新型コロナの影響で外出自粛をするようになってしばらくたちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? ふーふーさんです。
我が家でも小学生の娘は休校中、4月から幼稚園に入園した息子も1週間行ったきり休園中。基本的に登校日とお散歩以外は家の中で退屈な日々を過ごしています。
そんなSTAY HOMEな我が家ですが、家にとどまるのにちょうどいい物があります。
任天堂SWITCHのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」です。
2001年に第1作が発売された人気シリーズのゲームで本作は3月20日に発売。ゲーム発売と同時期に始まった新型コロナウイルスに伴う「巣ごもり消費」もあり、シリーズ過去最高の出足となり、任天堂の株価がこのゲームの発売以降、2020年4月13日までに19%上昇!なんと6週間で世界販売数1341万本!の“化け物”級の売れ行き!と報道までされたゲームソフトです。
ゲーム内容はプレイヤーキャラクターが無人島に移り住み、住人(どうぶつ)たちとの交流などを通してほのぼのとした生活を送ることができるというもの。
我が家では「これ人気あるらしいよ…」的なノリにも関わらず発売日に購入。さらに、4人で同時プレイできるようにと追加でコントローラーまで購入。あまり予備知識も無いまま家族4人で無人島に移住することになりました…。
しかし、このゲームは買ったその日に家族の中で超絶ブレイク!!
以来、我が家の生活は一変!見事に無人島と現実の二重生活になっています(笑)。
ゲーム中の無人島生活が楽しいのもあるのですが、「どうぶつの森」初心者の僕がゲームをやっていて驚いたのが、出てくるオブジェクトが異常にリアルだということ。ゆる~いゲームを想像してナメてたのですが、登場する“どうぶつ”キャラ以外のオブジェクトが非常によく作り込まれていて存在感があります。デフォルメされてはいるものの、とても説得力があり島での生活に現実感を与えています。デザイナーさんの遊び心と力の入れようが伝わってきます。
特に現実の世界に存在する家電や文房具、家具や小物といったもののデザインに妥協がありません。デフォルメ具合もちょうど良く、3Dオブジェクトなのに妙なアイコン感があり描き込むところと省略するところのまとめ方が秀逸です。
デザインもさることながらさらに関心したのが質感表現。夕日が差す海面の表現、月夜が照らす飛行機の機体の質感、窓につく雨の水滴、川に落ちる雨の波紋などデフォルメ世界であってもとてもリアルで、おかげで世界観に引き込まれます。
また、このゲームのいいところが、子ども(低学年)の「理科の勉強になる」ことです。植物を栽培し、虫や魚を採集して生活するのですが、この採取したものを見ることができる図鑑や動植物を展示している博物館が非常にリアルです。
新しいものが採れるたびにネットで調べて生態や育て方など親子で話すようになりました。もともと水族館や動物園が好きな子ども達も学校の勉強以上に熱心です(笑)。
何の気なしに買ったゲームでしたが、今から考えるとこのゲーム買ってなかったらどんな引きこもり生活を送っていたのだろうと怖くなります。
ネットやSNSを見ても感じますが、自粛生活中このゲームに救われた人は多いのではないでしょうか。
規制等が緩和されてもまだまだ続きそうなSTAY HOMEな日々。今後、学校や幼稚園が再開になるとプレイ時間は減ると思いますが、家族ぐるみで今後もスローな無人島生活を楽しもうと思います。