世の中、何かと“平成最後の…”があふれていますが、この「バサログ」も平成最後の更新となりました。
平成になった1989年1月8日、僕はまだ中学2年生。
田舎なので近所にまだコンビニもなく、夜になるとお店は閉まり、街は暗くなって人もいなくなる時代でした(笑)。
平成の思い出って何だろう?
大きな出来事といえば、高校受験、部活しかしてなかった高校生活(笑)、専門学校、就職、結婚、子どもができた…などです。
意外に30年間でいろんなことありましたね。昭和生まれですが、思っていたよりも昭和より平成で生きていたんだなと実感。
平成の約30年間のうちほとんど(23年間)は社会人ですが、中でも1番のターニングポイントは専門学校への進学でしょうか。
高校は親に進められて地元の普通科高校に入学。しかし、ギリギリの成績で進学校に入ってしまったため、勉強について行けず挫折(笑)。そんな時担任の先生から教えてもらったのが中国デザイン専門学校。
この時初めて“親の意向(公務員)に反対して”デザインの方へ進学しました。
今までやっていた“趣味の世界”を“職業”にすることに。
当時はそこまで考えてはいませんでしたが、自分の好きなことを思いっきりできる環境を初めて与えてもらってとても楽しかったのを覚えています。
また、高校までは親がとても厳しかったこともあり、専門学生になってからはデザインの勉強以外にもいろんなことやりました。今から考えると意外に積極的に動いていたな〜と思いました。かなり内容の濃い3年間だったような気がします。
この進学により、やがてはバサラへの就職、結婚(社内恋愛なので)子どもの誕生まで続くことになるので自分の人生のなかでやはり重要な出来事だったんだなと改めて思います。
さらに、今現在その専門学校でキャラクターデザインの非常勤講師を務めており、“先生”として新たなデザイナーの育成にあたっていることも何か“縁”を感じますね。
沢山の人に出会い、いろいろなことを勉強し経験した平成もあと少しで終わり、令和が幕を開けます。
現代の日本人の平均寿命(男性81.09歳)で考えると、うまくいけば僕はあと37年ほど生きることになります。
いよいよ始まる“令和の時代”。
これからどんなことが起きるのか、まだまだ楽しみが続きそうです。