2019年上旬、勝手に映画ランキング          その2

令和になっても性懲りもなく勝手に映画ランキング。

平成31年1月1日~平成最期の日までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

令和最初の第2位はこちら

「さようなら僕のマンハッタン」です。

2018年の最期に1位にした「ギフテッド」や

「(500)日のサマー」を撮った監督さんの作品。

彼が撮った作品がいずれも私の中で上位にランキングされると言うことは、

私の好みが彼の作風にハマっているということなんでしょうね~。

とにかく毎回映像のセンスがいいし、物語の構成もいい。

今回は主演の男の子がイケてないのが、特にいい。

イケ面でないため、映画の邪魔にならない。

その辺りもしっかり計算済みのキャスティングなんでしょうね。

ニューヨークで暮らす、思春期特有の揺れ動く青年の心を、

イケてない俳優さんとイケてる構成で見事に描いています。

謎のおっさん役でジェフ・ブリッジスが登場するのですが、

これがもうハマリ役で、男のほどよい劣化具合が体の内側から出てて、

演技を超えた神秘的な魅力を感じさせられます。

一人の青年が大人に脱皮する秀逸なヒューマンドラマ、

ご覧になっていない方、ぜひお勧めです。

 

 


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