ゆるりと断捨離 第3弾

デザイン関係の仕事をしている方ならご存知の、

業界誌「Ad Flash Monthly」を大量処分したお話を以前しましたが、

これまで紹介できなかった残りモノをご紹介。

残りモノだからって、悪くはないです。

The message of coverと題して、

表紙を飾る意味深な写真とシニカルなメッセージを、お楽しみください。

まずはコレ

冷静さを失うと、人は何をしでかすか分からない。

後で後悔することを、平然としてしまいかねないのである。

クリエイティブにおいてもそれは例外ではない。

ただ単に、感情だけで左右された制作は

必ずと言っていいほど良い結果を生まないのだ。

特に商業美術におけるクリエイティブには

自由にならないことが多々あるのは当然である。

思い通りにならないからといって、

感情を爆発させるのはやめた方が賢明である。

そんな時こそ、頭を冷やし冷静に行動すれば

必ず最良の道を、自ら見つけることができるはずである。

どのような過程で制作されても、作品自体にその苦労を

感じさせない者こそが、実は優秀なクリエイターなのだ。

若い頃は、何で採用されないのかが分からず、感情的になったものです。

ただ“頭を冷やし冷静に行動すれば”も100%鵜呑みにすることはできない、と思う。

会社にとって都合のいいヤカラになるのは癪ですからね。

次はコレ

現在、世界共通語と言えば、英語と答える人が

ほとんどであろう。それはビジネスにおいては、正解と言える。

さて、英語以上に、言語の枠を越え、より多くの人と

コミュニケーションをとれる方法は無いのだろうか?

実はその理想的な表現は存在する。

それは「グラフィック」である。

分かりやすく言い換えるならば、「絵文字的表現」。

この「グラフィック」はもともと言語の粋を越えて、

情報をより多くの人へ伝えるために生まれた表現でもあるから、

当然と言えば当然である。しかし、残念なことだが、

この力を忘れてしまっているクリエーターも多いようだ。

この「グラフィック」は、中途半端な文字表現より、

遥かに相手に伝えられる力があることを、

私たちクリエーターは決して忘れてはならない。

なんだか頷けますね~

LINEでも絵文字に助けられること、良くありますから。

次は

世の中には、多くのルールが存在する。

人々が決められたルールを守って初めて

物事の流れがスムーズになるのである。

広告の表現も、残念ながら例外ではない。

倫理的な面などで、ルールは存在するのだ。

しかし、そのルールは人が暗黙的に決めたことであり、

その時代の反映でもあるのだ。時代が進むにつれ、

変革しなければならない時期は必ずやって来る。

変革の時期を敏感に捕らえ、表現されたものが

その時代の秀作として記録されているのだ。

勘違いをしないでほしい。今、単にルールを破ることではない。

今という時代を理解しつつ、いつ、どんな媒体で

何を表現するかが、重要なのである。

これも、ん~ですね。

自分がこの業界に仲間入りさせてもらってから、

情報を発信する材料が劇的に増えましたもんね~。

ビジュアルやデザインだけでなく、どうコーディネートするかが

これからは大切ですね(随分前からですが)。

最後のはコレ

一度もプレーしたことがないスポーツは、

ルールどころか道具の使い方すら分からないものだ。

実際に自分でプレイをしてみて初めて、

そのスポーツの本当の面白さや深さを知るのである。

広告表現にも似たところがある。

新しい表現を試みて初めて、自分に合っている

合っていないが分かる場合も多い。

好き嫌いはあるだろうが、食わず嫌いは避けよう。

マネもそろそろ卒業しよう。

思いついたさまざまな表現を試みていれば、

本当に自分に合った表現を必ず見つけ出せる。

要するに個性というものは

挑戦と経験が自然と生み出してくれるものなのである。

そうですね~“挑戦と経験”確かに大切です。

ただ、挑戦する者にとって一番やっかいなのが経験。

要するに何をやるにしても矛盾と向き合うことが大切だ、

ということですね。 チャンチャン。

 


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