ボランティア活動

6月28日から7月8日頃にかけて、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録された集中豪雨「平成30年7月豪雨」
各地に大きな被害をもたらしました。
被害にあわれた方、被災した皆様、遅ればせながらお見舞い申し上げます。

私たんぼは岡山で被害が大きかった倉敷市真備町に知り合いが多く、豪雨があった週は情報収集と友人との安否確認の毎日でした。
被災された方はいたものの幸いみんなの無事が確認でき安心はしましたが、何か自分にできることはないかと考え、市のボランティア活動に参加することにしました。

水が引いた7月15日。
この頃から猛暑が続き、連日熱中症の報道が繰り返されていたので、前日にしっかり熱中症対策の準備をしてボランティア専用のバスに乗り真備町に向かいました。
町に近づくにつれ被害の大きさを目の当たりにし、言葉を失いました。
いつもの見慣れた風景が変わり果て、道路の片隅にはたくさんの家屋が積まれ砂埃が舞い道路も見えない状況でした。

バスはまず真備支所まで向かい、そこでバスのメンバーごとチーム分けをされます。
私たちのチームは、高齢者が一人で暮らす大きな一軒家を任されました。
小さな坂の上に建つその家でも身長150cmの私の膝上まで浸水したそうです。
活動内容は男性陣は家具の荷物運び、女性陣は掃除です。
掃除はモップで水を足しながらデッキブラシで床を磨き、水を切るだけという単純作業なんですが、水が自由に使えないので、泥が落ちていなかったり四隅に泥がたまったりその上暑さがプラスされたりで作業は思うように進みません。
20分活動しては休憩を取りこまめに水分補給を取るようにしていたのですが、あの暑さは尋常ではなっかたです。
それを思うと連日復旧作業に追われる方たちや被災された方たちの大変さは計り知れないと思いました。
自分たちができることは本当に微々たることですが1日も早い復興を願います。

今回ボランティアに入らせてもらったお宅の皆様、被災されて本当に大変なところ私たちを気遣い、時には笑わせてくれる場面もあり被災された皆様に私の方が元気をもらいました。
お手伝いはほんの3・4時間程度でなかなかボランティアにもいけませんが、自分なりにできることを見つけこれからも復興に携わっていきたいと思います。


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