今日は僕の誕生日。今年は30代最後の年です。30代にやり残しを作らないよう、1年間頑張っていこうと思います。
しかし、あと1年で40になるのか~。ちょっと実感無いですが…。
さてさて、そんなアラフォーな僕がバサラで担当している仕事の中に、「メモリーコレクション」の制作があります。
メモリーコレクション?
なんですか?
『メモリーコレクション(メモコレ)』とは、お子さまが描いた絵や落書きをアレンジし、アート作品に仕上げるサービスです。
●「メモリーコレクション」の詳細はコチラ。
そのメモコレで僕はお子さまの描いた絵をアートに加工する作業をしています。
これまで何点もの作品を加工してきましたが、いつも送られてくるお子さまの絵を楽しみにしています。
「どんな子がこの絵を描いたのかな〜」とか「何を思って描いたのかな〜」など想像しながら見ています。
お子さまの絵は年齢によって大きくイメージが変化します。
①ぐちゃぐちゃの線で描かれた形の認識できないもの。
②何となく形が認識できるもの。
③子どものタッチだが何を描いているのか分かるもの。
ほとんど場合、この3タイプのどれかに分類できます。
個人的に好きなのは①です…。難しいけど、出来上がりが一番アートっぽくなるからです。
制作の流れですが、基本的に作品の加工イメージはファーストインプレッションで決まります。送られてきたお子さまの絵を見た瞬間に加工の仕方、色合いなどを決めてしまいます。ほとんどの作品はこんな感じで制作していくのですが、どうしても最初のイメージと合わなくなって、制作途中で色や加工の具合を変更したりすることもあります。
こんな時には大変です!
逆になかなかイメージが固まらずに悩んでしまい、試行錯誤の連続になります…。
やはり、最初のイメージが大切でそこでどれだけイメージがはっきり見えるか…。
まぁ、こればかりはそのときの“閃き”みたいな物のありますが。
それと、お子さまの絵に関するエピソードは重視します。
この絵は何を描いたものなのか。初めて描いたとか、父の日・母の日・誕生日に描いたものとか…。
出来るだけ描かれた状況を考慮し、お子さまの気持ちを大切にしてイメージを膨らませ、作品に仕上げていきます。
非常に手間のかかる制作ですが、今までに作品をお送りさせていただいたご家族からお喜びの声を多数いただいており、ありがたいことだと思っています。
写真やビデオなど簡単にデジタルデータで残せる時代。こんな時こそ、額に入れて飾っておける心に残る一品を創ってみてはいかがでしょう?