コロナ禍の息抜きに。

新型コロナウイルスの影響で
岡山各地でもイベントが軒並み中止。
美術館や博物館は臨時休業だし、
施設は開いていても行事は中止というところがほとんど。
私的にはコロナの影響が少ない地域の人は
県内移動に限っては通常通りの生活でいいと思うのですが、
日本国首相の発令した緊急事態宣言は
予想以上に影響力があったという事でしょうか。

とはいえ、こうも先の見えない状況が続くと
神頼みでもしたくなるというもの
散歩がてら吉備津神社のあじさい園へ行ってきました。

この日はあいにくの雨。
というか大雨警報警報が出てたんですが
「雨ごときに負けてられるかーい!」と強行突破。
叩き付ける雨の中、車を走らせます。
そんな奇特な人間はそういないだろうと思っていたら、
密になるほどではないものの、
けっこういました奇特なお客が(笑)

吉備津神社へ着く頃には雨が小康状態に。
よ~し、いいぞ。あじさい鑑賞が終わるまでこの状態を保っておくれ。

神社の参拝は通常通りですがご祈祷などを受ける場合は
受付時間が短縮となっていますのでお早めに。
神様のお社といえど新型コロナの影響は免れないようです。


国宝に指定されている吉備津神社本殿。
吉備津神社は全国屈指の国宝建造物を有する神社としても知られていますが、
本殿・拝殿の建築様式は吉備津神社独特のもので、
「吉備津造り」とも称される唯一無二の様式。
応永32年から解体修理される事なく現存する、ここにしかないデザインなのです。

全長398mの廻廊。
まるで龍が横たわっているような、地形に沿った曲線と長い廻廊の直線が美しい。

吉備津神社のあじさいは約1500株あり、6月下旬が見頃。
岡山県下に紫陽花の名所はいろいろありますが、
廻廊の途中から岩山宮へ続く参道の両側を
色とりどりに埋め尽くすあじさいの風景は何度見ても良いですね。

青空の下のあじさいもいいですが、
雨の日のあじさいは生き生きとして見えます。
30分足らずの駆け足でしたが、久々の外出で気分もリフレッシュ。

ジメジメするこの季節は、外にでかけるのも億劫になりがちですが、
心に癒しをもたらしてくれる梅雨の風物詩。
6月下旬から7月初旬が見頃です。皆さんも癒されに行ってみては?


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