初めまして、今回のブログはバサラの小姑“黒服A”が担当いたします。
最近、と言いますか昨年からなんですが
インターネット通販に携わる仕事をさせていただいており、
そこで取り扱っている、とある商品のフォローDMを現在制作しています。
その商品を購入した、あるいはプレゼントしたお客さんに、
より永続的に、さらにファンになっていただこうという目的のDM、
いわゆる「引き上げDM」なるものなんですが、これがけっこう大変で。
この小さな紙面で要点を押さえつつより簡潔に商品を紹介しながら
思わず中身を確認したくなるような(←ここポイント)ティーザーコピーをのせて
その企画やオファーをいかに魅力的に見せるか、
という基本は概ね分かってはいるものの、
“どうすればその気のない相手にも開封してもらえるか”
扨もこれが難しい事かとひしひしと痛感させられました。
商品そのものだけでなく、商品の購入手段も多様化する時代。
たまたまチラシが入っていたから、
たまたま無料プレゼントしていたから、
など購買行動の理由も曖昧な場合が増えてきています。
「この店でしか買わない」「このメーカーのものしか使わない」というお客さんを
ファン(信者客)といいますが、このファンをいかにしてつくり出すか、
“たまたま”利用してくれたお客さんをいかにファンにするか
ということがいま最重要課題なわけです。
でも、こういうお客さんって相当手強い。
何故って自分がそうだから。
この類いの購買層はダイレクトメールなんて届いても
「どうせ商品の押し売りなんでしょ?」
なんて言って宛名を一瞥しただけで速攻ゴミ箱行きです。
今フォローDMを制作する段になって、制作側の苦心を思うと
中身ぐらい見てあげればよかったかとちょっと反省。
それじゃあ自分が惹かれるようなアプローチにすればいいかというと
そう単純な話しでもないんでしょうが、
少なくともその取っ掛かりぐらいには近づける…か?
何はともあれそれにはまずDM戦略についてもっと知らねば
という訳で
今まで“バカ売れ”とか“絶対売れる”系のタイトルの本には
なんとなく胡散臭くて抵抗があったんですが
書店でちら見してあっさりと購入してしまいました(笑)
見出し、本文、そして最後の一押しと、
“DMで如何にしてお客に行動を起こさせるか”が実践的に書かれていて意外に面白いです。
これから気合い入れて制作します。