2021年上旬、勝手に映画ランキング      その2

1月~4月までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表します。

3位はコレ

「スタア誕生」です。

このポスターのデザインを見て、

「ヤッホー」とでも言ってるのかと思ってましたが、

本編に出てくるシーンを切り取っていたのです。

ぜひ見つけてください。

「スタア誕生」に関しては、

少し前に、ジュディ・ガーランドの歌唱力とパフォーマンスがハンパない。

これまで観てきたミュージカル系映画の、

私の中の基準が音を立てて崩壊したなど、

絶賛したのでここではスルーして、

順位とは関係なく、

同じくジュディ・ガーランド主演の「オズの魔法使い」をご紹介。

1939年の作品なので、昭和14年、今から82年前。

ちなみに第二次世界大戦がはじまった年の作品です。

さらに ちなみにですが、

「オズの魔法使い」はアカデミー作品賞にノミネートされようですが、

その年には歴史的名作「風と共に去りぬ」があったため、

単なる冷やかし程度で終わったと思われます、多分。

胸が高鳴るようなCGなど無い時代、戦闘機も木製・プロペラでしたから…。

当時としては画期的な特撮技術を駆使していたのでしょう。

そして全編スタジオ撮影。

どんだけでっかいスタジオで、大人が寄ってたかって

一生懸命 夢の世界をつくったか想像すると、

それだけで感激でお腹いっぱいになりました。

さっき冷やかしと言いましたが、失敬。

主題歌の“オーバー・ザ・レインボー”はアカデミー主題歌賞を受賞。

今ならオープニングと山場、エンディングなど、

最低3度は流したいものですが、本作ではオープニングに1度しか流れません。

その潔さも当時の制作者魂を反映しているようで感心させられます。

アカデミー作品賞で思い出しましたが、

今年のアカデミー作品賞は、

「ノマドランド」がとりました。

作品賞候補ということで、受賞前に観ましたが、

そんなにいいとは思えなかったのは私だけでしょうか?

全ての対抗馬を詳しく知らないので、あまり深くは語れませんが、

「鬼滅の刃」のような超ラッキーは度外視して、

新型コロナの影響で興行的に見込みが薄く、

アメリカ社会が抱える問題への忖度が働いたように思えます。

主演のフランシス・マクドーマンドといえば、

2018年に「スリー・ビルボード」で二度目のオスカー女優になりましたが、

彼女はやっぱり最初にオスカーを受賞した、

「ファーゴ」での妊婦の警官が忘れられないですね。

ここのところシリアスな役どころが続いていると思うので、

そろそろコミカルな役も演じていただけたらと思います。

スゴ腕の監督さん、よろしくお願いしま~す。

 

 


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