ジャ~ン 第1位は、
「君のいないサマーデイズ」です。
私のようなオッさんやオバサン世代にどストライクな映画でした。
出演は、「アーティスト」でアカデミー主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダン。
あの映画はサイレントでしたが、この映画では彼の声が聞けます。
ただ残念ながらあまりセリフが多い役柄ではありませんが……。
他に、同じく「エディト・ピアフ」でアカデミー主演女優賞を獲ったマリオン・コティアール。
「この愛のために撃て」のジル・ルルーシュ。
「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼなどが共演しています。
毎年、夏のひと時を海辺の別荘で過ごしていた男女12人の仲間たち。
今年も例年通り仲間と一緒にバカンスを楽しもうと出発しようとした矢先、
仲間の一人が交通事故に遭い、瀕死の重症を負ってしまう。
仲間たちはバカンスを中止すべきか、決行すべきか悩んだ挙句、
傍にいても何も出来ないからとバカンスに出かけることに……。
そんなスッキリとしない出発が契機となり、
大人の男女が抱える問題が少しずつ顔を覗かせてくる……。
冒頭のストーリーは、ざっとこんな感じです。
別荘に到着し、それぞれレジャーに繰り出すが、
やっぱりいつもと違う……。
不自然に自然を振る舞う姿を、大人の俳優さんたちがリアルに演じています。
特にジル・ルルーシュが良かったですね~。
悩み多き年頃の大人の皆さんに観ていただきたい、映画です。