絵師100人展に行ってきました!

こんにちは、たんぼです。
新型コロナウィルスの影響で、みなさん自粛生活が続いていると思います。
しかし今年の夏もとても暑く、静岡では40度を超えたとか。これなら家で涼しく快適に過ごした方がいいかもしれませんね。

さてそんな中、先週の三連休を使って『絵師100人展』を見に行きました。

私が通っていた専門学校の生徒も毎年何名か作品を出していて、いつか見に行きたいと思っていた展示会だったのでとても楽しみにしていました。

そもそも「絵師」とは、かつての浮世絵師や、伝統芸能の絵を描く「職人」のことを指していましたが、ここ数年でイラストを描くこと・発表することが当たり前の時代になり、イラストが仕事・趣味という区分も関係なく、すべて同じイラストレーターとして「絵師」と総称されるようになりました。
今回の展示会も「プロ」ではなく、SNSなどで活躍している有名な「絵師」を集めた展示会で、これからイラストで活躍したい!と考えている人にとっては夢の場所だとも言えます。

「プロ」ではないと言えども、彼らの実力は目を見張るものです。
一体どうやって描いているのか、近くに寄って「ここはこうしているのか」「ここはこうなっているのか」など感心しながら一枚一枚の絵を観察していきます。
デジタルでの仕上がりが当たり前になっている今、イラストの表現は幅広く背景など本物かと思うぐらいです。
そんなデジタルの制作はPCがなくてもできるというのが驚きですよね。
今はスマホでイラストを制作できるアプリがたくさんあります。
私もアプリを使用して制作したりしますが、この機能がPCとあまり変わらずさらに「無料」で使えるというのがなんともありがたい。
この「無料」でできるといのが制作者の年齢を引き下げるきっかけになります。
今まではいらない紙にイラストを描いていた小さな子供も、スマホさえあればデジタルのイラストを描くことができます。
小さな頃からそうやって携われば実力はどんどんついていきますね。

しかし、作品を見ていて若干引っかかったところが・・・。
人物画が多い展示会で一番気になるのが体のバランス。
顔に比べて手が異様に小さい、足の位置がおかしいなどどうしても気になってしまいます。
ここで大事なのが「デッサン力」!
そのために必要なのが「観察力」と「想像力」です。
いくらものを目の前にしてデッサンをしても、描きながら見えないところを想像しなければ意味がありません。
ものをよく観察し、想像しながら描くんだと高校時代よく言われました(笑)

デジタルで好きなものをたくさん描くことは確かに実力につながります。
しかし、基本的なものというのはいつの時代も必要なんだなとこの展示会を通して改めて思いました。

と言っても、最近絵を描くことがサボり気味になっている私からみたら、どの作品もすばらしくなかなか描けるものではありません。
好きなものを楽しんで描いているというのが作品から伝わり、見ていてとても楽しかったです。

早速家に帰って一枚絵を描きましたが、やはり「継続は力なり」日頃から描かないと納得いくものはなかなか描けませんね。

お休みの日は絵を描く時間を設けたいと思います。


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