アナフィラキシー

こんにちは、とっとこです。

突然ですが、「アナフィラキシー」ってご存知でしょうか?

何年か前にハチ刺されの「アナフィラキシーショック」で話題になりましたよね?
「アナフィラキシー」とはハチの毒や、食物、薬物などが原因で起こる
急性アレルギー反応のことです。
体中に様々な症状が表れ、ひどいときにはショック症状を起こし、
死に至る危険性もあるそうです。
これを「アナフィラキシーショック」と言います。

以前からニュースで観ていて、恐いなぁとは思っていたのですが
確率的にそう頻繁に発症するものではないという(勝手な)イメージと
ハチに刺されたことが一度もないからということで、
あまりピンときていませんでした。

なんと、その「アナフィラキシーショック」を
この度、私の父親が体験しましたので、少しお話ししたいと思います。
(もちろん無事ですのでご心配なく)

先月のこと、実家でアシナガバチに刺されたのですが
大したことはないだろうと応急処置をして放っておいたそうです。
(ちなみに父親は過去に複数回ハチに刺された経験があります)
いつもは赤く腫れ上がる程度で治まっていましたが、
今回はめまい、痙攣など体に異変が起き、立っていられなくなったそうです。
そこから救急車で急いで病院へ搬送!!

病院へ着くと、「アナフィラキシーショック」と診断され、アドレナリンを投与!
幸い、処置が間に合ったため、大事に至らずに済んだそうです。(ホッ)
念のためにと予備のアドレナリンを持たされ、次の日には退院したそうです。
お医者さんからは
「間一髪でしたね。もう少し来るのが遅かったら危なかったかもね。」
とのこと。

…おっ、恐るべし、「アナフィラキシーショック」!

私が連絡を受けたのは次の日でしたが、すっかり回復して元気でした。
当の本人は、
「人生初の救急車じゃった!(笑)」
…と冗談っぽく言ってましたが、それも無事だったから言えること。
かなり驚かされましたが、まぁ本当に元気そうで何よりでした。

父親のように何度かハチに刺された経験がある人の方が
「アナフィラキシーショック」の危険性が高いそうです。
人の抗体(免疫)システムが過剰に働いて、強いアレルギー反応を起こすのですが
刺されるたびに抗体が急増し、ある時、重症アレルギー症状
「アナフィラキシーショック」を起こしてしまうことがあるそうです。
もちろん、個人差があって全ての人が重症化する訳ではないですが。
自分の体を守るための抗体が原因で発症してしまうとは!…皮肉なものですねぇ。

しかもハチの種類によっても症状の出方が違うそうです!
気になる方は病院で抗体検査をしてもらうと、
どのハチに対してどのぐらいの危険度なのか詳しく分かるそうですよ。
(食品、薬物に対しても検査しておくと良いかもしれませんね。)

ハチの活動が活発になるのは夏から秋にかけてらしいです。
大分涼しくなってきましたが、まだまた油断は禁物!
皆さん、くれぐれもご注意を。

※特にこの顔にはご用心を!!


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