弁論大会

こんにちは、たんぼです。
先日、高校三年生になる姪っ子が、弁論大会の岡山県代表に選ばれ全国大会に出場するということで佐賀県まで妹家族と旅行がてら行くことになりました。

私も中学の時に校内で選ばれたことはありましたが、全国大会まで選ばれるとは我が姪っ子ながらすごいです。

弁論の内容はさすが高校生といった内容で、いじめから町おこし、ゴミ問題であったり災害であったり内容の濃ゆいものばかりでした。
ただ自分の思いや考えを訴えるだけではなくしっかり取材をしたり自分で体験したりと感心することが多くしっかりとした考えをもっていました。

肝心の私の姪っ子は部活動についてでした。野球部のマネージャーをしていた彼女は、全力で頑張る人を全力で応援したいといった内容を訴えるものでした。
そもそも応援するだけで弁論大会に選ばれるものなのかと思いましたが、自分が何をしたらよいのか何をしたいのか将来に向けた不安。
高校三年生になれば就職・進学と大人への大きな一歩を踏み出さなければなりません。
しかし、インターネットなどの普及により昔よりなれるものが増えたように思います。
選択肢が増えた分選ぶことが難しくなってきている現代。
今の若い子が直面する悩みそのものを応援をするというかたちで訴えています。

彼女は何をしたいのかわからない時、自分の近くで頑張っている人を全力で応援してみてください!と
そうすれば自分もなにかに打ち込みたいという思いが生まれるはずですと訴えていました。
それと同時に応援された側は力が貰え、応援してくれていることに感謝してくれます。応援することで誰かの役に立っている!という彼女の主張は三年間頑張ってきたマネージャーという部活動に誇りを持っているんだなと感心しました。

成人するといろいろな体験がなくなり、なぜ・どうして?の疑問であったり持論を発言する場面が減ってきます。
学生時代にしか味わえないこうした体験を学生たちにはたくさんしてほしいと思います。

全体を通してとても感心できよかったのですが、私が一番気になったのは話し方です。
これが独特で訴え方が決まっているんですね。
決められたパフォーマンスをするので、内容が入ってこない時もありました。
そういった部分は個性を活かした方がよかったんじゃないかなと思います。

大会結果は残念なものとなりましたが、九州を満喫し楽しい旅行ができました。
これから社会人として一歩を踏み出す彼女をこれからも見守ってあげたいとおもいます。


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