ペルセウス座流星群

再々山ネタで恐縮すが…前回の日記の最後で

「次はお盆に四国の山へ登り、ペルセウス座流星群を見ることを密かに計画しています…」

と、締めくくりましたが、先月12日に早速実行してきました!

 

今回登ったのは、徳島県と高知県の県境に位置する三嶺(標高 1,893m)。

電車とバスを乗り継ぐこと4時間半、ようやく登山口へ。

なだらかな森を抜け、笹に覆われた急斜面を横切ることさらに3時間、山頂に到着です。

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(↑山頂から見た、高知県側の景色)

ちょうど同日、国内の観測史上最高である41.0℃を記録するなど

連日酷暑が続いていましたが、ここは日差しが強いものの心地よい風が吹いていました。

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(↑一晩泊まった赤い屋根の避難小屋)

 

この日はこれからの天体観察に備えて、日が沈むとともに就寝。

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夜中の12時頃、ふと目を覚まして外に出ると…

雲一つない空に、これまで見たこともないくらい無数の星が散らばっていました!!

そして大河のように空を横切る天の川。

声も出ないままぼんやり眺めていると

スーッと一つ、またひとつと、星が流れていきました。

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(↑夏の大三角と流星 ※クリックすると画像が少し大きくなります)

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(↑牡牛座と流星)

1分間、30秒間に一つは空のどこかで流れる頻度でしょうか。

こんなに沢山の流星を見たのは初めてです!!

 

月の無い、ほぼ星明かりしか見えない真っ暗な山の頂上で

時折笹原を走る野生のシカの物音にビビりながら(クマもいるので)、夜明けまで眺めていました。

 

翌朝も爽やかな夏空。

一晩過ごした三嶺を後にして、尾根づたいに徳島県側の山々を15kmほど歩きます。

…しかしこれが大変でした。

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尾根の道はこのようにほぼ草原・笹原で、直射日光を遮るものがありません。

昨日からの5L分のペットボトルの水も、あっという間に底をつきかけてきました。

 

ひたすら歩くこと5時間。ようやく今日の最終目的地である丸石(1683m)に到着。

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先月登った次郎笈(写真中央)と、剣山(左奥)の稜線もきれいに見えました。

大山の時と同様にいつまでも眺めていたい景色でしたが…

ここで実家から「早く帰ってきなさい」との電話。

お盆ということをすっかり忘れていました。

渋々下山し、2日間の山行も無事幕を閉じました。

 

次は屋久島の山を巡る計画を密かに計画していますが…まだまだ当分先になりそうです。


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