2012年中旬、勝手に映画ランキング その3

まずは「アジョシ」
「レオン」と「オールド・ボーイ」を足して2で割ったような、ウォンビン主演の作品。
これぞ、細マッチョと呼ぶにふさわしいウォンビンの肉体美をご堪能いただけます。

そして次は「ピザボーイ」
あの抱腹絶倒の「ゾンビランド」の監督と
ジェシー・アイゼンボーグが再びタッグを組んだ作品。
ぶっ飛び度は「ゾンビランド」にはかなわないけど、
コメディーとしてそこそこ楽しめました。
インド人ではないかと思われる相方が、とってもいい味だしてました。

そして掘り出し物の「グレート・ディベーター」
2007年に撮られたデンゼル・ワシントンが監督・主演した作品。
あまり期待をせずに観たんだけど、これがアタリでした。
デンゼル・ワシントンと同じくオスカー俳優である
フォレスト・ウィッテカーも共演していて、
重量級のガチンコ演技バトルは圧巻です。

さらにフォレスト・ウィッテカーの息子役が、
親子と思えるくらい似てて、あわてて名前をチェック!
すると、なんとデンゼル・ウィッテカーって名前。
マジでフォレステ・ウィッテカーの子どもかと思いきや、
フォレスト・ウィッテカー、デンゼル・ワシントン両名とも何の関係もないとのこと、
ややこしい。

そんな彼がこの映画のカギも握ってて、熱い演技してました。
デンゼル・ワシントンといえば、誰もが知る大物俳優。
今では、ちょっと頑張ればオスカーにノミネートされるのが当たり前になっているだけに、
彼が若い時、唯一飛んだり跳ねたりアクションしてた「リコシェ」って映画が
印象に残ってます。(たぶん題名合ってると思いますが……)
ちなみに、デンゼル・ワシントンはバスケットボールはセミプロ級の腕前だそうです。

話がそれてしまいましたが、次は「ラビット・ホール」
交通事故で1人息子を失った、夫婦の喪失感を繊細に描いています。
1つの現実に対して、夫婦でこれほどまでに捉え方、向き合い方が違うものなのか……。
「ダーク・ナイト」で顔が半分溶けちゃったアーロン・エッカートと
ニコール・キッドマンが、悲劇と葛藤しながら前向きに生きようとする夫婦を
見事に演じています。
映画全体の空気感がジメジメしてないから、余計にリアルに感じる。
監督の腕前がキラリと光る作品です。

以上が2012年中旬、おしい映画ラインナップですが、
ついでにもう1つ触れて置きたい作品「ウィンターズ・ボーン」

前評判が高かっただけに期待して観たのですが、
私的にはあまりオモシロイとは思えませんでした。
ところが、出演者の中にシェリル・リーの名前が!!
シェリル・リーといえば、「ツイン・ピークス」で
世界一美しい死体と称えられたあのお方。
残念ながらローラー・ポーマー役で一世を風靡したあの頃の面影はなく、
しっかりオバチャンになっていました。
あれから20年以上も経ってるから当然といえば当然ですが……。

ちなみに、最近の映画で美しいと思えた死体は、
(美しい死体というのも変な話しですが…)
「悪魔を見た」の小川でコロンと発見されたのが、キレイでした。

このままだと、変な終わり方になってしまいそうなので、お口直しに。
「永遠の僕たち」っていう作品で、あのデニス・ホッパーの息子が主演をやってます。
デニス・ホッパーといえば、「イージー・ライダー」と
「ブルー・ベルベット」が私のお気に入り。
「スピード」で知っている人の方が多いかもしれませんが……。
デニス・ホッパーがあんなクレイジー俳優になる前は、
ジェームス・ディーンの弟と呼ばれていたことだけあって、
息子さんも神経質そうなキレイな男の子でした。
ただハリウッドでこのままキレイだけで終わるハズはありません、
親父のDNAがいつ炸裂するか、これからの彼にご期待ください。

 


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