ポカリスエットのCMが好き

こんにちは。新入社員のするめです。
今日は、
「最近、ポカリスエットCMがかっこいい!!!」
と衝撃を受けたので、まだデザイナーとして新米な私なりに、
どこが素晴らしいのか語りたいと思います。

まず、私が衝撃を受けた最新のポカリCMがこちら。

コンセプト:
ひとりで下校しているヒロインの中島セナさん。
友だちのことを考えながらふと振り返り、走り出す。
小さな決意をもって。
自分らしく進むのは大変だけど、きっと楽しい。
いっしょに走る仲間がいれば、もっと勇気が湧いてくる。
手をのばそうよ。届くから。

とても美しいですよね。更に驚いたのですが、なんとこの「動く床」はCGではありません!全長85Mの巨大なセットで実施され、カメラマンがセットの中を走りながら撮影しています。

 

下の動画はメイキングになります。撮影も大人たちが汗を流して撮影している、青春を過ごしているのが伝わってきます。

 

私はこのCMを見た時に、青春のきらめき、パワー、込み上げて来る懐かしさを感じました。私たち輝いていたなあ、と。

青く淡い色使い、舞い散る紙吹雪、うねる廊下が、主人公(私たち)が青春という短くて美しい時間を全力で駆け抜けていく描写のように思えます。

道がうねる、紙吹雪が舞うというという非日常が、いつも見ている廊下で巻き起こることでこれを見た学生の方は廊下を歩きながらポカリのCMを思い出すのかもしれませんね。
また、全体の雰囲気がきらきらと輝くようにデザインされているので、「君たちはまぶしい時間を過ごしている。」と言われているようにも思えました。
ポカリスエットは青春の汗を応援します、というメッセージを学生の目線に立って見事に美しく伝えているCMだと思います。

先日教わったことですが、ティーン(10代)は「共感」のできるコマーシャルを好む傾向があるようです。
このポカリCMは舞台が学校、青春の輝き、主人公が普通の女の子 ということからも、自分と重ね合わせて「共感」を呼ぶのだと思います。

 

完全版も気になったので見てみると、ストーリー仕立てになっており
主人公が小さい勇気を出す話でした。
簡潔にお話しすると、

主人公は転校生で、話しかけてくれた同級生と友達になる。しかし日が経つにつれ次第に疎遠になる。以前とは違い一人で帰る主人公。はっとして、そこから友達の元に走っていく。
「一緒に帰ろう。」二人は再び親しい友達同士になる。

最初は、「え、これだけの話?」なんて思いました。こんなに大きなセットを用意して、美しい映像なのに 好きな男子に勇気を持って告白をするとか、引っ越してしまう友達に最後のお別れを言うとかではなく、
一緒に帰ろう、と伝える程度の勇気の話なのです。

私が思うに、おそらくここでも「共感」がベースになっています。誰でも経験したことがある小さな勇気。思い返してみると私もこんな経験があったし、当時はとても勇気を出して友達に伝えました。
学生ならば、新学期が始まって数ヶ月のこの時期に、ついこの間勇気を出して一緒に帰ろうと伝えた、という人も居ると思います。「共感」としてはかなり強力です。

更にキャッチコピーが「手を伸ばそうよ。届くから。」
まだ勇気を出せていない人を応援しているようにも思えます。
ポカリを買って勇気を貰おう。あのCMみたいに小さな勇気を出して頑張っていこう。と思えるのではないでしょうか。

 

他にも素晴らしいCMがいっぱいなポカリCM。全て青色で綺麗ですね!
興味があったら、他のもぜひ見てください。以上するめでした。


カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントは停止中です。