2020年中旬、勝手に映画ランキング      その2

5月~8月末日までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を、私の独断と偏見で今回も発表。

前回、1位をご紹介したので、

今回は2位。2位はコレ。

「セブン・シスターズ」です。

この作品も以前お話したことがある、

弊社のデザインの師匠からお借りしたもので、非常に面白かったので2位。

2073年、人口爆発により、1人っ子政策が敷かれている近未来が描かれいます。

この映画の中では、遺伝子組み換え作物が人口爆発の原因だというから怖いですね~。

遺伝子組み換え作物なんか、どこまでがOKでどこからがNGなのか分かりにくい。

現在でもすでに、グレーな遺伝子組み換え作物がはびこっているようで、

あながちフィクションではすまされない感があります。

ある説によると、30年後には世界人口は約100億人になるといわれています。

貧しい国が豊かになると、肉の消費量が一気に上がり、

畜産では賄いきれなくなるそうです。

ついでに、牛一頭を育てるのに穀物も相当必要なので、穀物も足りなくなる。

そうなれば水も足りない。

で注目されているのが、人口肉や遺伝子組み換え作物。

実際に日本人の食肉供給量は、1960年には1人あたり3.5㎏だったところ、

2019年は50.7㎏と、約14倍も増えているそうです。

話を映画にもどすと、

人口増加による地球資源の枯渇を防ぐため、

2人目以降の子どもは冷凍保存されることになっています。

そんな中、7つ子姉妹が誕生。

7人姉妹は、「月曜」から「日曜」までの7つの曜日を名前に付けられ、

1人1日を受け持ち、1人の人物を演じて生き抜こうとします。

ということで、ノオミ・ラパスが1人7役を演じるのですが、これがスゴイ。

個性的なキャラクターを演じ分けて、本当にノオミ・ラパスが7人いるようでした。

ひと昔前のように、共演シーンでは後ろ姿でごまかすようなものではなく、

CGや代役を巧みに織り交ぜたまったく違和感のない映像は、必見ものです。

いいおじいちゃん役でウィレム・デフォー。

政府の悪いお偉いさん役でグレン・クローズが出演。

グレン・クローズといえば、私としては「危険な情事」なので、

ウィレム・デフォーではなくマイケル・ダグラスをキャスティングしてくれれば、

完璧だったのにな~と少し残念です。


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