2022年がスタートして1ヶ月が経ち、
2月だというのに昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する『勝手に映画ランキング』。
KYなんて気にせず、やっちゃいます。
まずは3位の発表ですが、その前に……
ランクインは逃したものの、おしい作品をご紹介。
いや~ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを卒業してしまいましたね~
みなさん「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」ご覧になられましたか?
ダニエル・クレイグの魅力満載で、なかなか面白い作品でしたね。
2006年のシリーズ第21作目から
6代目ジェームス・ボンドとして頑張ってきた、ダニエル・クレイグ。
当時38歳だった彼も今年で52歳。
新型コロナの影響で映画公開が1年延期となってしまいましたが、
それにも関わらず興行成績はいいようで、有終の美といえるのではないでしょうか。
ジェームス・ボンドといえば、初代のショーン・コネリーだという人が多いでしょうが、
私の場合は3代目ボンドのロジャー・ムーアですね。
ダンディーなショーン・コネリーやシブイのダニエル・クレイグとひと味違って、
ちょっとゆるいニヤけたおじさんキャラでした。
なぜロジャー・ムーアに愛着があるのかというと、
私が初めて007シリーズを映画館で見たのが「007/私を愛したスパイ」だからです。
銀歯の大男、殺し屋ジョーズやちょっと個性的なボンド・ガール、バーバラ・バックが出てて、
いつものように世界規模な事件なんだけど、シリアスよりも娯楽を追求した作品になってました。
そうそうボンド・ガールのバーバラ・バックが、
その後ビートルズのリンゴ・スターと結婚したことも印象に残る原因かも知れませんね。
ロジャー・ムーアはシリーズ8作目からジェームス・ボンドに挑戦するのですが、当時46歳。
それから58歳で卒業する14作目まで、7作連続でボンドをやってる、
ボンド役最多出演の記録保持者なのです。
ということで、ボンド役に関してザックリまとめてみると。
●シリーズ第1作~5作 (初代)ショーン・コネリー
●シリーズ第6作 (2代目)1回こっきりの人
●シリーズ第7作 (初代)ショーン・コネリー
●シリーズ第8作~14作 (3代目)ロジャー・ムーア
●シリーズ第15作・16作 (4代目)ティモシー・ダルトン
●シリーズ第17作~20作 (5代目)ピアース・ブロスナン
●シリーズ第21作~25作 (6代目)ダニエル・クレイグ
「007」ってイギリス諜報機関のお話なので、イギリスでは人気があるようです。
イギリスでの歴代映画興行成績を見てみると、
1位の「スターウォーズ/フォースの覚醒」以下、
2位~4位までを「007」シリーズが占めているのです。
しかもすべてダニエル・クレイグ主演のもの。
ダニエル・クレイグがいかにシリーズに貢献したのか分かりますね。
偉大な前任者の後を引き継ぐのは相当なプレッシャーになるでしょうが、
次回作の後継者が今から楽しみですね。
あともう一つ紹介したい作品があります。
1972年にロサンゼルスの教会で2日間行われた、
アレサ・フランクリンのライブの模様を紹介した「アメイジング・グレイス」です。
当時の映像を編集しただけのもので、
今どきのCGやプロジェクションマッピングなど特別な演出は一切ナシ。
アレサ・フランクリンと聖歌隊が生で歌うド迫力のライブは必見ものです。
私のように、アレサ・フランクリンの伝記映画「リスペクト」を見逃した方は、
予習をしてから観るとより一層「リスペクト」が楽しめますし、
逆に「リスペクト」は観たけど「アメイジング・グレイス」を見逃した方は、
リアル感を存分に堪能することができるでしょう。
3位以下のおまけ作品の紹介で長くなってしまいました。
次回からあっさり3位以内を紹介します。