本年5月~8月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、
“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表する『勝手に映画ランキング』。
いよいよ1位の発表です。
1位は、
「チタン」です。
文句なしに“超自由な映画”でした。
自由すぎるぜ !! と言っても過言ではない作品です。
キャッチコピーに
「世界が驚愕、混乱、困惑、
カンヌ史上最も奇天烈にして、最高賞パルムドール受賞 !」
と書いてあったので、そこそこ覚悟はしていましたが、ブッ飛んでました。
この映画にパルムドール?とも思いましたが、
この映画に勝つためには、常套手段の映画では勝てません。
上映中あちらこちらで観客が嗚咽したり、
上映後全員がスタンディングオベーションをするくらいの感動作をぶつけないと、
きっと勝てないでしょう。
それくらい強烈でした。
この映画をつくった監督もスゴイですが、
「ベティー・ブルー」のベアトリス・ダルを彷彿とさせる、
アガト・ルセルっていう女優さんもスゴかったですね。
また「母の身終い」では戸惑う息子役を演じていたヴァンサン・ランドンの、
今作での変貌ぶりも圧巻でした。
「チタン」、とにかく圧倒的な108分でした。
きっつい映画なので、
テキーラをぐびぐびいくつもりで、ぜひご覧ください。