こんにちは。けだまです。
先月のゴールデンウィークにですが、前々から行きたいと思っていた、広島の宮島へ旅行に行ってきました。
宮島は、「松島」「天橋立」と並ぶ日本三景の1つとして有名です。また、厳島神社は海上に立つ朱塗りの大鳥居や、寝殿造りの様式を取り入れた建物群と背後の自然とが一体になった景観が美しく、1996年に世界文化遺産に登録されています。
宮島へは、岡山から新幹線で1時間、その後市電に乗り換えて1時間強、さらにそこからフェリーに乗船して行くことができます。
フェリーに乗ってしばらくすると、だんだんと大鳥居が見えてきました。
海側から見ると宮島の山々の形が、お釈迦様の横顔に見えるとのことで、確かにその通りでした!自然にできた山なのに、見事に横顔の形になっています。
そうこうしているうちに、宮島に到着。ゴールデンウィークということもあり、観光客でいっぱいでした。そして鹿もたくさんいます。
どの鹿も人間慣れしていて、堂々たる貫禄を放っています。中には観光客の持っている紙袋を奪おうとしている鹿もいたり…
ただし宮島の鹿に餌付けすることは禁止されていますので、食べ物をあげないように、また食べているものを奪われないように気を付けてください。
その後、大鳥居に向かって海沿いを歩いていると「ろかい舟」の案内を発見。せっかく来たので乗ってみることにしました。
手漕ぎ舟に揺られていると、あっという間に大鳥居の近くに!
乗船中、厳島神社の歴史やまめ知識を船頭さんが紹介してくださったのですが、なんでも大鳥居の扁額の文字が神社側と海側は違うとのことで、海側には「嚴嶋神社」、神社側には「伊都岐島神社」と書かれています。
厳島神社は、古来「神を斎きまつる島」との意味があって「伊都岐(いつき)島」と称されていましたが、平清盛が「嚴嶋」という名前を付けたと言われているそうです。とても勉強になりました…
そして、いよいよ厳島神社へ!
昇殿するまでにも長い行列ができていていましたが、大鳥居の撮影スポットにも、写真を撮る為の長い行列ができていました。さすがゴールデンウィークです。
私が参拝した時は、潮が引いている時間帯だったため、地面や建物の土台が見えます。干潮時と満潮時では雰囲気ががらりと変わるため、その時々の風情を楽しむことができます。
こちらは「高舞台」という雅楽が舞われる舞台で、国宝に登録されています。
こちらは「能舞台」で、国の重要文化財に指定されています。
他にも国宝や重要文化財がたくさんありましたが、写真を撮りきれませんでした。次に来る時は、人の少ない時期にゆっくり参拝したいです。
その後は、御朱印をいただいたり、おみくじを引いたりしながら参拝を満喫しました。今回はじめて中に入りましたが、美しい朱色や、寝殿造りの優雅な雰囲気が素敵な神社でした。
一日中を宮島を満喫した今回の旅行。風景も美しく、食べ物もおいしい宮島をとても好きになりました。
海の幸を楽しみたい方や、旅行をお考えの方はぜひ宮島へ!一日で十分満喫できるところも良いですよ。