2016年下旬、勝手に映画ランキング          その1

昨年9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

まずは第3位の発表と行きたいところですが、

その前に惜しかった作品をご紹介。

いや、惜しかったというよりもスゴかったと言った方が

正しいかも知れませんね。

スゴ過ぎて、なんだか別物の映画でした。

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アウシュヴィッツの収容所で“ゾンダーコマンド”と呼ばれる、

非道な役割を与えられたユダヤ人男性。

非情な2日間を、極限のリアルタッチで追いかけた作品です。

近年味わったことがない、なかなかの衝撃作でしたね~。

とにかく映像がスゴいんです。

マジックミラー越しに、ずっと彼を至近距離で眺めているような映像。

観ているこっちの気配や音は彼には伝わらないが、

こちらは彼の全てを間近で目撃している。

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手を伸ばせば届きそうなのに、マジックミラーがそんな思いを遮断する。

“ゾンダーコマンド”、支配は人間を悪魔よりも残酷にさせる……

心構えをしっかりして、ご覧になった方がいいと思います。

結構後に残りますから……。

ここで話題を変えて。

ちょっと気になった作品。

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マット・デイモンが独りぼっちで頑張ってた、「オデッセイ」。

観ててとっても違和感がありましたね~。

中国マネーがハリウッドを支配しつつあるのでは、

なんて心配が先に立ってストーリーに入り込めませんでした。

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それで、これが中国版のポスターのようです。

トランプが新しい大統領にもなるし。

これまで悪役と決めつけていたことが間違いで、

意識改革が必要になるかも知れませんね。

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「ハドソン川の奇跡」ご覧になられました?

トム・ハンクスと86歳のクリント・イーストウッドがタッグを組めば、

そこそこの映画になってあたり前ですが、

やっぱりくやしいけど予想通りいい映画でした。

それはこっちに置いといて。

映画のクライマックスあたりで、

アーロン・エッカートが「次は7月にね」とか言うんですが、

それがとてもいいキメゼリフで、

あの一言だけでアーロン・エッカートは得したんじゃないかと

勝手に思っています。

なんだかとりとめのない話になりましたが、

次回はベストスリーの発表です。

 


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