2018年下旬、勝手に映画ランキング          その5

早いもので2019年も2月に入り、

平成の時代も残すところ3ヶ月となってしまいましたが、

そんなことお構いなしに、

昨年の9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、

ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。

いよいよ第1位の発表です。

第1位は「ギフテッド」です。

「キャプテンアメリカ」のクリス・エバンスが主演の作品ですが、

クリス・エバンスの演技なんかど~でもいいくらい、素晴らしい子役が登場します。

マッケナ・グレイスって子なんですが、

「アイ・アム・サム」の頃のダコタ・フェニングに勝るとも劣らない存在感を示しています。

子役といえば、昨年のクリスマスにも地上波で放送されてた「ホーム・アローン」の

マコーレー・カルキン君や「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメント君など、

これまで衝撃的な成長を遂げて驚かせてくれた方もおられますが、

今後マッケナ・グレイスちゃんがどんな女優さんになるのか、

多少の化学変化に右往左往することなく見守りたいと思います。

そういえば「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンも最近見ないけど、

どーしてるのかな~。

さて、映画の内容ですが、これがまた素晴らしい。

以前ジョセフ・ゴードン・レヴット主演の「(500)日のサマー」を撮った監督さんなんですが、

映像のセンスがいいし、物語の構成もいい。

「(500)日のサマー」では若い男女の恋愛を描いていましたが、

「ギフテッド」では

“いちばん大切なのは (愛する)才能。”

このキャッチコピーが示す通り、

子どもの本当の幸せとは?…をテーマに、

家族の愛と絆が描かれています。

シングルマザーで数学者だった姉が亡くなり、

残された7歳の一人娘を引き取り育てる弟。

女の子はガサツな弟の手により、

学問やITとはまったくかけ離れた最低限な環境で育てられている。

でもその女の子、数学者の母親のDNAをガッツリ受け継いだ超天才児なのです。

孫が天才児であることを知ってるお祖母さんが、

そんな孫の現状を放っておくハズがありません。

ということで、女の子の親権を巡っての裁判がはじまります。

ガサツな弟とエリート家系のお祖母さん、

当然裁判はお祖母さんの思惑通りに進むのですが……。

ここから試されるのが“愛する才能”なのです。

感動のヒューマンドラマに仕上がっていますので、ぜひご覧ください。

普通はここで終わりなのですが、

オマケ情報を一つ。

ご存知「きっと、うまくいく」主演、アーミル・カーンの新作「ダンカル」。

国内チャンピオンにはなったが、インドに初めての金メダルをもたらすことができなかった父親。

現役引退後、果たせなかった夢をわが子に託すと決意する父親だが、女の子しか生まれてこない。

ならばと、二人の娘を自己流のスパルタトレーニングで、

男子選手が逃げたくなるようなレスラーに育て上げた実話を映画化した作品。

面白かったですが、映画の内容よりも、

アーミル・カーンの役者魂に驚愕。

役づくりのために体重を97㎏(体脂肪38%)まで増量。

その後5ヶ月で元の体重70㎏(体脂肪9.67%)に戻した。

 

すごいですね~。

映画の冒頭に父親が現役のレスラーだった頃のシーンがあるんですが、

体重を増量した後に痩せるモチベーションにするため、

あえて太った後に撮影するようにしたそうです。

痩せなきゃ撮影できない。まさに役者魂、あっぱれです。

ということで、アーミル・カーンに感心しつつ、

私は食っちゃ寝、することにします。

 


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