはシリーズ8作目からジェームス・ボンドに挑戦するのですが、当時46歳。

それから58歳で卒業する14作目まで、7作連続でボンドをやってる、

ボンド役最多出演の記録保持者なのです。

ということで、ボンド役に関してザックリまとめてみると。

●シリーズ第1作~5作  (初代)ショーン・コネリー
●シリーズ第6作     (2代目)1回こっきりの人
●シリーズ第7作     (初代)ショーン・コネリー
●シリーズ第8作~14作  (3代目)ロジャー・ムーア
●シリーズ第15作・16作  (4代目)ティモシー・ダルトン
●シリーズ第17作~20作 (5代目)ピアース・ブロスナン
●シリーズ第21作~25作 (6代目)ダニエル・クレイグ

「007」ってイギリス諜報機関のお話なので、イギリスでは人気があるようです。

イギリスでの歴代映画興行成績を見てみると、

1位の「スターウォーズ/フォースの覚醒」以下、

2位~4位までを「007」シリーズが占めているのです。

しかもすべてダニエル・クレイグ主演のもの。

ダニエル・クレイグがいかにシリーズに貢献したのか分かりますね。

偉大な前任者の後を引き継ぐのは相当なプレッシャーになるでしょうが、

次回作の後継者が今から楽しみですね。

あともう一つ紹介したい作品があります。

1972年にロサンゼルスの教会で2日間行われた、

アレサ・フランクリンのライブの模様を紹介した「アメイジング・グレイス」です。

当時の映像を編集しただけのもので、

今どきのCGやプロジェクションマッピングなど特別な演出は一切ナシ。

アレサ・フランクリンと聖歌隊が生で歌うド迫力のライブは必見ものです。

私のように、アレサ・フランクリンの伝記映画「リスペクト」を見逃した方は、

予習をしてから観るとより一層「リスペクト」が楽しめますし、

逆に「リスペクト」は観たけど「アメイジング・グレイス」を見逃した方は、

リアル感を存分に堪能することができるでしょう。

3位以下のおまけ作品の紹介で長くなってしまいました。

次回からあっさり3位以内を紹介します。

 


カテゴリー: フッカー, 日記 | 2021年下旬、勝手に映画ランキング      その1 はコメントを受け付けていません