プチダイエットが86.5~87kg近辺を行ったり来たりで停滞しているふーふーさんです。
気づけばササミ・もやし・キャベツ生活も半年になります。まだ飽きてません(笑)。
通院・治療が終了したのでこの場を借りてご報告します。
通院・治療と言っても今回は僕のじゃないです(笑)。
昨年生まれた長男の方です。
治療したのは乳児の頭蓋変形。
頭蓋変形とは赤ちゃんの頭の一部が寝相などにより変形している症状のことです。長男は右に向いて寝る癖があったため、右後頭部が変形して平らになっていました。
気がついたのは生まれて3ヶ月ほどたってから…。なんとなく頭の形がおかしいなと思っていました。このままだと変な頭のまま大きくなってしまう…気になったのでネットで調べていくと頭蓋変形を治療できる病院を見つけました。
西宮協立脳神経外科病院です。日本では珍しい頭蓋変形外来があります。
すぐに予約を取って診察してもらうことに…。岡山から兵庫県西宮まで車で通う約半年間が始まりました。
※頭蓋変形の治療に興味ある方はAHS JapanのHP等をご覧ください。体験談などかなり詳しく載ってます。
治療はまず頭をスキャンして変形度合いを測り、オーダーメイドでヘルメットを作ります。このヘルメットを1日23時間装着します。基本的にお風呂以外はずっと着けています。
ヘルメットは米国最大手メーカーOrthomerica社製「スターバンド」。装着するときは多少嫌がりますが、毎日着けているので普段あまり気にしてなかったです。
ちなみにヘルメットの柄はいろんなデザインがあり選ぶのに迷います。
このヘルメットは、頭の形がきれいな部分はこれ以上成長しないように押さえ、平らに歪んだ部分には空間を設け、そこだけ成長させて頭の形を整えていく仕組み。2週間に1度通院してスキャン、回復具合に合わせてヘルメットを微調整…これを7ヶ月。大変でした。お陰様で最終的には割ときれいな丸い頭になってくれました。
病院の先生や看護師さん、AHS Japanの方、皆さん優しく気さくな方が多く、治療に通う苦労も少し和らぎました。お世話になりました。
子育て経験がある方はわかると思いますが、赤ちゃんの時はやらないといけないことが多くそれだけでも大変なのにヘルメットの管理(定期的な洗浄・消毒)もやらなければいけないので嫁さんは大変だったと思います。
でも2週間ごとに通院して少しずつ変形が治っていくのを実感すると頑張れました。
治療期間中あまりにも長い間ヘルメットを装着しているので、お風呂や消毒時に外すと、こんな顔だったっけ?ってなります。ものすごい違和感です(笑)。自分の息子なのに。
ヘルメット生活はとても大変だったけど、付けていて良かったことが1つありました。頭を打っても大丈夫だったことです(笑)。1度ベッドから転落したのですがヘルメットのおかげで泣きもしなかったです。
最後に、この治療法はヘルメット料金に保険が効かないのでかなり高額になります。それでも子どものためと即決でした。病院には他にも診察に来ている赤ちゃんが多く、うちと同じくかなり遠方から通院している方もいました。同じ悩みを持っている人が多いんだなと感じました。
お知り合いの方で、赤ちゃんの頭蓋変形にお悩みの方がいらっしゃいましたらこの治療方をお勧めしてみてください。※治療の適正月例は生後4ヶ月(首が据わって)〜7ヶ月ぐらいの間です。
ちなみに、長男の頭は治りましたが、僕の後頭部は絶壁です(笑)。