最近ずっと家にこもり「あつまれどうぶつの森」を一生懸命しているたんぼです。
先日お仕事の打ち合わせで、はだか祭りで有名な「西大寺 観音院」に行きました。
岡山でとても有名なお寺なのですが、私は初めての訪問。
お仕事でしたが、行ってみたいお寺だったのでちょっとワクワクしました。
本堂の階段の前には、はだか祭りで投下される宝木が納められた「宝来柱(ほうらいばしら)」があり、てっぺんにある疑宝珠(ぎぼし)に触れると宝木の御福を授かれると書かれていたので、願いを込めながら触らせてもらいました。
この他にも「福受け体験」ができると案内があり、どんなものかホームページで調べたところ、「御福のご利益が授かれるよう宝木を投下する窓から願いを書いた散華を蓮台に目がけて投下し、観音様とご縁を結ぶことができる」という説明が記載されていました。
※西大寺ホームページより
これはなんとも楽しそう!プライベートで訪れた時にぜひ体験しようと思います。
この宝木を投下する窓はパワースポットにもなっています。体験した際にはたくさんのご利益をもらいたいなと思います。
この他にも境内には、国登録有形文化財の「牛玉所殿」や「和合の楠」厄難を除く「水かけ誓願不動」「白玉文殊」など様々なご利益があるものがありました。
まだまだ紹介する建物などありますが、みなさんはお寺の成り立ちをご存知ですか?
福岡の太宰府天満宮は菅原道真公の亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなりこれは菅原道真公の御心によるものであるとしてその地に埋葬され、その後祀廟(しびょう)が立ち太宰府天満宮となったのが成り立ちです。
西大寺の成り立ちは、観音信仰に篤い藤原皆足姫が、一夜限りの宿を求めてきた仏師に観音菩薩を彫刻して欲しいとお願いするところから始まります。
仏師は「仏像が完成するまで決して見てはならない」といいましたが手違いで姫は覗いてしまいます。
怒った仏師は消えていなくなりましたが、姫はあの仏師が長谷観音の化身だと思いました。
お礼参りに観音像を舟に積んで奈良県の長谷に船出しましたが、舟を一旦吉井川に止めたところ、
そこから動かなくなりやむなく観音像を下すことにしました。姫はそこに仏像を留めることが観音のおぼしめしと思い仏像を安置したそうです。その場所が現在の西大寺 観音院です。その後のお話もありますが長くなってしまうので気になった方は西大寺のホームページをご覧ください。
お寺の成り立ちを知って参るとまた違った見え方がしますね。
はだか祭りの由縁もホームページで紹介していますのでぜひ、ご覧ください。
【お知らせ】
西大寺では永代供養ができる納骨堂を構えています。
納骨堂は5タイプあり、お仏壇が設置しているタイプもあり、朝6時から夕方5時の間であれば365日お参りができるので、ご先祖様といつでも語らうことができます。
お墓はご先祖様との絆を強めたり、ご先祖様への感謝の気持ちを育んだり、今生きている家族をつなぐ心の拠り所です。しかし「お墓の継承者がいない」「遠方に住んでいてお墓の維持・管理ができない」といった声も増えてきています。やむなくお墓を手放さないといけないなどお墓に関するお悩みがありましたら西大寺までご相談ください。
【西大寺HP】
http://www.saidaiji.jp/about/engi/
仕事の打ち合わせで行ったので、ご住職とお話をすることができました。
すごく気さくで話しやすいご住職で、初対面の私にもよくしていただき大変有難い出会いをさせていただきました。
今回は境内をくまなくとはいきませんでしたので、次回はプライベートで訪れて堪能したいと思います。