今年5月~8月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。
ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、
ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。
まず第3位は、「バーフバリ 伝説の誕生」です。
前回「バーフバリ 王の凱旋」を第3位に取り上げたので、
今回も取り上げない訳にはいかないだろうと大人の判断を下し、
堂々の入賞?です。
前回お話した通り、「バーフバリ 伝説の誕生」が公開されて、
続編が「バーフバリ 王の凱旋」なのですが、
私は観る順番が逆になって、「バーフバリ 王の凱旋」を先に観て、
「バーフバリ 伝説の誕生」を観るというミスを犯してしまいました。
しかし「バーフバリ」の場合、
超ド級のエンタテインメントパワーで、そんなミスなどそっちのけで
楽しませてくれます。
インド映画史上というか、
これまでの映画史上稀に見る大スペクタクル巨編であることは、
前回ご紹介した通りですが、
「バーフバリ 伝説の誕生」と「バーフバリ 王の凱旋」が大きく違うところは、
ヒロインの登場シーンが各段に多いところです。
命を狙われ、国王に忠誠を誓う女性に連れられ王国を脱出した
赤ちゃんバーフバリ。
追っ手からの執拗な攻撃を切り抜け、
王国から遥か離れた小さな村に辿り着き、
一般ピープルとして育てられたバーフバリ。
成長した彼は、人並外れた身体能力と王子に宿るDNA
ならではの正義感で、村のヒーローになる。
バーフバリが育った村には、
まるで他の世界からシャットアウトするように、
数千メートル級の滝が聳え立っている。
伝説によると、滝の上に豊かに栄える王国が存在するという。
やがて彼は、その伝説に引き寄せられるように滝を登り始める……。
今回の「バーフバリ」は滝と氷と水の表現が圧巻です。
また、この映画にはティーンが一人も出演していません。
現場は大人だけっていう、暗黙のルールがあるんでしょうかね~。
前回同様、突如はじまる歌とダンスを見逃さないようご注意を、
歌詞がこれまでの状況や心情を説明してくれます。
欧米映画とは一味違う刺激を求めている方々へ、
ぜひお勧めです。