すでに2018年がスタートしていますが、そんなことお構いなしに
昨年の9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。
ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、
ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。
第3位は「スノーデン」です。
衝撃的でしたね~。
まずアメリカのCIA、その後に情報を司る職場に勤務していて、
国家が悪いことをしている証拠となるデータをコピーし、
内部告発してロシアに亡命した人。
スノーデンさんに対しては、それくらいの知識しかありませんでしたが、
全世界の政治家、企業、個人を問わず、
すべての情報をアメリカが牛耳っているという怖~いお話が
ハイテンポで詳しく描かれています。
世界を震撼させる歴史的な重大事件、スノーデン事件。
私の記憶では当時の日本では詳しく報道されていなかったような気がします。
私が無関心だったのなら申し訳ありませんが……。
それにしてもオリバー・ストーン監督、
久々にいい仕事をしましたね~。
1986年の「プラトーン」からはじまって、「7月4日に生まれて」、
「ウォール街」、「JFK」、1994年の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」までは
順調にいい作品を提供していましたが、
ここのところパッとした作品が無かったように個人的には思います。
オリバー・ストーンさん、復活おめでとう。
映画の中では、グーグル、マイクロソフト、アップルなど大手IT企業の協力の基、
通信をぜ~んぶ監視するプログラムが存在するって描かれてたので、
大人の事情で、この映画興行的に厳しいことが予想できるのに
よくチャレンジしたな~と感心。
マット・デイモンの「プロミス・ランド」同様、
社会派映画の宿命に挑んだあっぱれな作品です。
これが、エドワード・スノーデンさんご本人。
スノーデン役を演じたのが、ジャケットに佇むジョセフ・ゴードン=レヴット。
声のトーンや仕草をご本人に寄せて、
スノーデンそっくりに見事に演じていました。
この映画がすべてではありませんが、
漠然としていたスノーデン事件の色んな事を知ることができ、
とても有意義でした。
ちなみに、暗殺、当局、人質、封鎖、狙撃、感染、サリンなどの
キーワードはチェックの対象になるとか……。
したがって、このブログは当然当局に見られているのであります。
いや~照れるな~。
ネットに載っけた情報は、ぜ~んぶ誰かに見られてる、
そんな覚悟が必要です。
個人情報なんかどうぞご覧あれ、清く正しく美しく、これを守れば平気です。