2018年上旬、勝手に映画ランキング          その4

今年1月~4月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、

ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。

栄えある第1位は「グレイテスト・ショーマン」です。

良かったですね~

私的には、去年の「ラ・ラ・ランド」よりこっちの方がお気に入りです。

貧しい仕立屋の子どもとして生まれた少年が、

あろうことかお金持ちの雇い主の少女に一目惚れ。

少年が少女に色目を使っていることに気づいた少女の父親は、

仕立屋の目の前でこっぴどく少年を痛めつける。

身分の違う二人の恋は、当然叶わぬものと思いきや、

諦めず隠れてコソコソやってるうちに二人は大人になり、結ばれる。

結婚して二人の女の子にも恵まれ、

貧しいながらも幸せな日々を送っていたが、

旦那がずっと夢に描いていた、

ショービジネスの世界へ足を踏み入れる。

彼がチャレンジするショーは、

差別や偏見で行き場のない人たちを集めた、

これまでとは一味違うエンターテインメント。

歌って、踊って、アクロバットもある、

なんでもありの華やかなショータイムだ。

ミュージカル映画なので、当然サウンドは圧巻。

歌やダンスの演出も迫力があり良かったですが、

私が一番印象に残ったのは、

ヒュー・ジャックマンとミシェル・ウィリアムズ、

その子どもたちとのシーン。

屋上でヒュー・ジャックマンとミシェル・ウイリアムズが踊る時、

干してあるシーツが揺れる演出は美しすぎるし、

同じく屋上で、子どもたちに願いが叶うお話を聞かせる時に、

ブリキで作った走馬燈のおもちゃを回転させて、

シーツに光と影を映し出すシーンは最高でしたね。

特筆すべきはミシェル・ウイリアムズの素晴らしさ。

この映画の少し前に観た、

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で見せた、

たった数分の演技もすごかったけど。

この映画では180度違う人格の女性を、

とても魅力的に演じていました。

 

監督はマイケル・グレイシーという方で、

この映画が長編映画デビューだったそうです。

ただこれまで、ミュージックビデオやCMなどを手掛けていたそうで、

映像美や演出の素晴らしさが納得できます。

噂では、「NARUTO・ナルト」のハリウッド版を

彼が監督するそうですよ。

 

19世紀にアメリカに実在した興行師、

P・T・パーナムって人の半生を描いたミュージカル映画。

元気が貰える、いい映画です。

まだ観ていない方は、ぜひご覧ください。

 

おまけ。

先程紹介した「マンチェスター・バイ・ザ・シー」。

このポスターのデザインを見て、何か感じましたか?

パッと見て、すぐに違和感を感じた方はプロですね。

そうなんです、このポスターは合成モノなんです。

上手くつくっているので、気がつかない人が多いのでは?

こんなところにも、デザイナーのこだわりが隠れているんですね~

 


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