すでに2018年がスタートしていますが、そんなことお構いなしに
昨年の9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。
ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、
ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。
そしてなんと今回も第3位の発表です。
前回第3位として「スノーデン」を紹介しましたが、
奇しくも同じく3位となった「あしたは最高のはじまり」のご紹介。
優柔不断な私にとって、なんと好都合なことか……。
フランス映画の大ヒット作、「最強のふたり」のオマール・シーが主演。
一夜限りのワンナイト・ラブを連日謳歌している遊び人の主人公のもとに、
ある日突然「私のこと覚えてる?」と以前一夜を伴にした女性が現れる。
そしていきなり「あなたの娘です」と言い残し、
赤ん坊を置き去りにしてその場から去ってしまう。
何の前触れもなく父親になってしまった遊び人。
この状況を打破するため、女の素性を調べるためSNSをあさりまくる。
そして彼女のSNSを発見。
どうやら女はイギリスに居るらしいというヒントが……、
唯一の手がかりをもとに、男はイギリスへ……。
子どもを女に引き渡すため、イギリスに渡った男。
結局そこから8年間、男手ひとつで子育てに奮闘するハメになるが、
ダメ男がそれなりに立派な父親に変化していく過程や
娘がキュートに成長する姿が、
ユニークかつ温かく描かれていて、とてもいい。
男がイギリスにやって来た日から、
男と娘の生活をサポートしてきたゲイの友人を、
「人生プラボー!」のおじさんがサラリと演じています。
さて、男は女を見つけ出し。
娘を彼女のもとに戻すことができたのでしょうか…それとも……。
クライマックスに向けてジ~ンとくること受け合いです。
難しい話はヌキにして、ホッコリやさしい気持ちを取り戻したい方、
ぜひご覧ください。オススメです。