今回はランキングに関係なく、映画を観てて気になったお話。
まずは、ロバート・レッドフォードが監督・主演した「ランナウェイ」。
元過激派のロバート・レッドフォードは、
名前を変えて一般人にまぎれひっそりと生活を送っていた。
だが、むか~し昔の仲間が逮捕されたことにより全米に指名手配され、逃亡することとなる。
頭脳明晰な彼は、巧みに捜査官の裏をかき逃亡を続ける。
はたして彼は逃げ切ることができるのか……。
御歳77歳のロバート・レッドフォードが頑張って熱演してました。
ただ、逃亡者なので、当然走るシーンがあるんですが、
いかんせんご高齢、そのランニングフォームがイケてなくて少しショック。
あのロバート・レッドフォードも、歳には勝てないようです。
まぁ、そんなことはどーでもよくて、ロバート・レッドフォードの娘役が超カワイかったのです。
「よし、見つけた!!」っていう感じで、「この子は将来、絶対べっぴんさんになるぞ~」と
映画を観終わってから思わずニンマリでした。
後日、発掘感に浸りながら調べてみると、なんと、すでに世界的に超有名な女の子。
「天使の歌声」なんて異名まで持ってる歌手で、
ジャッキー・エヴァンコ…… 知らんかった……
私の密やかな充実感は、見事空振りに終わったのでした。
次も空振りエピソード。
麻薬取引のぬれ衣を着せられた息子を救うため、
自ら運び屋を買って出て、おとり捜査に協力するオヤジ、
ドウェイン・ジョンソン主演の「オーバードライブ」を観たとき。
パンチの効いた顎ヒゲの捜査官を見て、
「おっ、発見!!」。 「なんだ~元気でやってたんだ~」。
思いがけない俳優さんとの再会に、嬉しさと共に軽いノスタルジックに浸る。
スーザン・サランドンの向かって左の男、アンドリュー・マッカーシーじゃん。
みなさん、1980年代に一世を風靡したアンドリュー・マッカーシーをご存知でしょうか?
「セント・エルモス・ファイヤー」や「マネキン」、「プリティ・イン・ピンク」に「レス・ザン・ゼロ」など、
当時大人気の俳優さんでした。
あれから約35年、こんなところで再び彼と出会うとは……感慨深し……?
35年? 35年も経ったのに、なんだか若くねぇ?
いや間違いない、少し若い気もするが髭を伸ばせばこんな顔になるハズ。
久しぶりのスクリーンでハリキッテるから若く見えるだけ、など、
映画を観ながら自問自答を繰り返す。
結局、確信を持てないままエンドロールへ。
キャスティングでアンドリュー・マッカーシーの名前を探す。
検索してみたら「プライベート・ライアン」で注目され、
最近では「ローンレンジャー」にも出て、
そこそこ活躍しているバリー・ペッパーっていう俳優さんでした。
髭に騙された……ガッカリ。
ということで「オーバードライブ」はストーリーとまったく関係なく、
ちなみに、若い頃のアンドリュー・マッカーシーと2ショットで写ってるこの人誰でしょう。
当時は彼女もカワイかったな~、今では改造しすぎて「ゴースト」みたいですけど。
それから「レス・ザン・ゼロ」ではロバート・ダウニーJrと共演してるのですが、
ご存知の通り、ロバート・ダウニーJrは「アイアンマン」や「シャーロックホームズ」で、
今でも大人気です。去年一番稼いだ俳優なんて噂も。
当時はもちろんアンドリュー・マッカーシーの方がダンゼン格上。
月とスッポン。 雲と泥。 なのに時の流れは残酷です。
まぁ若い頃のロバート・ダウニーJrは、気難しいこだわり派なところがあったので、
なかなか開花しませんでしたが、「アイアンマン」や「シャーロックホームズ」から
ギャランティー主義な俳優さんにチェンジしましたからね(勝手な見解)。
そろそろ昔のような、演技派ロバート・ダウニーJrの姿が観たいものです。
それにしても、これから先、
アンドリュー・マッカーシーの勇姿をスクリーンで観ることができるのだろうか……
ジョン・トラボルタやミッキー・ロークのような奇跡の復活を祈ってます。