最近見てドキッとした広告です。(株式会社宝島社の企業広告です。)
ジョン・エヴァレット・ミレイ作の絵画「オフィーリア」をモチーフにしているらしい。
この作品が大好きで、原画を見られたときはもうドキドキで舐め回すように見てやりました。
この作品のために、モデルとなった女性は長時間水に浸かりつづけ、 風邪をひき、
それを拗らせ、亡くなってしまったそうな。。。
原画の若い女性の肌は本当に透き通るように描かれていて、
不気味で、綺麗で どうしていいか分からない気持ちにさせられます。
この広告は樹木希林さんがモデルになっており、 なんとも言えない恍惚な表情がコピーと重なって
ドキドキしてしまいました。
皆さんならこのコピーになんと差し替えますか?
私は「死ぬときぐらい 抱きしめててよ」ですかね。
テーマは明るくないけれど、作風だって陰鬱だけど、
樹木希林がそこにいるだけで、達観した世界に喜んで行ける気さえさせてしまう。
このおばちゃまはやはりただ者ではないな。。。と再認識させられた一枚でした。
さて、一月も半ばです、これから少しずつ寒くもなるでしょう。たぶん。。
皆様、風邪などひかないようにお過ごしくださいませ。