バサラに就職してから4年くらいでしょうか。
現在までの流れを振り返ってみました。
大学ではグラフィックデザインを学んでいて特に良くも悪くもない成績で卒業しました。卒業後はしかたなく就職活動をはじめ、親へのアピールも含めて1社受けようと選んだのがバサラでした。
今思えばなぜバサラを選んだかさっぱりわかりません。
ひとまず電話して面接してもらうことに、
社長面接まで行ってその流れで入社することになり就職難と言われている世の中で一発合格はある意味「勝ち組だぁ〜」と思っていましたが・・・
そんなことはありませんでした。
デザイン業界は締め切りを守るのは当たり前。もちろんです。
しかし、タイトなスケジュールでも仕事はこなして行かなければなりません。
今思えばタイトなスケジュールではないものも当時はすごくタイトに感じていました。
要するにスキルが足りなかったわけです。
そういった切羽詰まりながらも経験を積んで仕事を通して多くのことを学びました。
【デザインの対象は誰か。】
学校でも習いますよね。対象を絞ることはデザインの初期段階です。しかし、以外と訴求する相手に合わせたデザインを考えるのは難しいものです。
私は男性です。女性が好むデザインなんて微塵も気にもしたことなんてありませんでした。デザインを確認してもらうときも先輩に、「これは誰に向けてのものなの?」と言われたのをずっと思えています。
【どこに置かれるものなのか】
案外フォントの大きさ、書体のチョイスは新人には難しいものです。
読みやすい書体、雰囲気のある書体、固い書体、重たい書体。
いろいろありますが当時の私は明朝とゴシックの差くらいしか分かりませんでした。先輩方から「この書体なんかやぼったいね」と言われ「?」が止まなかったのを覚えています。
今では言う立場になっていてそこらへんで成長したのかなと感じますね。(笑)
【先輩のマネをする】
イラストレーターのデータを開いて先輩の作り方を分析します。
マネしてつくってみると見えてくる物がありました。
文字の回りに巻く罫線の太さの感覚。
ドロップシャドーの強さの加減などなど
例に挙げれば切りがありません。
学校以上に吸収できる知識や技術がバサラにはたくさんありました。
これはデザイナーなら皆感じる事かもしれませんね。
というわけで4年間の振り返りでした!