「○○ロス」

先日、通勤に使っている車(FITハイブリッド)の走行距離が150,000kmを超えました!

毎日片道32kmを行ったり来たりで約7年。整備をキチンとやってるってのもありますが、さすが日本車ですね、150,000km程度じゃ全然壊れるような気配はないです。
しかも、ほとんど一人でしか乗ってないので運転席以外は結構キレイ。
ローンも終わってるし壊れるまで乗るつもりですが、一体あと何年乗ることになるのだろう?

 

さて、少し前のことになりますが、NHK連続テレビ小説「エール」が終わりました。

僕はあまり“○○ロス”になることはないのですが、今ちょっと「エールロス」です。

朝の放送はちょうど出勤中で運転中。この車のナビは走行時は画面が写りませんが(お昼の再放送見たり、後で録画見てます)、生まれて初めて朝ドラを全話完走しました。

新型コロナの影響で途中撮影がストップし、しばらく再放送を余儀なくされ、話数も短くなり、さらに小山田先生役の志村けんさんも亡くなるという数々の苦難もありましたが、ストーリー、演出、構成、キャラクター、主題歌などどれも僕の好みに合っていてとても良かったです。(あ、ナレーションの声優 津田健次郎さんにもとても楽しませてもらいました)

中でも感心したのが主演の窪田正孝さんの演技力でした。

走行中は画面が見えないのでもちろん音声だけの世界。
以前から帰宅中などたまにドラマを聞くことがありましたが、この“音声だけでドラマを見る(聞くと)”と俳優さんの演技力がよくわかります。
ヘタな人はホント酷いです…。すぐわかります(笑)
(1度音声だけでドラマ聞いてみてください。いろいろわかって面白いですよ)

しかし、窪田正孝さんはスゴかったです。特に何気ないちょっとしたセリフがとても自然で「台本読んでます感」が全く感じられなかったです。役者さんってどっかでちょっと過剰に演技してしまうのですが、窪田さんの“演技を感じさせない演技”には驚かされました。今後もさらに注目ですね!

ただ、多少演技が過剰な方が面白いこともあります。作家の菊田一夫がモデルの池田二郎を演じた北村有起哉さんは良い味出してました。お気に入りキャラクターの一人です。

 

このドラマのテーマは「音楽」でした。

僕はデザインの仕事をしていますが、大人になって「やっときゃ良かったな~」と思うことに「音楽」があります。(「関ジャム 完全燃SHOW」という番組を見る度に特に思います)
小学校低学年の頃にオルガン、エレクトーンを習いに行っていたので、そのまま続けていれば…なのですが、楽器がひけたり、メロディーを作ることができるってステキだなとよく思います。YouTubeで素人さんが歌ったり楽器を弾いたりしてるの見てると羨ましいです。
デザインや絵も人に感動を与えたりできますが、「音楽」ってなにかもっと違うところから入ってくるような特別な何かを感じます。
そんな「音楽」を題材にしていたこともあり、このドラマは僕にいつもとは違う新しい刺激を与えてくれたと思っています。

また、新型コロナに影響を受けた本ドラマでしたが、逆にこのコロナ渦だったからこそ、視聴者に「エール」を送る事ができたのではないでしょうか。

思い出に残るドラマの1本になりました。

もちろん、新しく始まった「おちょやん」も見ています(聞いています)よ。

普段は海外ドラマばかりであまり日本のドラマは見ないのですが、朝ドラはこれからもチェックしていこうかなと思います。

 


カテゴリー: ふーふーさん, 日記 パーマリンク

コメントは停止中です。