2020年下旬、勝手に映画ランキング      その1

2021年の冬は、久々に冷えますね~。

ところで1月も後半に差し掛かりましたが、今回は去年観た映画の話です。

来年のことを言うと「鬼が笑う」と言いますが、

今さら去年のことを言うと何が笑うのでしょう?(大喜利かッ)

さて、昨年9月~年末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表します。

まずは第3位から

「家族を想うとき」です。

けなげに生きるどこにでもある家族を描いた、切ない作品です。

監督はカンヌで2回パルムドールを受賞した、巨匠と呼ばれるケン・ローチさん。

前作「わたしは、ダニエル・ブレイク」も胸に染みる映画でしたが、

今作もじ~んと胸に染み渡ります。

マイホーム購入の夢をかなえるため、

フランチャイズの宅配ドライバーとして独立したお父さん。

超過酷なノルマをクリアするために、がむしゃらに働いています。

お母さんもお父さんの宅配用のトラックを買うため、マイカーを売り払い、

バス通勤をしながらパートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いています。

そんな頑張ってる親の子に限って……なのです。

今を乗り越えれば先が見えてくる、その今っていつまで続くのか……分かりません。

しんどい事が一つ、よし頑張ろうと思ったらもう一つ、これも頑張ろう、

そう思ったらもう一つ、三つくらいならいけるかと思ったら、もう一つ……

家族の絆なんて言葉が通用しない容赦ない現実を、

心なしか温かい目で描いている秀逸な作品です。

さすがパルムドールって感じです。

そして3位がもう一つ。

「エクスストリーム・ジョブ」です。

ノンストレスで観られるドタバタコメディで、要所要所に迫真のアクションってヤツです。

面白かったですね~、韓国の底力を見せつけられた思いです。

こんなコンテンツを見習って、日本も頑張らなきゃ…て思いました。

登場人物のキャラクター設定が良くできていて、

最初から映画が終わるまで、全キャストがイキイキと輝きを放ってました。

おしいところまで行くけれど、あと一歩キメ手に欠け、

成績低迷で解散の危機に瀕した麻薬捜査班。

国際犯罪組織の情報を入手し、名誉挽回のため犯罪組織のアジトの前にある

フライドチキンの店を買い取り、24時間監視をはじめるが、

事もあろうに店が大繁盛してしまい、捜査員は店の営業でてんてこ舞い、

犯罪検挙どろではなくなってしまう……

ぜひ、個性豊かな4人の捜査官の活躍をお楽しみください。

 


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