2017年上旬、勝手に映画ランキング          その4

今年1月~4月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

ただし私の場合、DVDでの映画観賞がほとんどなので、

ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。

今回はいよいよ第1位の発表です。

じゃ~ん、栄えある第1位は「トリプル9」です。

実は今回の1位は、ケイト・ウィンスレットに挙げたようなものです。

あの「タイタニック」から20年。

ちょっとゴツめヒロインと揶揄されながら、

頑張ってオスカー女優にもなりました。

そして今作……

何の予備知識もなく観終わって、

キャスティングの名前が出るまで気が付きませんでした。

ロシアマフィアの女ポス役が彼女だったのです。

語らずとも威圧感のある、往年の岩下 志麻を彷彿とさせるような迫力。

どこにこんな女優さんがいたの?ってキャスティングを見てビックリだったのです。

「9 9 9」っていうのは、アメリカの警察の暗号だそうで、

警官が犯人に撃たれた時に使います。

「9 9 9」が発令されたら、その管内の警官は仲間のために我先に現場に急行することが

暗黙の了解となっているそうです。

そこで、映画のタイトルでもある「9 9 9」で生じるスキを上手く利用して、

強盗を企てる武装集団。これに警察とロシアマフィアが絡み合って、

ハラハラドキドキ、先が読めない三つ巴の展開に……。

訳あってアトランタ警察に新任した警官役で、

大ヒットした「アルマゲドン」で超メジャーになったベン・アフレックの弟、

ケイシー・アフレックが出ていますが、頑張ってましたね。

俳優業に監督業、優秀な兄を持つ弟がなぜか気になって、

ついつい応援したくなってしまいます。

亡きリバー・フェニックスとホアキン・フェニックス。

渡哲也と亡くなった渡瀬恒彦。

こちらも亡くなった松方弘樹と目黒祐樹。

ご健在の松田龍平と松田翔平などなど。

世の中は非情だけど、

兄弟で格差が付かないよう、どちらもそこそこ頑張ってほしいものです。

キウエテル・イジョフォーとウッディ・ハレルソンも見事な演技で、

映画に深みを与えてました。

とか言いつつ、なんと言ってもケイト・ウィンスレットがバツグンです。

個人的にはアカデミー賞ものです。

まだご覧になっていない方は、是非是非です。

このポスター、キャスティングだけでなく、
映画の雰囲気が上手く表現されたいいデザインです。

 

 


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