今回は第3位の発表です。
第3位は「ワンチャンス」です。
オーディション番組で優勝したことがきっかけで、
世界的オペラ歌手になったポール・ボッツの実話を映画化したもの。
パッとしない小太り男が成功を掴むまでのストーリーですが、
ご想像通りの展開でカウチポテト状態で気楽に観られて、
スカッとした気分を味わうことができます。
そう肩の力を抜いて楽に観て、楽しむことができる映画です。
映画で使われている歌声は、ポール・ボッツご本人の吹き替えなので、
本格的なオペラを楽しむこともできます。
ストーリーは見え見えですが、キャスティングが良かったですね~。
人の良さそうな主人公とその彼女が、
全編を通して映画にあったかみを与えていました。
パヴァロッティに「君は一生歌手になるのは無理」と酷評されるエピソードもあり、
偉い人に何と言われようと前向きにチャレンジすることの大切さ……
ややこしい理屈抜きで、ベタな教訓をベタに受け止めたい時にうってつけの作品です。