眠れる森の美女の続編・リメイク版の「マレフィセント」を観に行った時から気になっていた「美女と野獣」を観に行ってきました。
ディズニーアニメ映画の実写版かと思いきや今回は原作を元に映画『サイレントヒル』のクリストフ・ガンズ監督によるフランス映画の実写版でした。
醜い野獣と身も心も美しい娘による真実の愛を描いたラブストーリーをクリストフ・ガンズ監督がどのような映画にするのかと期待を膨らませながら観ました！
ある国の王様とお妃様の間に王子様が産れるが、ある理由で呪いにかかり野獣に変身させられる。
その呪いが解けるのは、野獣が人を愛する心と見た目で判断しない人間の女性の真実の愛。
ストーリーのモチーフであるバラが咲くシーンは色づかいがキレイで、ゆっくりとしたスピードで美しさを印象をづける。
そして、ストーリーの見せ場は、よりファンタジーに！！
を、想像していたのですが…
私が想像したものと違い、今回は印象的な場面や感動するポイントがなく、だらだらとストーリーが進んでいったように感じました。
また、王子様と一緒に呪われたかつての兵士が進撃の巨人みたいな姿になっていたり、王子様のおともをしていたビーグル犬も呪いによってヘンテコな姿になりキモ可愛いのが残念な感じでした（笑）
観終わった後、私の期待は完全に裏切られ消化不良になりました。
それと同時に、ディズニーがどれだけ凄いのか思い知りました。
想像力を掻き立てるファンタジーの表現は、ディズニーを越えられなかったようです。
席を立ち帰ろうとしていたら、私の斜め後ろに座っていた女性2人組が、映像が綺麗だったね！よかったね!!と、満足気な話が聞こえました。
人それぞれ観方がありますが、かたや消化不良な私と、全く逆のご意見。
同じものを観ても賛否両論に分かれる美女と野獣でした。
今後、ディズニーアニメーションの実写版やワーナー・ブラザーズ製作でエマ・ワトソンが出演予定の美女と野獣もあるので、そちらも観てみたいですね♬
