今年5月~8月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。
ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、
ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。
ジャ~ン、栄えある第1位は、「女神の見えざる手」です。
アメリカ建国の理念となった“誰もが自由に鉄砲持っていいよ!!”
に規制かけるべく、ロビー活動を通じて多くの政治家を取り込み、
巨大組織全米ライフル協会に闘いを挑む、
バリバリのキャリアウーマンのお話。
主演は「ゼロ・ダーク・サーティ」で強烈なインパクトを与えた、
ブルゾンちえみ……違った、ジェシカ・チャステイン。
これまでどんな依頼も成功に導き、周りからデキる女と注目され、
順調にキャリアの階段を登ってきた彼女だったが、
今度の敵は最強ボスキャラ、全米ライフル協会、無敵です。
銃の乱射事件がはびこるアメリカで、
過去に幾度となく銃規制の話が持ち上がったが、
全米ライフル協会の莫大な資金力とコネで、
ことごとく打ち砕かれてきた。
はたして、彼女の計画通り世論と政治家を誘導し、
銃所持規制法案を成立させることはできるのだろうか……
プレッシャーからドラッグ漬けになりながらも、
プライドを賭けて闘う女をジェシカ・チャステインが見事に演じています。
そう私の印象では、
プライドを賭けるであって、
信念を懸けるではないところがこの映画のポイントかな?と。
悲しいかな、ビジネスでしか生きられない女性なんですね。
ロビー活動だ、政治家だと聞くと、
なんだか面倒くさそうに思えますが、
画面が放つ緊張感と二転三転するストーリー展開に、
きっとあなたも引きずり込まれるハズです。
ちなみにネタバレですが、
上記の写真にはこの映画のカギを握る人物が写ってます。
答えを知りたい方は、ぜひ本作をご覧ください。