2014年中旬、勝手に映画ランキング     その2

ベスト3に入らなかったけど、オシイ作品。

次にご紹介するのは、これも話題になった「ゼロ・グラビティ」です。
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公開まぢかの情報で、

宇宙っていう設定とサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーと聞いて、

ダメだこりゃ…と思ってましたが、オスカーやらなんやらで話題になり、

自分の先見性の無さを改めて実感。

で結局、これまで見たことがないハイクオリティーな宇宙空間の映像に、

アバター級の衝撃を受けたのでした。

宇宙のことは良く分からないけど、

音の無いバニックシーンなど宇宙ではきっとそうなんだろうな~と思わせる、

ウソでも説得力のある映像でした。

ひとり生き残ったサンドラ・ブロックが、

犬の遠吠えを真似するシーンが切なくて良かったですね~。
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予定の任務を終えて、みんな仲良く帰還するハズが、

ロシアのせいで大惨事発生。

そして、最後の最後に地球に生還するカギを握るのが中国の宇宙基地。

ロシアと中国、ウィットに富んだ展開も皮肉が効いてて良かった。

ジョージ・クルーニーだけに、じょーじ励まし続けた彼は、

この映画で高感度がアップしたことでしょう。役得ってヤツですね。
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最後のオシイ作品は、

ペネロペ・クルスが学生時代からオバサンまでを演じた

「ある愛へと続く旅」です。
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年齢的に厳しいシーンもありましたが、

私の場合、「グリース」で女子高生を演じたオリビア・ニュートンジョンで

しっかり免疫ができているため、普通の人より許容量が広くなっているのでしょう。

あまり抵抗なく、スルーして観ることができました。
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ペネロペはサラエボに留学し、アメリカ人のカメラマンと出会います。

2人は出会ってすぐに恋に落ち、結婚。

ローマでラブラブの新婚生活を送ります。

ここまでは順調ですが、当然のことながらここから先は激動の展開へと……

そうこなけりゃ映画にする意味が無いですからね。
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2人の間には、残念ながら子どもができません。

そして、2人で思い出の地サラエボへ。

すると、民族紛争がくすぶりはじめる。

でも、サラエボには仲間がいるから心配。

子どもができないなら代理母の選択もありかも。

そうこうしてる間に、ボスニア・ヘルツェビゴナ紛争が勃発。

カメラマンだから戦況を撮影して、世界へこの惨状を……

ヤバすぎるので、サラエバから脱出を試みる。

戦渦のもと2人は離れ離れになってしまう……。

それから16年の月日が過ぎ、

ペネロペは当時の友人に会うため、子どもと一緒に再びサラエボへ。

16年ぶりに訪れたサラエボで待っていたものは……

ざっとこんな展開です。
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ペネロペの恋人役でエミール・ハーシュも頑張ってましたね~。

ショーン・ペンが監督した「イントゥ・ザ・ワイルド」でチャンスを与えられ、

見事な演技で期待に応え高い評価を獲得したものの、

「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が監督した

「スピード・レーサー(マッハGoGoGo)」でケチをつけられ、

遠回りな役者人生を送ったんじゃないのだろうか(勝手な想像)。

反戦映画にもいろんなタイプがありますか、

ひと組の男女の人生を通して、戦争の悲劇を深~く描いた作品でした。

さて、次回からいよいよ本題、ベスト3の発表です。

 


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