2016年下旬、勝手に映画ランキング          その2

昨年9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表、

第3位は「幸せをつかむ歌」です。

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まったく期待せずに、メリル・ストリープものだから観ておこうかってなノリで鑑賞。

フタを開けてみると、超刺激的なオマケ効果もあって結果的に第3位にランクインでした。

まず一つ目の刺激的なオマケは、実の娘との共演。

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なんだか似てますね~この二人実の親子。

似てはいますが、美貌は若い頃のお母ちゃんの方が断然ですね~。

娘さんはメイミー・ガマーっていう女優さんなんだそうですが、

この作品で母娘役で初共演したそうです。

大女優であるお母ちゃんに負けじと、

娘さんもかなり気合の入った演技でがんばってました。

ストーリーはいたって単純。

音楽を諦めきれないロックンロールなお母ちゃんが、

子ども三人を捨ててミュージシャンの世界へ。

そんな我儘な夢が叶うはずはなく、場末の酒場で歌う日々。

スーパーのレジ係をやりながら、なんとか食いつないでいる

毎日がギリギリの貧乏ロッカー暮らし。

そんなある時、娘が夫に捨てられ、

精神的に不安定になったと元ダンナから知らせが届く。

都合のいいお母ちゃんは、都合のいい時だけ母親の顔をするため、

十何年ぶりに家族のもとに帰るのでありました……。

今のメリル・ストリープがロッカーなんてムリ、

誰もがそう思うはず。

私も映画が始まってすぐ、オイオイ設定にムリがあるぞと思いましたが、

それがマジカルなのです。

しばらく観ていると、パッツンパッツンのオバちゃんロッカーが、

なせだかリアルでカッコ良く見えてくる……。

これぞメリル・ストリープのメリル・ストリープたる所以なのでしょう。

あっぱれなものです。

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この写真に刺激的な二つ目のオマケが写っていますが、分かります?

分からないですよね。

では、次の写真ではいかがでしょう。

これで分かった方は天才です。

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写真の男性にご注目。

80年代に超ブレイクしたあの方。

そうです

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“リック・スプリングフィールド”なのです。

具体的に何て言う曲が売れたのかは知りませんが、
(聞いたら分かります)

リック・スプリングフィールドの名前と姿はしっかり覚えています。

イケ面ロッカーで女性にスゴイ人気があり、

当時キャーキャー言われてました。

そんな彼も御年67歳、映画の中でメリル・ストリープの彼氏で

バンドのメンバーとして出演しています。

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最後に三つ目の刺激的なオマケは、

メリル・ストリープが別れた元ダンナ役が、ケビン・クライン。

メリル・ストリープとケビン・クラインのコンビと言えば、

あの「ソフィーの選択」を思い出しますね~。

映画のテイストはまったく異なりますが、あの時以来の名コンビの復活になるのかな?

「ソフィーの選択」を知らない人には、まったく意味が分からないでしょうが、

映画史上に残る名画の1つ、そう言えると私は勝手に思っています。

重たい映画ですが「ソフィーの選択」、こちらもお勧めです。

ということで、第3位は「幸せをつかむ歌」でした。

 


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